皆さまこんばんは。
いつもは写真を添えた道内貨物の動きを中心に日記を書いていますが、きょうは表題のニュースが各社から一斉に出ましたので、貨物についても大きな影響が出ることから、採り上げることにします
ちなみに参考にした記事は次の通りです
・北海道新幹線並行在来線問題、長万部町は「旅客廃止」の意向 (マイナビニュース)
・旅客廃止やむなしも、貨物輸送は鉄道が不可欠…北海道長万部町が北海道新幹線の並行在来線に言及 (Yahooニュース)
・長万部町、在来線「旅客廃止」を議論 広報誌で町民合意促進 利用少なく負担多額 (北海道新聞)
・鉄道貨物230万トンどこへ、北海道に迫る物流危機 (日本経済新聞)
現在道内の3セクは、道南いさりび鉄道の、木古内-五稜郭のみで、函館-長万部-小樽-札幌の函館本線は、JRが経営しています。上記区間には、函館-長万部間のみ貨物列車が運転されていて、長万部以北は函館線を通らず、室蘭・千歳線経由で東室蘭-沼ノ端-札幌貨物ターミナルの経路を走行しています
さて、今回の記事は長万部町にとって、旅客を維持するための3セクへの出資には町として消極的だということに尽きます。
長万部町の調査によれば、長万部町を通過する貨物は1日約48本、輸送量は1列車あたり最大650トンと説明されていて、長万部以北の函館線に関しては鉄路として残す意義は薄いものの、長万部以南の函館線を廃止して貨物を他の輸送手段に転換することは不可能だろうという見立てのようです
記事内に例えで青い森鉄道のケースが出て、相次ぐ寝台列車の廃止で旅客収入が激減した同鉄道では、国と掛け合って、意地のための貨物使用料の値上げ(実質的に国が負担)に成功したとのこと
これを参考にすれば、おそらく長万部町としては貨物鉄道として存続することに異議を唱えるものではないが、町としての自己負担が発生するとすればバス転換における費用負担以外はゴメン、ということのようです
さてさて、JR北海道が維持する可能性がある区間があるとすれば、函館-新函館北斗、余市または小樽-札幌くらいだと思われ、貨物の走行する路線をどういう枠組みで維持して行くことになるのか、見ものです
場合により、JR貨物が買い取り、貨物の第一種営業区間になる可能性もあるかも知れません。その場合、線路維持費に国から更なる補助金がなければ、実質的には不可能と思われます
ここから生地とは離れますが、藤城線や砂原線は貨物にとって勾配対策として維持が不可欠ですが、仁山経由や大沼公園経由は必ずしも必要はなく、3セク化時に単線化されて、藤代線を上り貨物(下り勾配)が走るようになる可能性もあるかも知れません
新幹線の延伸開通は10年後になりますので、今後早いうちに決定しなければならないかと思われます
どうなって行くのか、見守りたいと思っています
写真は、藤城線区間を行く、下り貨物です

DF200-54+コキ 2051レ
2015-03-01撮影この区間、現在は下り列車しか通過しませんが、将来は上り列車も通過することになるのでしょうか?
因みにかつて仁山経由で線路障害が起きた時、藤城線に上り特急北斗が運転された実績があります。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2021/08/30(月) 19:14:00|
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皆さまこんにちは。
遅きに失した感はありますが、北海道にも緊急事態宣言が再び適用されることになり、今後は生活においても大きな影響が出ることになります。鉄観察そのものも、密になることを避けて行う必要があり、きょうは同業者が誰もいない場所を選んで朝練してきました
昨日全検出場したDF200-8が、きょう所属区の五稜郭へ回送されるはずです
ということで、誰もいないここにやって来ました

片桐作場踏切 2021-08-27(以下同じため省略します)
通称バクチ踏切です(対向列車と被りやすいので、こう呼んでいます)。
狙い通り同業者はゼロ。いつ廃止になってもおかしくないと思われる踏切ですが、踏切名を表示するボードが更新されていました。まだ当分は安泰でしょうか

誰も渡らない踏切の脇には、もうススキが生い茂っています
で、ここで3084レを待ち受けると、タイミング悪いと対向の特急すずらん3号と被ってしまうのですが、きょうは…

先に点灯したのは、特急電車の接近を知らせる矢印でした。ということは、被りは回避 きょうもバクチに勝ちました!
で、3084レ

ススキの穂をかき分けるようにやって来たのは、期待に違わずクマ重でした

DF200-121(サインレスブロックマ)+DF200-8(赤スカサインレスブロックマ)+コキ 3084レ
先頭は、道内残留の中でラストナンバーの121号機です。
近隣の番号ですと、120号機も122号機も123号機もすべて200番台に改造されて愛知区に転出しています。
飛び番号で107号機が200番台に改造転出したりと、転属タネ車の選定基準は、外部からはよくわかりません

3084レ
100番台の中では比較的最近全検を受けた121号機はさほど汚れてはいませんが、さすがに次位の8号機の方が輝いています
次位機

DF200-8(赤スカサインレスブロックマ)[五]
ピッカピカの8号機、オデコが目立ちますね。
バックショット

DF200-121+DF200-8
フルノッチで排煙を噴き上げて勾配を登って行きます
8号機も遂にブロックプレートになってしまいました。残るは12号機だけです。

また、入場時側面にあったJRFのサインも消されて出場しています
いやあ、巨大なクマが2両、山中に咆哮が聞こえます
以後、余計な説明は要りませんね



最後尾

3084レ
見送りました。
その後札タの観察を行いました。
・苗穂入場クマはありませんでした
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2021/08/27(金) 16:57:28|
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皆さまこんばんは。
北海道も非常事態宣言への切り替えが決まりました。
鉄活動に関しては、3蜜にならない限り、撮影に問題はないと思われます
さて、きょうの朝練から。
・苗穂入場クマはありませんでした
・3056レの福通4連直後のコキに、バイオマスタンクが2個積載されていました
苫小牧貨物取り卸しと思われます
朝練はこれで終わり、出勤しました。
そしてきょうの昼練は正午過ぎに行いました
・DF119の牽引する2075レが時変なしの定時で出て行きましたが、乳タンはありませんでした
その直後の写真です

DF200-55(サインレスブロックマ)+コキ 2050レ 操1番線 2021-08-26(以下特記以外同じです)
特に編成に異変はありませんが、札タ構内に微妙な起伏があることが見て取れます
これは泥炭地なのと、冬季の凍上と融解を繰り返すうちに地面に変状が起こるためで、札タでも定期的に砂利入れなどの保線作業を行っていますが、それでも月寒川の橋梁部分と土工面での違いもあり、なかなか水平には行きません。以前こちらで働いていた方に、手ブレーキをかけないで貨車を置くと、転流すると伺ったことがあります
司令所前を見ると…

HD300-501[苗]
ちょっと期待した新鶴見区の7号機ではなく、きょうは501号機でした。
502号機は全検に入っているそうです
そして目の前を見ると…

DF200-8[五] 回転一区
おっと、入場していたDF8号機の全検が上がったようで、回転一区に留置されています!
さすがに綺麗になっていますね。
車体左半分です

アンカーとして、構内専用の黄ホキに連結されているのは、いつも通りです。
こいつもブロックマになってしまいましたので、現在道内で運用されているDF200で切り抜き文字で残るのは、12号機のみとなりました。愛知区のDF200は、200番台への改番の際にすべてブロックマとなっていますので、切り抜き文字は最後の一両です
車体右半分です

どこからどこまでも綺麗になり、新車とみまごうばかりの状態です。
まるで鉄道模型のようですね。
全体像です

DF200-8(赤スカサインレスブロックマ)[五] 回転一区
美しい全体像ですけれど、あれ?…どこか違う。
同じ8号機が昨年12月、小改修と思われる短期入場から出場した時の同じ場所の写真がありますので、比べてみましょう

DF200-8(赤スカ)[五]
2020-12-09撮影ひとつ上の写真とどこか違いますね
…そうです、架線柱の位置が違います、というよりも、DF200の留置位置が違います
少し機関区側へズレました。
で、2013年に撮影した黄ホキの写真がこちらです。

黄ホキ
2013-02-04撮影地面から立っている青い「-7-」の標識の背後に黄ホキがあるのがわかります
で、きょうの写真

黄ホキの位置が、明らかにズレています!
きっと、最近使われて、依然と少し違う位置にズレたのでしょう。
ところできょう出場した8号機、走行装置のZリンクのカシメが悪くて、数年前3055レを牽引中に室蘭線北入江信号場付近で脱線事故を起こし、長時間旅客を含め室蘭線が不通になったことがあります(その直前に道北から運用中に回送されて五機へ戻されていますから、その時の修理に何かあったのではないかと予測しています)
8号機の脱線事故時点で、愛知区では道内から転出したDF200-200番台がDD51を置き換えて運用開始しようとしていましたが、この事故を受けて運用開始が1年くらい延期になりました。
その結果、
・愛知区のDD51が生き延びたり、その結果
・道内から転出して休車となっていたDD51が愛知区での運用を開始したり、
・西日本豪雨で山陽線が長期不通となった時、稼働中のDD51が確保できたため山陰・伯備線経由の迂回貨物を愛知区のDD51が牽引したり
などというミラクルが起こりました。
偉大なDF8号機というべきか、大迷惑な奴と考えるかは難しいところですが、貨物ファンとしては、大いに貢献してくれたと思います
おまけですが、今月前線が停滞して広く日本列島を覆い、各地に線状降水帯が発生し、中央西線は現在も不通になっています。四日市の塩浜で精製した石油を消費地の信州に運ばねばならなくなり、東海道線に迂回貨物が3本(返空は2本)運転されたようです。全国が鉄路で繋がっている強みですね
DF200の後継機関車も遠からず登場するようですし、8号機の全検はおそらく今回が最後になるかと思われます。最後まで活躍してもらいたいですね
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2021/08/26(木) 19:28:00|
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皆さまこんばんは。
いよいよ新型コロナウィルスは猛威をふるい、手が付けられなくなっているところです
はっきりしていることは、ワクチンをしっかりと打っていれば重症化することはまずないということです
さて、きょうは早朝3066レの到着を札タで待ち受けて来ました
到着した3055レの機関車が機待線に引き上げられています。クマ重ですね。

札幌貨物ターミナル機待線 2021-08-20(以下同じため省略します)
奥側が本線牽引機で、手前が回送されてきた機関車です
ステップに誘導の方が乗っているということは、無火回送ということです

DF200-54(セミサインレスブロックマ) 機待線
入場は54号機です。最近入場したばかりだと思ったら、1月に岩見沢で発生した踏切事故の修理で、2月初めから3月いっぱい苗穂へ入場していました。この時片側のJRFサインのみ消されるという特異な姿になっています
きょうはこちらの山側がサインレスで、反対側のサイドにはJRFサインが残されています
苗穂への臨試に備えて着発線へ向けて推進で発車します

DF200-54(セミサインレスブロックマ)+DF200-5(赤スカサインレスブロックマ) 機待線
運転士は、後部の5号機に乗務しており、誘導さんの無線を合図に操縦します。以前なら手旗でした

DF200-54
54号機の全検標記は「28-3」で、その後2020年6月から8月にかけて特検を受けていますので、その後の事故修理臨時入場を別にしても今回は定期検査ではなさそうです
車輪の厚みをチェックしますが、車輪工事には微妙な厚さでしょう
連結部

DF200-5+Df200-54
今回赤スカが本線牽引して来ました
54号機に回送の白票が入っているのがわかります。運用都合回送ではありません
バックショット

DF200-54+Df200-5

臨試準備のために推進運転で構内移動です
月寒川ポイントで確認です

第二着発線に到着した54号機は3055レを牽引して来た5号機と切り離され、今度は苗穂への臨試9196レの牽引機をしならく待つことになります
ここで朝練を終わりました。
そして正午過ぎの札タ観察です。

右: DF200-5(赤スカサイレスブロックマ)+コキ 2075レ 操2番線
左: DF200-102(ブロックマ)+コキ 2050レ 操1番線
朝3055レを牽引して札タに到着した5号機は、根室線貨物を牽いていざ発車して行きます
きょうは牛乳タンクの積載はありませんでした。
道内の小中学校は既に2学期が始まっていますが、牛乳消費地の本州にある小中学校はまだ給食のない夏休みだからなのかも知れないですね
で、左の2050レの編成を月寒川ポイントに移動して確認しますと…

2050レ
あれま! 目立つコンテナがありますね。
アップにして確認しますと

久々に見る白パロマコンテナですね。今朝の3055レに積載されて、名古屋タから到着し、折り返しこの2050レで東室蘭操まで行くところです
で、引いてみると…

月寒川の中が随分と賑やかです。
川の流れを仕切って水流を変え、土木工事をしています!
何をしているのか、工事標識がありました

なんと月寒川の川幅を拡幅する工事なのですね。
来年の雪解け頃までやるようです。
この辺は泥炭地で、明治の開拓以来度々洪水に泣かされて来た地域なので、抜本的な改良工事を行うのでしょう
以前月寒川に架かる道路橋、「月寒鉄南橋」が長期間通行止め担ったことがありましたが、この工事関連だったのですね
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2021/08/20(金) 21:53:25|
- 日記(道内)
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皆さまこんばんは。
先日新鶴見区の入換動車HD300-7が、札タで入換代走に就いているらしい姿を見かけましたが、実際に入換中の姿を見てみたいと、きょうも朝練に行きました
朝の札幌貨物ターミナル

HD300-7[新] 2021-08-18(以下同じため省略します)
いつも指令所前でたたずむHDですが、きょうは間違いなく一桁ナンバーの新鶴見区の7号機がいました!
この位置は初めて見ました。これは期待ができますね
着発線を確認しますと

左: DF200-119(サインレスブロックマ)+コキ 3056レ 操2番線
右: DF200-113(サインレスブロックマ)+コキ 3084レ 操4番線
3056レには、苫小牧貨物取り卸し位置にバイオマスタンクが一個積載されていました。
きっと夜中の下り(多分4061レ)で函館貨物から札タまで運ばれて来たのでしょう
・苗穂入場クマはいませんでした
この語出勤しました。
そして期待に胸を膨らませて昼練です。
まずは3097レの到着シーン

DF200-51(ブロックマ)+コキ 3097レ
ピンぼけで済みません、きょうは雨で油断していました

3097レ
おっと、函館貨物積載位置にバイオマスタンクが一個あります。
盆休みが明けて、バイオマスタンクも順調に再稼働しているみたいです。
そして、今度は入換動車による3097レコキ編成の押し込みです。
果たして朝見た7号機は出てくるでしょうか?

HD300-7[新]+コキ 3097レ編成押し込み 操3番線
やたっ! 本当に札タの入換仕業に就いておりますね。
予想していたとはいえ、これは嬉しい確認です。

しかも、いきないバイオマスタンクとのコラボが実現とは。
いつも新鶴見付近にいるHD300-7にとっては、この道内でしか見られないコンテナとの組み合わせは初めてに違いありません

アップで雄姿を。
バックショットも


コキがつながっているところが、入換稼働中の姿です。
タンコンがシルエットになって映っていますね。
そしてしばらくして、今度は94レのコキ編成を引き出して来ました

HD300-7[新]+コキ 94レ編成引き出し
最近まで14:30発には繰り上げ時変4060レが入ることが多かったのですが、所定の94レに戻ったようです
サイドビュー

区名札は、新鶴見区のままです。
こいつはなぜか無動力回送の時も、回送の白票をここに差すことはなく、このままの姿で北海道にやって来ました
バックショット

このまま94レを据え付けたHD300は、今度はコキ編成をそこへ置いて、白石通路線で折り返して、指令所方向へ帰って来ます
単機で戻って来ました

HD300-7
ちょうど空いていた操1番線を使って戻って来ました
入換表示は「Y1」→「22」
つまり、操1番線から、コンテナ22番線までの進路が構成されているということになります
そのまま操1番線を来るものと思っていたら、、、

やおら操1番線からコンテナ引き上げ線への渡り線に入りました!

札タ仕業に就いていきなり渡り線通過かい!
これはいいシーンを見られました。
目の前を通過です

進路表示の番線はそのままですから、経由がコンテナホームであっても、表示されないのですね
初めて知りました
バックショット

いつも見慣れている寒冷地仕様の500番台とは、桁数が違うのですぐに見分けがつきます

新道をくぐって…


HD300-7
指令所前に一旦停止しました。
ここで進路表示に「U」→「22」とあるのは、
コンテナ引き上げ線→コンテナ22番線へ開通しているということです。
きょうは新鶴見区の暖地型HD300が札タで入換仕業を代走しているところを堪能しました。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2021/08/18(水) 18:25:43|
- 日記(道内)
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皆さまこんにちは。
緊急事態宣言が北関東や東海の静岡などにも広がることになったようです。
まあ、五輪や緩い締め付けではこうなることはある程度予測されていたものと思われますが、自粛警察が頑張る余地があるとすれば、その辺の個人の行動を監視するよりも、堂々と闇営業している店舗を告発することでしょうね
さて、7月30日に3055レの次位無動力回送で札タまで、9196レに継走され苗穂に入所した新鶴見HD300-7、8月10日に9197レで苗穂から札機へ送られたあと鳴りを潜めていました。何のためにやって来たのか不明です
さて、きょうの朝練から
・3084レ、3056レは昨日は盆休みの続きでしたが、きょうからは運転再開福通4連もありました
・苗穂入場クマはいませんでした
・いつもは指令所前にいるHD300入換動車は見当たりませんでした
そして昼練にも行きました。時刻は14時頃です
・94レのスジ(札タ14:30発)の貨物はDF113+コキで動いていました
・北旭川行き1085レは運休でした
そして指令所前を見ると…

札幌貨物ターミナル構内 2021-08-17(以下同じため省略します)
2両の入動HD300が休んでいます
右側のコンテナホームの前にいる入動は…

HD300-501[苗]
寒冷地型HD300のトップナンバーとして2014年度に新製配置された機関車です
そしてその隣にいるのが…

HD300-7[新]
あの、新鶴見区からやって来た謎の機関車でした。
ここに単独でいるということは、札タの入換仕業に代走で入っているということだと思います
その理由を推定してみましょう。
苗穂所属の501~503号機の全検は2022年度になりますのでちと早いですね。しかも、暖地型の7号機には防風板はおそらく付けられないでしょうし、ラジエータ液も暖地型のものが入っているはず(でないと、某 1125・1129号機みたいになる)。従って代走は冬期間には及ばないものと思料します
苗穂で最初の型式の全検なので、余裕を見て早期入場するのかも知れません。特に501~503はほぼ同時に配置されましたので、全検時期をずらすという意味もある可能性もあります。通常の機関車なら転配属させて検査時期を分散させるのですが、寒冷地型の500番台は苗穂にしか配置されていないからかも知れません
果たしてその通りなのか、7号機が新鶴見に帰る時期と、501号機が苗穂に長期入場するかで推定できると思われます
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2021/08/17(火) 18:15:37|
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皆さまこんばんは。
お盆期間で貨物が減っていますが、今年はそれなりに動いているようで、HPで公表されている3053レ/3054レ の他にも毎日数本は動いているようです。本日の2051レはブロ友ちょいハゲさまの観察によれば福山レールエクスプレスもどきの福通長尺のみフルコンだったようで、見たかったです
そういう小生は、LNG専貨になっているかも知れない2092レを狙いに、十勝へ出かけました
普段はゴトコン+LNGのところ、お盆のためにゴトコンが中止になれば、LNGのみになる訳です
稲士別駅の廃止になった近くの地点で待ち受けた2092レは…

DF200-12(赤スカ)+コキ 2092レ 根室線 札内ー幕別 2021-08-14(以下同じため省略)
あれ~!!
LNGがなく、ゴトコンばかりではないですか(苦笑)

まあ、牽引機が最後の切り抜きナンバーのクマというところに救われました
このポイントは、ブロ友フクちゃんさまが自衛隊臨時を以前撮影してくれたポイントなんです
バックショット

S字カーブに機関車が差し掛かります

ゴトコンがフルコンです、といってもコキ5車です。
帯広貨物でバカ停があるので、ぬまた踏切へ先回り

DF200-12+コキ 2092レ
排気を上げて加速して来ます

オロカで増結したみたいで、ゴトコンのコキが2車、それに空コキが2~3車ついていました
ところで今回旧士幌線の沿線になる、士幌町内の国道を走っていると見かけた、なんだか懐かしい景色

国道沿い 士幌町内
昭和時代に運転したことのある諸兄にとっては、見覚えありませんか

「CALTEX」の★型マークに、コウモリマークのスタンド。
当時いやというほど見かけた日石(日本石油、現在の
エネオス←日石三菱)のスタンドです。
まだ、大手だけでも昭和石油、シェル石油、大協石油、丸善石油、エッソ石油、共同石油、ゼネラル石油なんかも幅を利かせていたころです
いまでも看板の変わっていないのは、大手では出光石油くらいでしょうか。
車を降りて近づいてみると…

このスタンドの建物の上の小さい「日本石油」キャラクター文字も懐かしいですね
これこそ、道内安売り系スタンドの一つ「オカモト」の創業のスタンドらしいです
全体像

同社が保存的に残しているスタンドのようで、現役ではありません
ブロ友松本ナンバーさまは、もう一つの道内安売り系列の「モダ石油」会員になっています。
福井県在住なのに持っていて、実際に活用しているとはスゴいですね
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2021/08/14(土) 23:39:37|
- 日記(道内)
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皆さまこんばんは。
お盆で貨物の動きが低調になっています。
かつてはお盆期間の本州⇔道内貨物がすべて運休となっていた時期もありましたが、昨今のトラックドライバー不足、コロナに伴う航空減便の影響で貨物室にての輸送能力減少も手伝い、今年も数本動いています
まずは白石駅で、先日新鶴見区のHD300-7を撮影したその時の光景から。

函館・千歳線 白石駅
2021-08-10撮影ショベルカーが、白石駅の函館下り線北方に積まれた砂利の山へバケットで掬いに向かいます

一旦バックして、進行方向を変えて反転します

そして黄色いホッパ車の中にざーっと開けます。
昭和時代なら、河原までひかれた砂利取り線へ、貨車の背より一段高くなった土地から人夫が人海戦術で、シャベルで丸石の砂利を放り込んでいたものですが、現代は機械化されています
(ここまで8月10日撮影)
ここからはきょうの撮影です。
お盆休みでも数本の列車が動いているようですが、JR貨物のHPで公開されているのは、3053レと、対になる3054レです
本来の3054レは深夜帯に札タを発車するのですが、8月11日から15日までは日没前の18:20発に時刻変更されるとアナウンスされているので、取材に行って来ました
ちょうど、時変3054レ(9054レ)の牽引機が連結されるところでした

DF200-5(赤スカサインレスブロックマ)+コキ 時変3054レ 2021-08-12(以下同じため省略)
本来の3054レが何番線発なのか存じませんが、本日は第二着発線からの出発でした
手前の第一着発線に、線路閉鎖のサインが建てられていますから、先日の砂利を使った保線工事が日中行われているのかも知れません
編成内容は

Freight-Liner7連のほか、ダイニチ2連など、そこそこの編成美で、ほとんど長尺コンテナす
後ろのほうには

西濃のカンガルー便3連など、これもいいですね
沿線で撮影したくなるような編成でした。
その前に苗穂に所用があり、ちょうど札幌運転所行きの臨試時刻だったので冷やかしてみると

DE10 1742(原色)[旭]+マヤ35 臨試1192レ
なんとマヤを牽いた原色DEでした。



バックショット

なんだか、妻面がアニメのお顔のように見えます。
ファイターズの練習場がありますが、再来年本拠地が北広島のボールパークに移転しても、この練習場は使い続けるのでしょうか
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2021/08/12(木) 22:44:17|
- 日記(道内)
-
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| コメント:0
皆さまこんにちは。
お盆期間になり、貨物も動きがほとんどなくなりました。
月寒川では河川改修工事が始まり、月寒川橋梁にも近づけないように鉄パイプが組まれています
この河川改修工事は長期間に及ぶ見込みで、札タ観察は原則脚立ということになります
さて、先日3055レの機関車次位に連結されて北海道入りした新鶴見区の入換動車HD300-7、しばらく苗穂車両所に入っていましたが、きょう動きがありました
きょうは台風崩れの温帯低気圧の影響があり、千歳線は午後3時ころまで全面運休となっています。特急はもとより、普通電車や新千歳空港行きの快速電車も全面的に運休となっています
そんな中、苗穂ー白石の内側線(通常千歳線列車が使用)を列車がやって来るではありませんか

DF200-60(サインレスブロックマ)[五]+HD300-7[新] 臨試9197レ 白石 2021-08-10(以下同じため省略します)
おお、苗穂から新鶴見区のHDが出て来ました。
DD200は、愛知区所属機が長町常駐で石巻線で運用されたりしていますが、HD300の道内運用に道外所属機が運用されたことはありません
バックショット

60号機、盆休み中でも頑張ってますね

HD300-7[新]
HDの場合、道内仕様とさほど大きな違いはありませんが、こちらには冬季でも防風板はつきません

区名札が「新」なのは、東海道線のEF210やEF65PFなどでお馴染みですが、道内で見るとまた新鮮です
で、ATSチェック

「
SF」しかありません。ということは、ATS-DFがないので、単独での道内本線走行はできません。五稜郭構内での入換代走もできないということですね
発車しました

DF200-60+HD300-7 臨試9197レ
この凸凹コンビが、札タへ転線して行きました。
その後札タ構内まで追いかけましたが、回転一区には入らず、HD暖地型は札機収容になりました。
さあて、札タ構内入換代走に出てくるのでしょうか?
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2021/08/10(火) 14:50:46|
- 日記(道内)
-
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| コメント:0
皆さまこんにちは。
本日東京五輪2020の一環として、札幌市内中心部でマラソン競技が行われています。
交通規制もあり、生活への影響もありますが、栄えある五輪が札幌市内で開催されるのは、1972年の札幌冬季五輪以来になります。ただ、せっかく北海道にしたのに、湿度が違うとはいえ気温が首都圏と余り変わらない状況となっております
きょうは沿線へ朝練に出ました。
最初に撮影したのは、日本海縦貫線経由でやって来る3091レ。

DF200-117(サインレスブロックマ)+コキ 3091レ 2021-08-07(以下同じため省略します)
夏の朝陽を浴びで近づいて来ます

おっと、きょうはコキ2車が乳タンの個数が多そうです
バックショット

乳タン6個積載で、壮観ですねえ

次にやって来たのは2080レ。
道内貨物で、札タ発東室蘭操行きですが、曜日によっては輪西車両所まで継走されます

DF200-
62(サインレスブロックマ)+コキ 2080レ
※ブロ友さまからの指摘により、63号機ではなく62号機に訂正させていただきます
きょうは機次位にバイオマスタンクが載っていますね!
バックショット

そしてこの列車の醍醐味は、後尾にLNGコンテナが積載されていることです。


需要の少ない夏季は、個数が少ないのがちょっぴり残念です。
バックショット

次いでやって来るのは東北線からの3087レ。
この列車の特徴は、福通コンテナ4連と、後部のタンクコンテナです

DF200-115(サインレスブロックマ)+コキ 3087レ

福通4連は想定内ですが、少し離れてもう1個福通がありますね!
バックショット

福通4連

アディショナル1個
そして後尾のタンクコンテナ。

数年前まではこのタンクコンテナが先頭コキに積載されていて撮影すると絵になったものですが、後尾に変更されて少々残念です
ここまで牽引機はすべてサインレスブロックマで、これが現在の道内DFの主流ということになります
次は83レ。これも東北線貨物です。

DF200-3(赤スカサインレスブリオックマ)+コキ 83レ
やっとここで赤スカ登場です。

一連の早朝下りの中では一番地味でゴトコン中心の特徴の乏しい列車です
バックショット


次にやって来るのは東北線貨物の3055レで。回送車連結指定列車ですが、きょうは…

DF200-12(赤スカ)+DF200-110(ブロックマ)+コキ 3055レ
なんと、きょうはクマ重で、赤スカ先頭です。

赤スカ先頭だけでも嬉しいのに、最後の切り抜きkナンバークマの12号機です
おっと、煙が出て来ました

五稜郭時点で30分くらいの遅延を、ここまで数分の遅延に回復しました
爆煙で更に回復です

DF200-12+DF200-110
12号機、全検で切り抜き文字になるまで、まだしばらく走ってくれそうです
バックショット

DF200-12
次位機

DF200-110
札差しに白票の回送票が入っていますから、運用都合回送ではなく、苗穂入場の無動力回送ですね
この110号機、前回の全検標記が
「29-2苗穂車」ですから、これは特検とみて間違いないでしょう
出て来る時には、おでこのカウルが綺麗になっていることでしょう

クマ重は何度見ても、迫力があっていいですね
そしてきょうの白眉はここに!

「札幌通運」+「札幌通運」です。
最近は「LNJ」(ロジネットジャパン)の表記に変更が進みつつあり、ただでさえ札通表記は少なくなっているのに、これが2連も連なっています。多分この組み合わせを見るのはこれが最後かも知れません
最後尾

そして、3055レが遅延していましたので、直後にいつもの単機がやって来ます

DF200-61(サインレスブロックマ) 単5883レ
かなり光線が強くなって来ました。
振り返ると反対側には、既に石勝・根室線行き2073レが接近していました

DF200-121(サインレスブロックマ)+コキ 2073レ
一時は臨時列車になっていたこともあるくらいで、2073レは短編成のことが多いのですが、きょうは長めです
そして次の瞬間…

左: 単5883レ DF200-61、 右: 2073レ DF200-121+コキ
両者が交差しました!
きょうは前走の3055レが遅延していましたので、いつもの離合ポイントから少しずれています

クマが本線上で並ぶのも、左の61号機が単機だからこそですね!
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2021/08/07(土) 13:19:06|
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