皆さまこんにちは。
非常事態宣言が残っていた北海道を含む都道県でも今週解除され、道内での人出が活発になりつつありますが、既に全国レベルで新型コロナウィルスの第二次流行が始まっており、解除宣言は経済を優先させた非常に甘いものであると思わざるを得ません
道内でも休業要請を6月1日から解除する可能性があると報道されていますが、これは経済優先の拙速と判断しており、小生は引き続き自己判断で自粛期間を継続することとし、当分クラスターを発生させる可能性のある事前予告となるようなみたままはせず、ブログ上では事後報告とさせていただきます。なにとぞご了承ください
前回の記事更新後の自粛期間中の動きとしては、室蘭のJX製油所跡地に建設されたバイオマス発電所が試験運転期間を終了し、今月から本格稼働が始まっています
その燃料であるPKS(ヤシ殻)は紺色も鮮やかなタンクコンテナで輸送されており、今月に入り以前にも増してしばしば見かけるようになりました。その一つが2081レであり、仕事帰りに札タ到着シーンを狙ってみました

HD300-503 札幌貨物ターミナル
2020-05-25撮影まずは入動が2081レを迎え入れるため、コンテナ引上線→操1番線の裏ルートを通って白石方へ移動して待機します
2081レが操2番線に到着します

DF200-109(ブロックマ)+コキ 2081レ 操2番線
2020-05-25撮影編成中にはLNGコンテナが積載されています
そしてこれ。

UT18A-5038
2020-05-25撮影LNGの後方、ゴトコンを挟んで1個積載されています。
日没後の到着ですが、それでも塗装が鮮やかなのは確認出来ました。
さて、今度の話題は5月28日、その3日前に謎の入場をしたDF114号機が出場しました(入場シーンは前回事後報告しました)。

DF200-114(サインレスブロックマ) 札タ回転一区
2020-05-28撮影前回の全検から2年程度しか経っておらず、全検や特検ではないことは明白です

前面をアップにしてみましたが、やはり外見も綺麗にされたところはありません
右半分です

DF200-114
見える範囲で綺麗になっているところはありません
台車のアップ

タイヤ厚もさほど減っていませんでしたので、やはり車輪工事も行われていません。
モーターのケースがやや綺麗かなとは思いますが、3月に入場した110号機みたいに明らかに新品になっているという風でもありません。この114号機は大分前、室蘭線の八雲で豪雨で路盤が流された現場に突っ込み、脱線して緊急停止したことがありました
その後復旧していますが、その時の影響で残っているのかどうか、不明です
床下機器箱ですが

DF200-114
この箱だけ少し綺麗に見えますが、今回いじったのがここなのか、あるいは車体内部なのかよくわかりません
おでこもチェック

DF200-114
特検だと、おでこのカウリングも綺麗になっているのですが、今回はそのままです
結局入場理由はわからず仕舞いでした。
その翌日5月29日、3056レで回送されました
新札幌のアークシティーホテルの時計塔が撤去されたというので、それを絡めて出勤途中に撮影しました
バクチ踏切は札幌市ではないので、依然撮影自粛しております。

DF200-110(ブロックマ)+DF200-114(サインレスブロックマ)+コキ 3056レ
2020-05-29撮影右側の背の高いホテルはパレスホテルやシェラトンなどと名前を変え、現在はホテルエミシアとなっておりますが、左端の駅ビルの白い建物がアークシティーホテルで、時計塔がありません!
千歳線の路線変更に伴って新しく駅を造った新札幌地区ですが、既に周辺の市営住宅も含め、建て替えの時期に来ているようです
赤熊DF200が無動のクマを苗穂から所属区の五稜郭まで送り出すクマ送り、アイヌのクマ送り伝統行事「イヨマンテ」を連想させます
ところで今春白老に開設するはずだったアイヌを紹介する施設ウポポイは、新型コロナウィルス流行に伴って延期されていますが、苫小牧に本店のある、菓子舗三星(みつぼし)では、銘菓「イヨマンテ」を発売中です

実際に購入してみました。

ホワイトチョコとバターとハスカップを、クッキーで挟んだこのお菓子、ちょっと酸味があって、かつコクもあってなかなかいけます
説明によれば、「イヨマンテとはイ(それを)・オマンテ(返す)という意味で、熊の魂を神の国へ送り返す、アイヌ民族のお祭りを指します」とのことです
実際には、クマ送りの行事として、1-2歳の子グマの魂を天に送る行事です
これに関連して、この写真をご覧ください

速達専用ポストでしょうか?
種明かしはサブブログの記事でどうぞ…
速達専用ポスト? ↓
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テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2020/05/30(土) 08:54:02|
- 日記(道内)
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| コメント:8
皆さま久しぶりの更新ですが、お元気ですか。
全国的に新型コロナ感染症流行に伴う非常事態宣言が発出されておりまして、本ブログもそれに協賛して更新を控えておりました。
更新停止の主とした理由は、ブログをご覧になった方の中に撮影に行きたくなる諸兄がおられて、そこで3密を形成してしまいコロナの蔓延に加担するようなことがあれば心外だからですが、賢明な読者さまにはそのようなことはないと信じております。
また、苫小牧市では仕事で出勤途中の札幌ナンバーに、コロナをばらまくな、というような印刷した紙を貼り付けるというような事案もありまして、“自粛警察”と無用のトラブルを避ける意味合いもあり、アップのみならず観察も極力控えめにしておりました。具体的なポリシーは次の通りで、・観察は原則自宅または勤務先から千歳線沿線のライブカメラで行うことにし、これに・自宅から直接線路が見えるところにお住いの沿線監視員によるみたままと、・本州から直接入るクマの動きについての連絡、それに・JR貨物の輸送情報サイトを駆使して行いました
この結果、・札幌市から一切出ることなく、・通勤途上や市内での出張の途上のみという最小限にして、ある程度の観察が出来ましたので、遅まきながら公開します。なお、観察の基準はあくまで小生個人に基づき、所属している組織・職能団体・同業者とは独立して判断しておりますのでご承知ください
5月13日(水)の観察 DFセブン入場
札幌貨物ターミナル
2020-05-13撮影この日は久しぶりに入場クマが見られました
牽引車

DF200-59(サインレスブロックマ)[五] 札タ構内
2020-05-13撮影連結面

DF200-59+DF200-7
2020-05-13撮影スカートのボロさでも、7号機だとすぐに解りました
入場車

DF200-7(赤スカ)[五]
2020-05-13撮影元祖ボロスカだった4号機の後を受け継いで、現在一番のボロスカの7号機です
入場理由ですが、前回の全検が平成23年10月なので、今回は全検で間違いないでしょう。
昨年11月にも苗穂入場しまして、すわその時は全検では!と慌てたものですが、結局軸箱と車輪工事を行って、2週間ばかりで出て来ています
1エンド側

DF200-7
2020-05-13撮影こちらのスカートの方が傷みがひどいですね。
そして極めつけはナンバー

こんなにボロボロに腐食してしまっています
一方でブロックマのナンバー付近は

車体に影響は出ていません。
車体に直に孔をあける切り抜き文字が、全検入場の度このようなブロックマに改造されていくのは、DD51や直流電機でも見られたはずですが、どうしてDF200は最初からブロックプレートで登場しなかったのでしょうね?
臨試全体像です

DF200-59+DF200-7 臨試9196レ
2020-05-13撮影こうやってこの日は苗穂に入場しました。
疫病対応のため、事後報告となりましたことをお詫びします。
因みに先に全検入場した9号機はこの時点で出場しておりません。
また、8号機は前回の全検取得が平成24年8月と、比較的遅いことと、例の脱線事故で証拠保全のためか、長期休車となっておりましたので、全検入場は大分先のことになるかと思われます
5月19日(火) HD300交検入場
DF200-1(赤スカ)+HD300-502 臨試9196レ
2020-05-19撮影この日はHD300の交検入場でした

HD300-502
2020-05-19撮影HD300はまだ色鮮やかですが、ナンバーにはもう錆が出始めています。
もしも切り抜き文字だったら、車体の腐食に繋がりかねませんね。
5月22日(金) JR北海道H100型気動車甲種回送H100系甲70+71で一気に12連を組んで、川崎重工から北旭川まで回送するとのことで日本海縦貫線を北上してきたものが、北海道に上陸しました
経路が室蘭線の追分経由で北旭川へ直行であったなら、札幌市外に出なければ撮影出来ないため観察をあきらめておりましたが、直前に本州方面から札幌市内を経由するという話を聞きまして、撮影することが出来ました(ありがとうございます)

甲71+72
2020-05-22撮影実はここに来る前某有名ポイントの横を通りかかったら、通過1時間前で既に同業者が2名いらっしゃいましたので、クラスターを避けるために山登り藪漕ぎして移動しました。もちろん独りで撮影です

DF200-112(サインレスブロックマ)+H100型12B 9171レ
2020-05-22撮影前回の甲種はもっと小さな単位でしたが、今回は堂々12連、コロナ騒動がなくて、現場通かがもしも明るい時間帯であったなら、ぜがひとも宇宙軒ポイントで狙いたかったところです
5月25日(月) DF114号機入場

DF200-8(赤スカ)+DF200-114(サインレスブロックマ) 臨試9196レ
2020-05-25撮影きょうもまた入場クマがあります。ライブカメラで入場車があることは確認していましたが、クマ番までは札タに来るまでわかりませんでした。確か現在入場している2両の次はしばらく全検クマはなかったはず…
牽引クマ

DF200-8
2020-05-25撮影言わずと知れたクマ八っつあんです。
そして入場するクマは

DF200-114(サインレスブロックマ)[五]
2020-05-25撮影あれえ、114号機は前回の全検が僅か2年前ですから、全検でもなければ、特検の時期でもありません
では車輪工事かも。
車輪のアップです

DF200-114
2020-05-25撮影う~ん、通常交換するほどタイヤも減っていません。今回の入場理由は不明です。
もしかしたら、3月に苗穂ショートステイして、主電動機交換?を行った110号機と同じような理由かも知れません。いずれにせよ、短期間で出てくるものと思われます
以上が自粛期間中に撮影した写真です。非常事態宣言こそ解除されましたが、今後お上が解除したからといって大手を振って観察・更新とは参りません。小生の基準ではまだリスクは高く、引き続き3密を避け、ブログ更新もまばらにし、定点観察の定期的報告も当分行いません。かような取り扱いの解除時期に関しても、独自の判断で行う予定です。なにとぞご了承ください。
きょうは最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2020/05/25(月) 18:53:05|
- 日記(道内)
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皆さまこんばんは。
相変わらずコロナウィルスによる外出自粛は続いており、出来る限り家族以外との接触は控えめにしています。
食料や日用品などの買い出しも、人出のある日中を避け、早朝や深夜にこそっと出かけるようにしています。
せっかくなら、ついでに撮影できる時間を選んで出かけて来ました。
早朝の札タです。

札幌貨物ターミナル 2020-05-03(以下同じため省略します)
きょうは朝霧が出て、霞むターミナルです。
おや、何か見えますね。
先頭に回り込んで。

なんということでしょう、純粋なLNG輸送列車ではないすか。
アップで編成の確認を。

DF200-109+LNGコキ3B 2080レ 操3番線
紛れもなくLNGフルコンの専貨状態の編成です。
この2080レは本来の編成が輪軸コキ(休日は無し)+一般貨物+LNGです。
これが、GWで一般貨物なしになっていたのが、4/30に撮影した編成でした。
そしてきょうは日曜日で更に輪軸コキもなく、純粋なLNG専貨が実現してしまったようです。
バックショットで

札幌貨物ターミナル
うーん、美しいですねえ、ほれぼれします。
沿線で撮影します。

DF200-109+LNGコキ 2080レ
これぞLNG専貨、それが追分方面に出かけなくても撮影出来るなんてありがたいことです。
沿線では人に会う心配は無論ありません。特にこの時間は。
続くLNG。

滅多に見られない編成を眺める事が出来て幸せでした。
この後、そそくさと買い物をして用事を済ませ、さくっと帰宅しました。
早くコロナがおさまって欲しいものです。日中は引きこもって部屋の片付けですが、思ったよりもはかどりません。
いつまでこんな生活が続くのか…あと最低数ヵ月でしょうかね。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2020/05/03(日) 20:03:40|
- 日記(道内)
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| コメント:18
皆さまこんばんは。
5月に入って最初の更新です。
まずトピックですがJR貨物東海支社が、5/1稲沢市から名古屋市中区錦へ移転しました。
以前の場所よりだいぶん営業はしやすくなったのではないかと思います。
ところでコロナ肺炎の蔓延で全国的に非常事態が宣言され、多くの業種が影響を受けています。
特に「ホテル・旅館」、「飲食」、「アパレル小売」の3業種は大きな影響が出ているとのことです。
せっかくのGWですが、都道府県を跨いだ移動は厳しく自粛が求められ、北海道新幹線は元々利用が少なかったことに加え、
快速エアポート、3月改正で 4本/時→5本/時 と増発したのに、5/16からなんと変則的4本/時まで削減されますJR北海道のニュースリリースから

改正前は快速エアポートが基本きっちり15分ごとの運転だったのが、改正後の時間5本のうち1本を削減したため、ちょっと使いにくいダイヤになってしまっています。どうせならもっと削減してもいいかと思うんですが、クラスター形成してもいけないので、苦肉の策でしょうか
ところで、旅行客の減少によって、新千歳空港に発着する航空便も大幅に減っています
たとえば、羽田-新千歳の本日の運航業況は以下の通りになっています
(新千歳空港発着案内から抜粋)

これは羽田便の一部だけですので、成田-新千歳便まで加えてみると本日は
予定便数69便、そのうち実際に運航された便は14便ですから、予定便の2割しか運航されていないことになります
旅客需要は減っているので、これでも空席だらけなのですが、航空貨物は巣ごもり需要や、各種宅配の増加のため、貨物室を満載しても運びきれないようです。小生は自営業ですが、取引先からも配達遅延の連絡が多数入っています
これに応えられるのが、鉄道貨物です!GW前のJR貨物ニュースリリースでは、GW中にほぼ毎日運転される札タ発着の列車は
・3053レ・3050レ 隅田川 ⇔ 札タ
と発表されていました。
しかし実際には本日まで、上記も含め4往復も、本州貨物が毎日
増発されて運転されているようです
・3053レ・3050レ 隅田川
・2051レ・2050レ 仙台タ 発着
・3059レ・3064レ 首都圏
・3051レ・上り列番不明 首都圏(青字が追加と思われる便)
追加分については、首都圏の発着駅が上下列車で揃わないものもあり、本来の行き先から変更されているものもあると思われます
いざという時の鉄道貨物、頼もしいですね!
実際に買い物や給油ついでにコンテナを見ましたが、例えば本日の3064レのコンテナは、ネココン長尺31ftが3個、ダイニチコンテナ31ftが1個、西濃31ftが2個・21ftが1個、日通31ftが1個、それに30Dが1個(西濃代用??)で、ゴトコンは1個もないという、実に変則的な如何にも臨時組成らしい編成でした。一方で3059レは札通長尺31ft1個、日通31ftが4-5個、あと後半はゴトコンフルコンでした
GWは例年青函トンネルを通過する貨物は激減し、新幹線で旅客通過が増える時期でしたが、今年は貨物が大活躍していますね。民間機を貨物のために増便させることはかなり困難だと思われ、いざという時の貨物、国民のためにも重用だと、改めて国土交通省や防衛省に認識させたのではないかと思います
. * * *
ところで前回の記事でガソリン価格が100円切ったとレポートしましたが、あれは安売り店ではないか?と疑問に思われた方もおありだったのではないかと思います
実は、前回アップしたその日から、このような価格で大手でも営業しているところがあります

札幌市内ENEOSセルフ店 2020-05-02
系列店でも、こんな価格がこのところ続いています。もちろん満タン給油しました。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2020/05/02(土) 20:17:14|
- 日記(道内)
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