皆さまこんばんは。
前回の日記のコメント欄にも書きましたが、先週は金曜日の朝から道外出張でした。
連日のように観察を続けていた札タから苗穂の臨試ですが、出張中は行えません。
したところが、なんと先週土曜日に3055レから臨試9196レで赤スカクマ6号機の入場回送があり、しかも臨試の牽引機が所定運用と違って3055レの牽引機とは変更となり、赤スカの12号機になったと言うわけではありませんか!
ということは、観察出来なかった土曜朝の臨試は、赤スカクマ重の12+6!
こんなすっぽかしってないっしょ!!
しかもそれを観察したブロ友非電化さまも、たまたまカメラを忘れた日だったということで、これはあの組織による見えないチカラが働いているような気がします
今朝も朝練で臨試の観察に行きました・
・発車13分前の観察で、臨試9196レのクマはいませんでした
・苗穂入場クマもいませんでした
チッ、平日に走らず、土曜日に走る入場クマなんて大っ嫌い(苦笑)
午前中の仕事をボチボチとやり、きょうの短い昼休みに、沿線で観察していたブロ友さまから、変な時間に室蘭線下りの貨物が走っていたとの情報をいただき、札タへ急行しました
到着して間もなく…
2018/10/15(以下同じため省略します)
時刻は13:59で、本来この時間に到着する貨物はありません。本日は輸送情報にも遅延列車は出ていませんでしたので、恐らく時変だと思います。列番がわからなかったのですが、観察されていたブロ友さまの推理によると、8069レの時変ではとのことです
右端に見えている操1番線の貨物も、本来ならここにいない時間なので、上り貨物の時変だと思われます
編成のチェックです
DF200-115(サインレスブロックマ)+コキ 時変8069レ? 操4番線 もうすっかり見慣れたサインレスブロックマですけれど、機次位のコキを一両置いて、続くコンテナがバカに綺麗に見えませんか?
カマ確認です
もうサインレスブロックマが登場してから結構経つというのに、見慣れるようで見慣れません
車体側面の空いた部分にマスコットでも描いてやりたくなりますね。国鉄時代だったら、ストライキなどのスローガンを書くのに、最適な場所だったでしょう。でも、今のクマに「団結」なんて書いたら、似合いませんよね~笑
そして続く2車目から3両のコンテナ群です!!
例えば1両目は
番号はバラバラですが、すべて背高コンテナ「20D」です。
少し前のJR貨物サイトに、今後のコンテナ増備は背高コンテナで行うと書いてありましたっけ
アップです
上部の白線が見分けるポイントで、これは取り扱い者に、架線に引っかけないようにとか、コキ50000に誤って積載しないとかの注意のためですね。洗剤など商品の宣伝で、増量したことをわかるようにわざとこのような表示になっているものもありますねえ
「コキ50000積載禁止」の標記がありませんから、コキ50000が全廃となった、今年4月以降に登録されたコンテナなのでしょう
ところでコキ50000に背高コンテナが積載されているところも従来結構見ましたが、中央東線など運用線区によっては、限界に抵触するということで無理というだけで、東北線とかは、そういう制限はなかったようです
カマバック
コキから連結を切り離して、エアホースと自連を処置しているところです。
こんなこと、現代でも自動化されていないのは、汎用性を重視したからなのか、不思議ですね
コキ50000よりも更に前に登場したコキ10000には密着自連が付いていたのに…
さて、到着位置からでは、背高コンテナは、架線柱の建植位置の関係で先頭寄りの一両しかしっかり観察出来ないので、押し込みの時に通る新道下ポイント近くへ移動して、迎え撃ちます
まずは入換動車に推進されて、白色コンテナコキがやって来ました
コキ107-952 白色コンテナ積載 8069レ?編成 よく見ると、中央のコンテナだけ背高コンテナになっていますが、オーバーしている部分が暗い色で塗られているので、背高だとは分かりにくいです
見づらいですが、「コキ50000積載禁止」の標記がありますから、これは以前から運用されていたものでしょう
そのまま待っていると…
更にもう少し待つと…
このコキは一番手前に背高コンテナがありますが、「コキ50000積載禁止」の標記がありますので、今回たまたま載っていただけと思われます
このJFEスチールコンテナを含むコキを一番手前にして編成を見渡しますと…
1両目
2両目
そして3両目
壮観ですね~。
新製したばかりの出荷運用ならともかく、コンテナ番号もまちまちなこれら背高コンテナが、偶然コキ3車フルコンで揃ったとは考えられず、恐らく、背高コンテナの運用で重心だとか走行安定性だとかに問題がないかのテストをしているのではないかと推定しています
そう言えば、江差線の曲線部で苫小牧王子製紙のロール紙を積んだコキ107が脱線事故を起こし、それが元で3個積みのロール紙の貨車積載が禁止になり、行く行くの王子貨物廃止に繋がったこともありました
ただ、あれは一ローカル線だった江差線の曲線半径をほとんど改良せず、一方でカントを相当こう上させて特急電車の曲線高速通過に対応しましたので、貨物にとってはレール頭面高さに不適切な左右差が生まれたことが大きな要因だったと思われ、その証拠に道南いさり火鉄道に転換される時、カントが下げられています
背高コンテナ、青函トンネルの新幹線すれ違いで何らかの影響があるのかどうかも気になります
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。