皆さまこんばんは。
今朝は千歳線の島松-北広島間の路盤が一部崩れ、午前4時47分から2時間半ほど同区間が不通となりました。この時間帯は、ちょうど3091レから始まる朝の本州貨物の到着ラッシュアワー直前で、各貨物が途中駅で抑止となってしまいました
もちろんこんな時には、普段観察できない貨物が見られる可能性があります。朝練をいつもより早い時間帯に行きました
雪解けの進む札幌ですが、昨晩まとまった降雪がありました。まだ一連の貨物は到着していないようです。
そんな中、引き出されてきた貨物が。
HD300-502+コキ 3084レ編成 札タ操2番線 2018/03/20(以下同じため省略します)
7時過ぎのこの時間に操2番線に引き出される貨物と言えば…3084レですね~
引き出して来た入動HD300が切り離され、白石通路線へ引き上げに向かいます
時折激しく雪が降る中、曇ったと思ったら晴れ間が覗いたり、天候が目まぐるしく変わります
バックショット
この後、白石通路線に長らく留まり、動きません。ということは、到着貨物を押し込むのを待っているということに他なりません
痺れを切らして少し離れている間に、操3番線到着貨物が!
何列車かは、この写真からわかるエキスパートの方もお出ででは…
左: 3091レ到着コキ編成 操3番線、 右: 3084レ出発待ちコキ編成 この牛乳タンクを見ればわかりますね! 時刻は7:35。途中ビール庭園駅で抑止されていた、所定より2時間20分遅延の3091レです。これが朝ラッシュアワー一番到着のカモレですから、今後続々後続が到着するということでしょう
到着したカマです
DF200-61+コキ 3091レ(2時間20分遅延) 札タ操2番線 コキから機関車が切り離され、作業員さんがジャンパ栓と連結器の始末をしています。
この後クマはいったん機待線へ離れて行き、代わりに白石通路線にでずっと待機していた入動HD300が3091レコキ編成に、連結されます
右: HD300-502+コキ 3091レ編成押込み、 左: DF200-61 札機へ回送 HDによる押し込みが動き始める頃、ちょうどこの編成を本線牽引して来たDF200-61が、同じ方向の札機へ回送で戻って来ました
そして次の瞬間
左: DF200-61(札機返し)、 中: HD300-502+コキ 3091レ押込み、 右: 3084レ編成 3本の編成が並びました。左の2本は、向こう側へ向かって一緒に動いています。
まだ朝食を摂っていなかったので、一番近いファストフード、「なか卯」で朝定食を食べに行きます
室蘭線の展望台で見張っていたブロ友の某構成員から、3055レがクマ重で札タへ向かって通過したとの情報を入手し、札タへ戻ります。予想される札タ到着時間は、出勤時間ギリギリです。間に合うかどうか…
8:30に札タに戻ると、そこにはクマが2両。
左: DF200-61、 右: DF200-57(サインレスブロックマ) 札タ構内 一見臨試でクマが入場かと思いましたが、考えて見ればまだ3055レが到着していないので、入場クマがあるはずがありません!
ではこのクマたちは何かというと、正解は下の写真で
左: DF200-61+HD300-501 臨試9196レ、 右: DF200-57の札機返し クマの陰から、入動が出て来ました!
左に2両は臨試の編成、右端は本線を牽引して来た貨物の札機返しでした。手前のDF57は何列車を牽引して来たのか不明ですが、遅延時間から推定すると、恐らく3087レの本線牽引機ではないかと思われます
では臨試の編成を詳細に見てみましょう
臨試の牽引機は所定3055レの牽引機が充当されますが、きょうは3055レが大幅遅延してまだ到着していない関係で、早朝に到着を観察した3091レのカマが臨時で充当されたようです
そして苗穂入場カマは
驚くのはHD300-501が入場することですね。どうして驚いたかというと、3055レのクマ重(イヨマンテ)が入場車の回送だとすると、HD300が入場するのとバッティングするので、経験上同時入場はあり得ないと思われます
と、いうことは、3055レのイヨマンテは、運用都合の有火回送でないと、辻褄が合いません。
と、そこへタイムリーに3055レが到着
間違いなくクマ重です!
接近して、臨試の横を通り過ぎます
DF200-60+DF200-110(ブロックマ)+コキ 3055レ(2時間35分遅延) やって来ました、イヨマンテ!!
左に見えるのが、臨試9196レ編成です。
バックショット
この写真では見づらいですが、やはり次位の110号機に回送票は差し込まれておらず、運用都合の回送でした。2両のクマの地響きが、月寒川橋梁に反響します。
更に一枚
通常3055レ到着は雪の季節は撮影が難しく、こんな明るい日差しの中での撮影は遅延のご褒美です
3055レ苫小牧貨物駅で抑止されていたのかと思っていましたら、実は苫小牧旅客駅だったようです。なかなか,難しいですね
3055レの編成にはカラコキも含まれており、臨試編成がはっきりと見えます
DF200-61+HD300-501 臨試9196レ もしも、3055レが入場クマを運んでいたとしたら、臨試はいったいどうなっていたでしょうね?
本日の遅延3055レの到着時刻と、臨試9196レ所定の発車時刻の間には、10分しかありません。
3055レのコキとカマを切り離して、そのままクマ重単で苗穂まで走って行ったでしょうか? それとも給油などもあって組み替えをやってでしょうか?
実際には入場クマではなかったので、あくまで仮定の話ですが…
そして、ミラクルショットを得るべく、機待線へ速攻移動します!
そこには、3055レから切り離されたクマ重が札機返しで折り返すために待機していました。
DF200-60+DF200-110 3055レ牽引機の札機返し 札タ機待線 晴れてDF110の前面を見る事が出来ました。あとは気になるのが、こいつが有火回送なのか無火回送なのかですね…
そこへ、先ほどの臨試9196レが接近します!
DF200-61+HD300-501 臨試9196レ 札タ白石通路線 臨試の時刻は、3/17のダイヤ改正でも変わらなかったようです。
バックショットでクマ重との出会いが実現!!
左: DF200-60+DF200-110 3055レ札機返し、 右: DF200-61+HD300-501 臨試9196レ これこれ、これが見たくてここで待機していたのですよ…
臨試のバックショット
前回の入場を見たかどうか覚えていませんが、入動は恐らく交検入場ではないでしょうかね
更にこのショット
左: 臨試9196レ 白石通路線 右: 3055レ札機返し 機待線
ラスト
左: 臨試9196レ 白石通路線、 右:3055レ札機返し 機待線 遅延3055レと臨試の出会いなんて、何年粘っても撮れるものではありません。
しかも臨時が入場カマありで、3055レがかつクマ重なんて、狙って撮れはしないでしょう。
今年度も最後の運を使い切ってしまいました。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。