皆さまこんばんは。
全国的には大雪・寒冷のこの冬ですが、札幌など石狩地方では、比較的少雪で暖かい日が続いていました。
しかしこのところやっと例年通りの気候となり、朝起きると新たな積雪が増えるようになって来ました
そんなきょうですが、朝から太陽が出て、昨日車輪工事出場したクマ63号機の回送を撮影するために、いつもより早く出ます。で、カマ番チェックのために札タに立ち寄ります
いつもなら機関車がとっくに連結されているタイミングですが…
札タ構内操1番線 2018/01/31(以下同じため省略します)
レレレ、3084レのコキ編成はいますが、まだクマは連結されていません。通常なら連結されている筈の時間を、15分は過ぎています。どうしてなのでしょう?
3084レのコキ編成の間から、奥を透かして見ます
奥に、普段はいないコキ編成がいます。状況からすると、到着貨物ではなく、出発貨物のようです。
恐らく、北旭川行き1083レが時変もしくは遅延でまだ出発していないのではないかと思われます。
そして、2本の貨物の床下を透かして見ます。雪が深くてなかなか見通しは良くありませんが、クマの姿は見当たりません。もし3055レで入場クマは運ばれて来たとすると、この横あたりに留置されているはずです
新道下ポイントへ移動したら、カマ連結が遅れている原因が判明しました。
札幌貨物ターミナル構内
構内大雪で、除雪作業真っ最中でした!
背景に黄ホキは見えますが、その向こうに宿泊していたクマ63の姿は消えていますから、とりあえず既に引き出されているようです
敗退側を振り返ると
構内あちこちで、人海戦術で除雪作業が行われています。これは大変ですね
と、3084レ牽引のクマ重が接近して来ました。
掛員さんが、進路で除雪作業に励む作業員さんの待避の確認を行っています。
接近して来ました
先頭は、五稜郭機関区まで回送される、車輪工事の終わったクマ63号機です。
前灯が滅灯していますので、無動力回送でしょう
続いて、プッシュしているカマが姿を現します
サイドショット
除雪しているのは、回転二区もしくは第二着発線群ですので、停めていません
白い回送票が見えます
バックショット
作業員さんが除雪の手を停めていますが、向こうのコキ編成にはクマが付いていますね。
1083レで間違いないでしょう。
クマ重の連結部です。
推進している赤スカクマの前灯は点灯していて、左のDF63は入換灯すら点灯していません。まさに無動力回送のシーンです
手前の積雪の程がおわかりになりますでしょうか。
続いて…
牽引機は、赤スカのDF4号機です。こちら側のスカートは、ハゲていない方です。
ゆっくりと3084レのコキ編成に連結します。
DF200-4(赤スカ)+DF200-63(ムド回送)+コキ 3084レ 札タ操1番線
この時点で、通常の連結時間より、20分くらい遅れていました。
連結が済みますと、、
右手の1083レのカマ番は直接見えませんが、最後の一桁が数字の「1」で、灰スカで、かつブロックマでないことから、消去法で61号機以外にはあり得ません
除雪で賑やかです
左: DF200-4+DF200-63 3084レ、 右: DF200-61 1083レ これを確認してから、沿線へ先回りです。
いつも同じようなところで撮影していましたので、きょうは趣向を変えて、ここ。
DF200-4(赤スカ)+DF200-63+コキ 3084レ きちんと定時にやって来ましたから流石です。バックには、左手にアークシティーホテルと、右手にホテルエミシアが見えます。背後にあった住宅団地は、取り壊しになってしまい、写り込まなくなりました
もう一枚
長い編成を牽いて、クマは力持ちですね。しかも次位のクマはただのぶら下がりですし…
天気も晴れて、先頭は赤スカですし、ここで撮影して良かったです。
回送クマ
きょうは回送クマが余り注目すべきカマではなかったので、ここにしてしまいました。ごめんなさい。
そして、臨試の観察に、再び札タへ急行します。
DF200-10(赤スカブロックマ)単行 臨試9196レ 札タ構内 おや、きょうは臨試が走るのですね…
入場クマがいないということは、バイトもしくは出場車があるということです。
この後出勤しました。
昼休みに、出場クマがないか再び観察です
まずは前座の183系北斗。これもあと1ヵ月少々で北斗の定期運用を終わります
先頭の着雪ですが、下り3Dとして函館から札幌へ向かった時に着いたものでしょう
バックショットでちょっと驚き
最後尾は灰スカではなく、青スカでした。運用終盤で検査落ちの車両が出ているのか、それとも故障代替なのかわかりません
そして札タへ行きますと、サインレスクマが!
DF200-113(サインレスクマ)+コキ 2050レ 札タ操1番線 まばゆいばかりの色合いですね。
カマバックショット
発車して行く2050レの編成を眺めていると…
いまは受験シーズンですから、受験生への試験問題にしたらどうでしょう。
設問1: このコンテナに書かれた動物の名前を書きなさい
正解は
× イヌ
○ カンガルー
ですから、受験生の正答率がどのくらいになるかみものですね。
試験勉強せずに、鉄道ばかり眺めに来ていた受験生なら正答率95%かも。
そして2時間近く遅延の2051レが13時頃に到着するので、月寒川ポイントで待ち構えます。
前回は、やはりその時刻に到着する貨物を待っていたところ、1085レのコキ編成引き出しと重なってブロックされ、撮影できなかったのでハラハラ待ちます
そしてやって来たのは…
DF200-112(サインレスブロックマ)+コキ 札タ操1番線 なんと、一番おニューの全検クマでした。なんてラッキーなのか。
轍が深く、台車も雪面を擦りそうです
軌道間の雪面には油混じりの掻いた痕跡が続いていますから、きっと機関車の腹かなにかが擦っているのかも知れません。それくらい、轍が深いです
そしてこの2051レの最後尾にも…笑
なんて書いてあるか読めますか…?
正解は最後尾に回って…
やはり、期待を裏切らない西濃運輸コンテナでした(笑)
そして、きょうは少し遅れて1085レの引き出しです。
前回はこれが遅延貨物が重なってブロックされたのですが、今回は時間差攻撃でしたので、セーフでした。
HD300-503+コキ 1085レ編成引き出し 札タ操2番線
いつも思うのですが、ゴトコンで揃った編成は見事ですね。現在は旧塗色と新塗色のコンテナが混じっていますが、いずれはすっきりとした統一された姿になることでしょう。
良く見ると、列車監視の作業員さんが向かって左に一人、寒い後部デッキに作業員さんがもう一人いらっしゃいます。大変なお仕事、お疲れさまです!
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。