皆さまこんばんは。
これまで地道に札タの観察を続けて参りました小生にも、それが報われる日がやって参りました!
5月20日、札幌貨物ターミナル初公開です。
まずは、次の告知をご覧下さい(JR貨物5月10日のプレスリリースより)
※(画像右下部クリックで拡大します)
札タには、一般用駐車場がありません。当日は平和駅利用または、JR白石駅と、地下鉄東西線大谷地駅からのシャトルバスをご利用下さい
そういう小生、昨日は午前中の仕事の後、急用があって午後から日帰りで東京まで往復して来たのですが、きょうももいつも通り朝練を行いました
・札タ ⇔ 苗穂 間の臨試は運転されませんでした
その後出勤しましたが、定時なら11時過ぎに札タに到着する2051レが、本日は1時間遅延していましたので、札タへ再び出撃しました
すると、1時間1分遅延の2051レの到着に間に合いました。
屋根の綺麗な赤スカなので、すわ3号機かと思いきや…
DF200-12(赤スカ)+コキ 2051レ 札タ操3番線 2018/05/12(以下同じため省略します)
赤スカのラストナンバー、12号機でした。右端の操2番線は、発車待ち2050レの最後尾です
時刻は12:15、まさに昼休みですから、入換動車に付け替えずに着機でコンテナホームまで押し込まれる可能性が高くなります!
12号機のアップ
このカマ、休車期間が長かったせいもあって、前回の全検取得がH25-7と、比較的最近のため、まだまだこの姿で当分活躍しそうです
DFの次位には…
普通の補機なら本務機の助けになりますが、こいつはただの死重です(笑)
そして続くコンテナは…
2051レの特徴である、無蓋コンテナがずらっと続きます
クマとニセ凸の連結部です
おや、クマ12号機の車体裾にペイントも鮮やかな修理痕がありますね。知らなかった(汗
DF116号機も、台枠の同じ部分に傷があり、いまは愛知区に転属して216号機となっています。故DE10 1747と札タ構内で接触した名残です
突然運転室扉が開きました
運転士さんにガッチリと手渡しているのは…
無線機です。機関車の次位が無蓋コンテナなので、推進運転の見通しは良さそうですね
無線機の受け渡しが完了すると…
排気を上げて、プッシュ開始です!
DF200-12による2051レの編成押し込みです
サイドショット
DLは、パンタがないことと、側面のグリルが魅力的かなと思います。あとはエンジン音で、この赤スカの搭載するドイツMTUは、灰スカのコマツ機関よりも重低音がします。特に200番台の低騒音タイプとは、雲泥の差です
バックショット
進入シーンとクリソツですが、前灯消灯して、入換灯が点灯しているところが違います
コンテナホームへ行っている間に、こちらも新道下ポイントに移動します
すると、押し込みの終わった12号機がちょうど帰って来るところでした
手前は、本線を牽引して来たDFに入換仕業を任せて、昼休みを決め込むHD300です
社員(HD)の休憩時間を確保して、自身は休めない管理職ですね、DFは。
先日はこの場面でDFがストップしてしまいました。出発する2050レの進路が取られていたからです
本日は…
バックショット
左: DF200-57(サインレスブロックマ)+コキ 2050レ 操1番線 右: DF200-12 札機返し
前回は、この2050レが、待機していた札機返しのクマを待たせないように、猛ダッシュかけて進路を早く開けたのですが、本日はその必要はありません
ここで一旦札タを離れ、数時間後に復帰します
すっかり月寒川も初夏の景色になっていました
目の前にある操1番線の枕木を観察します
中央左側の1本と、右に1本置いて2本が珍しい鉄枕木です
レールのアップです
1967年製の40Nレールです。時期から判断して、札タが「新札幌」貨物駅として開業した時のものでしょうね。おまけですが、50kgレールだけは、50Nの他に、50Tレールなんてのもあり、東海道新幹線で使われていました
さて、3059レが定時で操2番線に到着したばかりでした
HDによる押し込みが始まり、どどん、どどん、とこちらへ接近します
編成中には、こんなコンテナも。
「コキ50000積載禁止」がご愛嬌ですね。
最後尾
バックショット
HD300-501+コキ 3059レ押し込み 札タ操2番線 一番良い季節ですね
更に…
通常なら94レなのですが…
編成内容が…
DF200-55(サインレスブロックマ)+コキ 時変2060レ 操4番線 そうです、ブロ友フジルさまの観察によれば、この編成内容は2060レ。
94レの所定時刻に発車して行きましたが、実は94レではなく、2060レの繰り上げ時変なのでした。94レは恐らく、旧2082レの時刻に繰り上げて発車したのでしょうね
本州貨物の繰り上げ時変と言えば、青函トンネルの保守と思われ勝ちですが、このところ雪解けによる路盤軟弱化で道南は砂原線の徐行が続いていましたから、そのための時変かも知れないですね
2060レ編成最後尾にはこんなコンテナも。
かつて良く2082レに積載されていた、王子製紙向けのコンテナで見かけました。
最近では、苗穂で全検灰スカとなるクマのエンジンを、稲沢で整備するために、このコンテナの仲間が使われています
それにしても初めての札タ公開、本当に楽しみです!
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。