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苗穂展望台(ミスター54の記録)[旧:北海道ディーゼル貨物]

北海道の列車・苗穂工場のみたままをお送りします

DD51最後の牙城(DF投入直前)

皆さまこんばんは。

昨日から愛知区のDD51遠征に来ております。
既に道内からはDD51貨物が撤退し、JR貨物のDD51は愛知区所属で、稲沢から四日市・塩浜間で運用されているのみとなっています。旅客会社にもわずかにDD51が残されておりますが、定期運用はなく、保線関係の事業用列車や、臨時列車を牽引する程度となっています

しかしそのDD51最後の牙城も、既に道内からDF200の123号機、116号機、120号機が転出しておりますし、そのうち120号機を除く2両は200番台への改造・改番が完成し、愛知区に届いております。120号機はまだ兵庫の川崎重工で改造中で、更に現在苗穂にいる122号機も転属が9月の苗穂公開で発表されており、恐らく2018年3月の改正ではDF200が愛知区でも本格運用開始するものと思われます

そんな最後のDD51王国、二日目の一部を送ります
撮影が膨大だったので、残りは次の更新で公開します

大晦日でどこまで貨物が動くのか心配ですが、まずは朝の富田駅近くの神社前で張り込みます
直前にやって来た普通電車。

211系4B 2350M 富田ー富田浜  2017/12/31(以下同じため省略します)
一見見慣れた211系電車に見えますが、JR東海の電車全体で僅か8両しかない、国鉄時代製造の電車です。JR東海の自社で導入した電車が100%に僅かに欠けるのは、こいつらのせいです(笑)
クモハがあるのが特徴で、登場時は青と白の帯を巻いていましたが、ほどなく湘南色の帯になりました

で、大晦日なので来るかどうかバクチで列車を待ちましたが、時間になって踏切警報機が鳴ってバクチに勝利、やって来ました!
果たして旧鷲機の車両を期待しますが、やって来ますかどうか…

DD51 1801(A更新)+DD51 1803(A更新)+タキ 5263レ 富田ー富田浜
前灯もまばゆくやって来たのは、昨日別運用に入っていたのと同じ組み合わせでした。

続くタキたち

既に道内から消滅したタキ。如何にも専貨という感じでいいですね

撮影したら、すぐ近くの富田駅に偵察に行きます

富田駅構内
白ホキと、パンタを下ろした三岐鉄道の電気機関車、それに1両だけタキが放置されています

白ホキ編成です

機関車がついていません。

と、8271レが入って来ます。なんと大晦日でかつ日曜日のきょう、朝の下り返空タキが2本とも重連総括で運転されました!

DD51 857(A更新)+DD51 1028(A更新)+タキ 8271レ 富田
運転されたことは嬉しいですが、これも昨日別運用に入っていたのと同じ組み合わせです…
なかなか旧鷲機は出て来ませんね。


きょうはしつこくタキが出て来ますが、タキに異常に詳しいブロ友takekyuさまにもご覧いただきたいですね(笑)

バックショット

ホームを通り過ぎて止まりますが…



このホームはうまく前側に回り込めるようになっています

タキの間から見えるのは…

三岐鉄道の電気機関車です

場所を移動して観察します

三岐鉄道 ED45  7 富田駅構内
およ、いつの間にかパンタグラフを上げています


三岐鉄道 ED45 6 富田駅構内



三岐鉄道ED45 6+ED45 7 富田駅構内
東武鉄道から移籍した車両もあり、東武伊勢崎線でタキを牽引した姿を何回も撮影したことがあります

そしてもう一度神社前に取って返します。

先ほどの8271レがやって来ます。
8271レといえば、かつて北海道で本輪西発東室蘭操行きのタキレが名乗っていたのと同じ列番です。これは8771レの前走りでした

接近します

DD51 857(A更新)+DD51 1028(A更新)+タキ 8271レ 富田ー富田浜


四日市駅に移動します

DD51 889(A更新)+DE10 1726(更新色) 単8970レ 四日市
異形式の組み合わせで稲沢まで走ります

沿線に出て迎え撃ちます

DD51 889(A更新)+DE10 1726(更新色) 単8970レ 富田浜ー四日市

バックショット

荷なしの単行は、バックショットもサマになります

と、側線を単機のDEがやって来ました

DE10 1529(更新色) 入換単行

そして、しばらく後に、タキを引き出して戻って来ました

DE10 1529(更新色)+タキ

バックショット

まだ本線列車ではないので、後部標識はありませんね

四日市駅に戻ると

四日市
何故か正月運休のはずのセメタキが…

先頭を見ると…

DD51 825(A更新)+セメタキ 5362レ 四日市
機関車もついています!

本線に出て撮影します

DD51 825(A更新)+セメタキ 5362レ 富田浜ー四日市

バックショットは…

煙を吐いておりました

やって来た快速気動車

キハ75系4B 快速みえ 富田浜ー四日市
好きな車両なのでしつこく。

そして石油輸送列車

DD51 1803(A更新)+DD51 1801(A更新)+タキ 5282レ 富田浜ー四日市

バックショット

こいつは重連総括の爆煙です!

特急南紀

キハ85系 特急南紀 白鳥信号場
JRになって初めて登場した新系列の特急気動車。
当時メンテナンスフリーのカミンズエンジンは斬新でした

バックショット

正月で増結していますね

そして、8079レの時間が近づきますが…

有名な善太カーブに同業者がいません。
停車中の青いクルマは小生のレンタカーです

ウヤかと思い、この地に詳しいブロ友フジルさまに尋ねると、遅延ではないかと。

25分遅れ遅れでやって北ノ原来たのは…

DD51 1146(A寒地仕様A更新)+DD51 891(A更新)+タキ 8079レ 白鳥信号場
旧鷲機の旋回窓先頭の重連総括タキレでした!!

バックショット



最後尾


満足してここを後にしました。
フジルさまのアドバイスがなければ引き上げていたかも知れません。ありがとうございました。

続きは新年になってから更新します。

今年も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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  1. 2017/12/31(日) 23:58:35|
  2. 道外
  3. | コメント:11

尾張は宗谷ラッセルよりも寒かった

皆さまこんばんは。

昨日は宗谷ラッセルを追いかけた一日でしたが、ラッセル車に掛けられたレンズの雪もまだ乾かぬうちに、きょうは遠方まで遠征に来ております

場所はここ。

キハ75系2B 2913D(快速みえ13号) 永和ー白鳥(信)  2017/12/30(以下同じため省略します)
このスタイル、登場時から好きで、JRになってから登場した車両としては珍しく好みです。
厳密には「快速みえ」で登場した車両と、後に当時は未電化だった武豊線向けに増備されたキハ75では仕様が若干違いまして、「みえ」向けがよろしいです
この車両、武豊線が電化されて最近は高山線でも運用されているみたいですし、熊野花火大会の時は紀勢本線の荷阪峠を越えて熊野市方面まで入ります

で、最初に待ち構えた凸フレートライナー2080レは年末のウヤでいきなり気を殺がれます。
次に徐々に同業者が集まり始めましたので、運転が判明した凸重連タキの8380レ。
やって来ました。

DD51 892(A更新)+DD51 891(A更新)+タキ 8380レ 白鳥信号場
道内から消えて数年になるDD51がまだ元気に活躍しています。
しかも重連総括の2両は連番ではないですか。製造された時、ここまでの年数使用されることになるとは、きっと想定されていなかったことでしょうね

もう一枚

白鳥信号場の雰囲気がわかる一枚になりました。
石油輸送列車、動いていて良かったです。

バックショット

最後尾にある円板による後部標識、道内ですと、自衛隊臨やポテ臨など特別に設定された列車か、臨時列車のイメージが強いのですが、内地はこれが基本でした(汗

場所を移動して、日光川ポイントです。

日光川橋梁 愛知県蟹江町
永和のあたりは合併で愛西市なんて名前に変わってしまいましたが、蟹江町は独立して頑張っています。
それにしてもこの川面の波が高いことを見ればお分かりになりますように、本当に風が強かったです。昨日の宗谷ラッセル追っかけとほとんど同じ服装で臨んだのですが、明らかに道北の宗谷よりも、尾張の日光川の方が体感温度は寒かったです!!

そして、先ほど撮影した8380レが永和で後続2本の待避と、対向2本と交換のためバカ停していましたので、ここでもう一度撮影出来ます

DD51 892(A更新)+DD51 891(A更新)+タキ 蟹江-永和
重連はサイドビューが画になりますね!

引いて全体像を

この辺はゼロメートル地帯で、伊勢湾台風の時は水を被りました。どう見ても水面は(写っていませんが)堤防外の土地標高よりも高いです

これを撮影してから、再び雰囲気の良い白鳥信号場に戻り、石油輸送列車8072レを待ち構えます
以前のくせでつい「72レ」と呼んでしまいますが、中央西線系統の石油輸送列車は前の改正からすべて8000番台の臨時扱いとなっております
程よい光線になり、美しい姿で力行して来ました!

DD51 1803(A更新)+DD51 1801(A更新)+タキ 8072レ 白鳥信号場
黄金に輝く凸重連、美しいでしょう!

そして今度は2両目が輝きます

なんとこの重連も、一番飛ばしの兄弟です。様々な経過を経てここに残ったDD51。最末期に製造されたこれらは残る確率が高かったのかも知れません

バックショット

タキの牽引に活躍するDD51重連、いつまで見られるのでしょう。

最後の締めは日光川の隣の佐屋川橋梁で。

DD51 857(A更新)+DD51 1028(A更新) 8075レ 蟹江-永和
今度は800番台の57両目ですから、結構古い凸が先頭です

もう一枚

返空タキですが、心なしか短く感じます。
2両目の1028号機は、愛知区に残る唯一の旅客用凸ですが、既にSG(蒸気発生装置)は撤去されているため、貨物機と実質違いはありません

バックショット

タキさんの丸い背中を見て、つくづくここではまだタキレが現役なんだと再認識しました。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
しかし、ほとんど寝ずの宗谷ラッセルからのハシゴでくたびれましたよ…
  1. 2017/12/30(土) 22:43:31|
  2. 道外
  3. | コメント:20

宗谷ラッセル

皆さまこんばんは。

先日大雪のため、南稚内で宗谷ラッセルが脱線して名寄以北の宗谷北線が終日運休となりました。
実は以前から宗谷ラッセルの撮影を集団で本日未明から行う計画を立てており、実際に行うかどうか直前まで検討していましたが、昨日の宗谷線が動いていましたので、予定通り決行しました。

今回は総勢6人です。フクちゃんさま、(の)さま、ちょいハゲさま、松本ナンバーさま、フジルさまと一緒の撮影になりました。待ち合わせの上ワゴン車で出掛けました。途中日本海沿いでは猛吹雪のホワイトアウトで時速20kmでも危険を感じる場面もあり、しかし夜通し走って到着した駅はここ

宗谷本線 天塩中川駅  2017/12/29(以下同じため省略します)
深夜というか、未明の宗谷線の無人駅。物音一つしないなか、雪だけがしんしんと積もって行きます

そこへ保線作業員さんが2名現れます。これはラッセル車に付着した雪を落とすための要員で、ラッセルがほぼ定時でやって来るということです
で、下りラッセルが到着

DE15 2515 雪351レ 天塩中川
陰の立役者、このラッセルがいないと宗谷線の列車は運転出来ません
この駅、以前は暗くて撮影の困難な駅でしたが、前回の改正でラッセルが長時間停車するようになり、照明も明るくなったため、下りラッセル撮影には外せない駅になったと言っていいでしょう

機関車の観察です

DE10を元にして、両端にラッセルヘッドを取り付けた機関車です。
宗谷線では、単線型ラッセル機関車が活躍しています

バックショット

駅舎から洩れる明かりも相まって、バックショットの方がサマになるような気がします
掛員が着雪を落としたり、除雪部品の点検をしています

排雪列車が出て行きました

駅には再び静寂が戻りました。

さて、今度は明るい条件で上りラッセルを追いかけます。

スタートは、抜海南方のカーブから。

DE15 2515 雪372レ 抜海-勇知
天候は曇っていまいちですが、さすが荒天の後、結構跳ねて接近します!

もう一枚

激しく掻いています。

接近します

目の前を通過するまで、フランジャーを上げることはありませんでした。

バックショット

もうもうとした雪煙とともに去って行きました。

さて、ここから猛追開始です。

まずは勇知南方の踏切からS.字を抜けてくる排雪列車を

DE15 2515 雪372レ 勇知-兜沼
この迫力に脱帽して、次の撮影地を目指します。

今度は豊富南方のオーバークロスから、林の中を抜けてくる排雪列車を。

DE15 2515 雪372レ 豊富-下沼
林間を軽快に抜けて来ました。

もう一枚

雪煙がすさまじいです。ここは陸橋なので、フランジャーを上げる心配はありません。

最接近

天候も徐々に回復して、満足のいくショットになりました。

更に場所を移動して、今度は幌延南方の、冬季休止踏切から

DE15 2515 雪372レ 幌延-上幌延
赤鬼が近づいて来るようにやって来ます

もう一枚

ど迫力です。ここで運転士さまの神業が光ります。
この直後、目の前をラッセルが通過する時、思い切りの雪被りを覚悟しますが、神フランジャー操作により、我々は雪を被らずに済みました!

更に追跡を行います。

今度は、ラッセル車が雄信内駅南方のトンネルのツララ切りに時間をかけている間にゆっくり先回りし、歌内駅南方のストレート。ここでは信じられないくらい晴れてくれました

DE15 2515 雪372レ 歌内-天塩中川
最高の天気に、積雪も抜群、最高のシチュエーションで撮影が出来ました!

接近します

思い切り掻いています

もう一枚



更にもう一枚

針葉樹に青空バックでとても恵まれた撮影ポイントでした

列車は次の天塩中川でしばし停車している間に、列番を雪372レから雪362レへと変更します
我々も更に追いかけます。

徐々に天気が悪くなり、次の撮影地ではかなりの降雪がありました

DE15 2515 雪362レ 天塩中川-佐久
降雪の陰でやっとこさ見える状態です。

ここも勢い良く掻いて来ました

天候こそ悪かったものの、迫力といい、満足感は強かったです

今度は有名な初野のS字に移動します

DE15 2515 雪362レ 初野-美深
遠くから排雪列車が近づいています

うんと雪を跳ねているので注意!

この直後、フランジャーの戻しはなく、皆さん思い切り排雪の洗礼を受けました!
カメラは大変でしたが、なかなか得難い経験でした。トワイライトが終盤になった時、羽越線で抑止になっても、若い乗客が「長くトワイライトに乗っていられるから嬉しい」とインタビューに答えていたことを思い出しました

そして本日最後のポイントへ移動です。
途中で町営バスが先行しますので焦りましたが、なんとか間に合いました

DE15 2515 雪362レ 智恵文-北星
本日何度も見ている光景ですが、場所場所で印象はかなり異なります

接近します


更に一枚

思い切り豪快な排雪を見て、きょうの追いかけを終了しました。

まだ12月というのに、これだけの降雪は近年珍しいですね。

きょうも最後までご覧いただき、ありがとうございました。



  1. 2017/12/29(金) 23:16:10|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:20

荒天の上り回送クマ重は粉雪パラダイス

皆さまこんにちは。

今週前半は北日本や日本海側を中心に大荒れの予報で、道内でも名寄付近の国道で100台の車が動けなくなるような交通事故が起きたり、南稚内駅構内で除雪ラッセルDE15が脱線事故を起こしたりしました。この関係で本日名寄以北の宗谷線(通称宗谷北線)は前面運休に見舞われています
また、道南の沿線でも強風のため規制が敷かれ、大幅な遅延や抑止が発生しました。
現在徐々に暴風雪警報も解除になりつつあり、札幌では青空が覗くようになりました

さて、昨日苗穂からDF4号機が車輪工事出場したことは既報の通りですが、果たして本日五機へ回送されました

まずは朝の札タをチェックです。観察時間はいつもよりも早く、午前7時半過ぎです

札幌貨物ターミナル構内  2017/12/27(以下同じため省略します)
出発待機の貨物がいます。予想通りクマ重(イヨマンテ=クマ送り)ですね!

アップにして車番を確認します

DF200-60+DF200-4(赤スカ)+コキ 3084レ 札タ操2番線
牽引機は50番台のノーマル灰スカ、コマツエンジン搭載車です。
気温がプラスにならない真冬日ですので、床下に付着した雪も溶けていません。一方で、次位の4号機は苗穂から昨日出て、札幌新道下の雪のかからないところで一晩留置されましたので、雪の付着はありません

本線に先回りして、hamusutarコーナーで待ち構えます。
一昨日クマ重を撮影した時は雪もあらかた溶けかけていましたが、寒波襲来できょうはそこそこ雪景色です

DF200-60+DF200-4(赤スカ)+コキ 3084レ
雪が付着していないこともあってか、次位機の赤スカが目立ちますね。
ここで、後部のコキが相当な雪まみれであることをご確認ください

回送DFです

DF200-4(赤スカ)[五]
昨日から何度も書きますが、検査残り期限が少なくなった赤スカ車を、敢えて車輪工事だけ施工して出すということに、どういう意味があるのでしょうね…??

バックショット

2両のクマが繋がって行きます。民営化してからJR貨物に登場した機関車といえば、直流機で最大出力を誇るEF200がありますが、もはや次の改正で運用が消滅するかしないかの瀬戸際にあります。変電所要領などの問題があって、フルパワーを発揮できなかったためです
一方でDF200は燃料を自ら抱えていますので、そのようなシバリには遭いません。性能を遺憾なく発揮して道内を縦横無尽に走行しています。来春には遭い畜で本格稼働しそうですね

少し離れて…

ブロ友101Dさまの言葉ではありませんが、どの角度から見ても恰好いいですね!

更に一枚

これまでのろのろやって来ていたのですが、この直後に力行に転じて、排気を上げながら加速して行きました

もう一枚

加速に伴って、コンテナの上に積もっていたパウダースノーが次々に飛び始めます!!

バックショット

札タを出てから、ここに至るまで相当な低速で来ましたので、ターミナルで待機中に降り積もった雪がそのままでした。このポイントに来て列車を覆い隠す煙幕となります

更に加速

忍者に水遁の術というのがありますが、今年も冬季の貨物は「雪遁の術」ですね。
お陰で最後尾のバックショットは画になりませんでした。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/12/27(水) 15:57:55|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:8

鉄仮面登場 & この4号機は何だ??

皆さまこんにちは。

昨日はイレギュラーで故障車のバーコードクマが札タから五機へ回送されました。早い回復を祈ります。
さて、天気予報では二つ玉低気圧が合体して明後日まで道内は大荒れの予報です。
そんな中、札タへ出撃しました。

まずは月寒川の風景から

月寒川
真冬日に戻り、完全に冬の光景ですが、まだ積雪は少なめですね。


そして、札タ構内はというと…

札幌貨物ターミナル構内  2017/12/26(以下同じため省略します)
本来何もないはずのところにコキ編成がいます!

奥側が通常のぶどう色コンテナで、手前が白コンです。

厚別 / 新札幌側を見ます

DF200-59+コキ 列番不明 札タ操2番線
ここまで白コンばかりが揃うと綺麗ですね。
抑止がかかっているのか出発待ちですが、本日の3084レは出発時間を既に過ぎていますし、しかも輸送計画で前日の3084レが東室蘭操で24時間手配になっている関係で本日札タ発の3084レは計画運休です
するとこの編成は何だ? と言うことになる訳ですが、編成内容から見ると、恐らく北旭川行きの貨物と思われ、1083レに出発抑止がかかっているのでしょうかね…

で、こういうコキブロックがあるということは、きっと何かを隠しているのに違いない! と疑り深い小生がコキの床下を覗くと…

あれま!
いましたよ、クマ。

位置を変えて覗きます

あれれ~。
イヨマンテ(クマ送り)で、しかも片方は赤スカではないですか。やはり…

先頭の牽引クマです

灰スカで、先ほどチラ見したところ、DF父さんでした

で、回送クマは…

DF200-8(赤スカ)
なんと、クマ八つぁんではないですか。今年初めに回送中脱線して、証拠物件として長らく入場していましたが、少し前にようやく復帰したばかりです。なんということでしょう

全体像です

DF200-103(ブロックマ)+DF200-8(赤スカ) 臨試9196レ
とっても見難いですが、これが臨試編成です。

ということで、見やすい位置で待機しました

DF200-103(ブロックマ)+DF200-8(赤スカ) 臨試9196レ
本線の先走り函館上り線普通電車が降雪で遅延していましたので、しばし白石通路線上で待機したのちやって来ました

牽引カマです

DF200-103(ブロックマ)[五]
おや、こいつもアルファロメオ風というか、ななつ星DF風グリルを装っていますね。

被牽引カマ

DF200-8(赤スカ)

バックショット

DF200-103
さすがDF父さんだけあって、頼もしいですね

そして牽引回送されるクマ八つぁんですが…

どっひゃ~!!
こりゃあ、鉄仮面か、いずれにせよ、ミイラみたいな恰好で回送されて行きます。長々と五機から走って来たことを伺わせますね

臨試の編成全体

DF200-103(ブロックマ)+DF200-8(赤スカ) 臨試9196レ
こんな強烈な印象に残る臨試は滅多にありません!

その後出勤します。
気温は低いですが、雪がさくさく降り積もっているので、余り滑りやすくはなく、比較的運転は快適です

そして臨試がありましたので、昼練で札タへ

時刻は2050レの発車直前ですが、2050レが通常据え付けられている操1番線にはなにもいません。
仕方ないので新道下ポイントへ向かうと何かいます

DF200-60
こいつは、てっきり2050レが荷なしの単機で走るのかと思ったら、このカマ、入換信号機に従って発車して行きましたから、札機入庫でしょう。きっと到着した貨物の帰区ですね。

そして引いて見ますと、いま見た60号機が右端遠くに見えると思います

手前にクマがいますね! 回転一区(苗穂出場車置場)です
朝の8号機ではありませんが、前面窓が雪で白くなっています

車体右半分です

いきなり吹雪模様になり、降雪に車体が霞みます

今度は左側です

赤スカ、そしてこのスカートのハゲ方を見るとお判りの通り、4号機です。
よく見ても番号はブロック化されていませんし、運転席窓下の切り抜き文字「JRFREIGHT」も銘版化されていません。よって(期間が短いので当然ですが)全検ではありません
あれ、そうすると、この4号機と相次いで苗穂へ回送された3号機ってどうなっているのでしょうね?

区名札差をチェックです

さすがにクリスマス札はなく、回送票が挿入されていました。
それより、車輪がうんと綺麗ですね。どうやら車輪工事だったみたいです。
でも、検査標記はなんと「21-8苗穂車」です。全検切れ寸前ではないですか。休車期間があったのでしょうけれど、こんな時期に車輪工事だけして出すってどういうことでしょう?

中間台車です

やはりここも車輪工事で綺麗になっています

反対側のエンドの台車です

これは台車枠まで綺麗になっていますね。
この台車のみ補修を要したってことでしょうか。

全体像です。

DF200-4(赤スカ)[五]
ここにいるということは、きっと明日回送されることでしょうね。
今週は珍しく月曜日に札タ→五機への回送がありました。通常は苗穂を出場して一泊してから五機へ回送されますので、日曜出場はあり得ませんから月曜回送もないのですが、今週は故障車だったので例外的に札機から引き出されての回送でした

さて、年の瀬も押し迫っているのに回送が相次いで慌ただしいですね。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/12/26(火) 19:02:50|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:13

全検上がりのサインレスクマは鬼門?

皆さまこんにちは。

前回の日記のコメント欄でも書きましたが、先週土曜日12/23深夜22:55頃、札幌タ発帯広貨物行き2077レが新札幌駅を通過したところで電気系統の故障でエンコし、結局札タに収容されるまで5時間くらいかかり、その間千歳上り線を塞いだため、旅客列車に運休が出ました
収容が未明にずれ込んだため、翌日曜日12/24の朝の旅客にも運休が出ました。
さてこの電気系統の故障を起こした牽引機が何号機だったのかさっぱりわかりません。札機に収容されたのは間違いないと思われ、苫小牧で沿線監視に勤しむフジルさまの話では日曜の3084レはノーマル編成で定時通過とのことですので、怪しいのは今朝の3084レだと昨日から目星をつけていました

今朝の札タです

DF200-6(赤スカ)+DF200+コキ 3084レ 札幌貨物ターミナル  2017/12/25(以下同じため省略します)
おっと、予測通りイヨマンテ(=クマ送り)でした! 大当たりです。
問題は故障が何号機かですね…次位機は灰スカです

場所を移動して観察します

クマ重はいつ見てもよろしいですね

牽引機をアップにします

DF200-6(赤スカ)[五]
2両が苗穂にいても、活躍を続ける赤スカです!

そして牽引されるクマです。こいつが故障して本線を5時間不通にしたクマでしょう!

およ、「JRF」サインレスのクマですね!

番号の確認です。

なんと、最近出場したばかりのバーコードクマでした。
あれ、こいつは先週故障して、12/20の3084レの次位無動で札タから五機に回送されたばかりではないですか!
修理不完全だったのかなあ。

回送票があるかどうか、区名札のチェックです。

あれま、回送票はなし。工場に入場しているわけではないので当然として、隣の本来「貨」の札の位置がクリスマス札ではないですか。こいつはリースの絵柄ですね

イヨマンテ全体像です

DF200-6(赤スカ)+DF200-111(サインレスブロックマ)+コキ 3084レ
この姿に惚れ惚れです。箱形機関車っていいなあ。

ということで沿線に先回りして待ち受けです。
きょうは暖かくて雨降りですので、ここ。


DF200-6(赤スカ)+DF200-111(サインレスブロックマ)+コキ 3084レ
ど迫力で迫って来ます。きょうは雪煙が立たないので、対向の電車が行った直後ですが、だいじょうぶです

回送機

DF200-111(サインレスブロックマ)
このクマ、出場後に一旦故障で回送でしたが、実はサインレスブロックマ改造第一号機の55号機も、今年5月の全検後運用初期に故障のため苫小牧貨物で運用離脱して、五機までイヨマンテの姿で回送されたことがあります
全検直後って何かあっても不思議はないですが、それにしても55号についで、111号機では2度も故障なんて、これはどういうことなのでしょうね

バックショット

111号機がこの姿で3084レにて回送されるのは、今月なんと3度目です。
・一度目12/16は全検出場回送
・二度目12/20は最初の故障時そして
・三度目12/25の今回は本線支障故障のためです。

去って行きます



積み荷にはこんなコンテナも

無蓋コンテナですね。3084レに載ってますが、通常はなかったように思います

111号機、しっかり見てもらって、元気になって帰ってくるといいですね!

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。


  1. 2017/12/25(月) 12:44:15|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:17

オール新塗装コンテナ。

皆さまこんばんは。

きょうはイレギュラーはほとんどありませんでしたが、相当良いものを見ることが出来ました。

まずは朝練です。

・札タ ⇔ 苗穂 の臨試は運転されませんでした

気を取り直して昼練に出掛けます。

来年3月の快晴で定期北斗から183系が消えるというので、撮影に。

キハ183系7B 12D(北斗12号)  2017/12/20(以下同じため省略します)
いよいよ札幌-函館のメインルートから姿を消す183系。
「改正後はすべてスーパー北斗になります」というプレスリリースですから、きっと臨時北斗で183系が残るのでしょうね。キハ82系の最後を見ているようです

札タに移動して

これ、札タ名物のカラスではなく、すべて鳩さんです。
付近の事業所で、餌付けをしていると、群馬にお住まいのtakekyuさまからご教示いただいたことがあります。
ありがとうございます。こんなに鈴なりになっているのは初めてです。

不動木材ポイントで。

JR貨物研修センターの横に、出発待機中2050レの最後尾が見えています。
これは西濃にしては珍しい、ノーマルコンテナです(汚れ、アホ犬なし)…笑

では、新道下ポイントへ移動して2050レの発車を撮影します。

DF200-62+コキ 札タ操1番線
気温が日中でも氷点下5度くらいあり、全日到着した時点で足回りに付着した雪はそのまま溶けていません

ポイントを渡って来ます

続々とサインレスブロックマが増殖している中、こんなノーマルクマもそのうち貴重になるのでしょうね。

最後尾

おお、カラフル

バックショット

最後尾に珍しいノーマル西濃運輸コンテナを見送って気分がよろしいですね

今度は、1時間46分遅延の2051レが到着します

DF200-2(赤スカ)+コキ 2051レ(1時間46分遅延) 札タ操3番線
現在赤スカクマは2両、3号機と4号機が苗穂にいます。それと、901号機も本線に出ていなくて五稜郭構内に押し込められていますので、見かける頻度は少ないはずの赤スカですが、結構遭遇します

カマアップです

DF200-2(赤スカ)[五]
余り着雪はなく、白スカになっていません。

バックショット

この無蓋コンテナが連続するのは、間違いなく2051レの編成です!
こういうイレギュラーなスジでの到着は、着番線が読めないので苦労します。
それと、到着時刻はジャスト13:00。
ちょうど着機押し込みか、入動のHD300に付け替えての押し込みか微妙な時間です。
現時点で入動は白石通路線方向へ出て来ていません。着機押し込みなのか?

編成中にはこいつが…

こいつですよ、コイツですぜダンナ。

アップにします

西濃の汚れコンテナ、キタ━━━(゚∀゚).━━━!!
先ほどのノーマルコンテナを見た感動は、一瞬でシュンと(笑)

と、

HD300-501 札タ操2番線
防風板の陰の誘導作業員氏がスターウォーズの戦士みたいで格好いいですね!
HD300が出て来たということは、DFはお役御免でこのまま札機に帰れるというkとです。

バックショット

バッテリーが重いのか、それともウェイトを積んでいるのか、月寒川橋梁をドドンと迫力で響かせて通過します

そしてHD300はいったん白石通路線へ引き上げ、こんどは先ほどの遅延2051レ編成に連結されます
そしてコンテナホームへの押し込みです

この編成、まごうことなき2051レです

バックショット

HD300-501+コキ 2051レ編成押し込み 札タ操3番線
雪で凍結したレールでも、空転制御がいいのか、素晴らしい加速です!
雪のせいか、きょうは吊り掛けモーター音は聞かれませんでした。

そしてしばらく待機していると、今度は同じHD300-501が「OT線」から1085レ編成を牽きだして来ました

新道下の向こうに見える入換標示等が「OT」に点灯しているのが確認出来ると思います。
札タからおいるターミナルが廃止されて数年経ち、今年オイルタンクも撤去されましたが、OT通路線はいまだに留置線として使われていて、名称もそのままです

接近します

HD300-501+コキ 1085レ編成引き出し 札タ操2番線
1085レは北旭川行きの昼の貨物です。
切り離し作業があるためか、誘導作業員さんは後部のデッキに乗っています。
そしてあろうことか、目の前で停止。ここで気はなし作業です。
やけに編成が短いですね、きょうは。

先頭のコキには…

無蓋コンテナです。
これは多分、函館貨物⇔北旭川で運用されている無蓋コンテナでしょう、以前読者さまにご教示いただきました!

切り離し位置はこんな感じです

いつもの写真と比べると、如何に短いかがわかると思います

引いて見ると、こんな感じです

手前の月寒川橋梁の厚別寄りに最後尾が来ています。かなり珍しいです。本州貨物の大幅遅延によって、継走するコキが少なかったのでしょう
なお、構内の線路脇に見える足跡は作業員さんの通路です。小生は無論、構内に立ち入ってはおりませんので、念のため。ではどこを歩いたかというと…

切り離された入動が去って行きます。そのバックショット

作業員さん、イタ━━━(゚∀゚).━━━!!

そして程なく、2時間近く遅延した福岡タ発8069レが到着します。
九州を出て、関門トンネルと青函トンネルをもぐってやって来ます。

DF200-52(ブロックマ)+コキ 札タ操3番線 8069レ(1時間57分遅延)
一時期やたら赤スカばかり見かけましたが、さすがに2両苗穂ですから、そこまで多くはありません。

編成中には…

これ、よく見る普通の19立米コンテナが載っています。これまでの標準塗装です

そして編成中にはこんなのが…

オール新塗装コンテナのみ5個搭載したコキ!
これまで気を付けて見ていましたが、小生見るのは初めてです。

嬉しくなったのでもう一枚

おお、これは模型にしたくなりませんか?? 笑
雪空の下、こんな綺麗なコンテナコキを見ることが出来て一気にトクした気分になりました。
おー、早く編成全体がこれで統一されたポテ臨を見てみたいです。そして牽引カマはもちろんサインレスクマ!

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。


  1. 2017/12/20(水) 21:01:49|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:18

ぼたん雪の中バーコードクマが回送

皆さまこんにちは。

こんにちはといいつつ、札幌など石狩地方は朝からもさもさ雪が降り積もって余り明るくない天候です。
きょうのターゲットは朝の上り貨物で、遂にバクチ踏切は閉鎖の時期になりましたので、どこで撮影しようか悩んでいました
しかし、思い付きました。以前昼過ぎの上り貨物2082レがDD51だった頃に良く撮影したポイント、通常朝は反逆光になるのですが、きょうの天候ならいけそうです!

それはここ、hamusutarコーナー。

きょうは程良く雪が降り、気温がマイナス2℃前後と高めだったので、樹木の枝に雪が付着してそれは綺麗な景色になりました。今朝なら、上り貨物も大丈夫です
気がかりなのは対向の普通電車で、これが被ると即死です。幸いに対向電車は遅延もなく早々に通過しましたが、その後舞い上げた雪が収まるまでに結構時間がかかりハラハラドキドキでした

いざ雪煙も晴れて、遠くからDFサウンドが

DF200-58+DF200-111(サインレスブロックマ)+コキ 3084レ 2017/12/16
予想通り、昨日苗穂を出場したDF111が次位についています! 雪を跳ね上げながら、58号機牽引の豪華な編成でやって来ました

次位回送バーコードクマのアップです

DF200-111(サインレスブロックマ)[五]
出場後、札幌新道の高架橋の下に一晩留置されていたので、雪は付着していません

バックショット

DF200-58+DF200-111
111号機のナンバーがブロック化されていることと、「JRF」サインが消されていることが見て取れますね!
五稜郭に到着する頃には雪まみれになっていることでしょうか? 沿線で撮影している構成員、いえ、ブロ友さま方の画像が楽しみです

もう一枚

運転整備重量100t近いクマが2両連なって駆け抜けて行きます。ものすごい迫力です

更に一枚

もうすぐカーブを抜けますので、力行に転じます。先頭のクマから排気が上がり、力行に転じたようです

最後尾

こんな悪天候でも、「カンテラ」は視認性抜群です。

キハ183系の来春定期北斗からの撤退が正式に発表されましたね。
キハ261系の製造ピッチからすれば、容易に予測がつきましたが、いよいよですね…

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/12/16(土) 13:34:54|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:11

完全冬仕様の札タにサインレスバーコードブロックマ

皆さまこんばんは。

何だか長ったらしいタイトルで恐縮ですが、きちんと意味がございます。どうか記事の最後までお付き合い下さいませ

このところ師走の業務の多忙にかまけ、記事更新をさぼっておりますが、札タ観察は続けております。
その内容は、日々コメントの形で記事に追加補足しております。昨日は朝練で月寒川ポイントに赴いたところ、ちょうど赤灯回したミニパトが臨場したところで、ちょうど観察ポイント下の外周道路が直角カーブになっているところが全面凍結しており、自動車3台の絡む物損事故が発生していたようでした
当事者に札タ観察構成員はいなかったようですが、いつ巻き込まれていてもおかしくないと思うと、戦慄を覚えました

さて、きょうの朝練。

札幌貨物ターミナル  2017/12/15(以下同じため省略します)
おや、今週久し振りの臨試があるではないですか!

アップで車番の確認です

DF200-103(ブロックマ)[五] 臨試9196レ 札タ
比較的初期に登場したブロックマのDF父さんでした。
思えばブロックマ出現に驚いていたのはまだ可愛い方で、車体側面の「JRF」サインが消されて出場したクマも急速に数を増して来ていますから、時代はかわりつつありますね

この後出勤しました。
クマ単が苗穂へ向かったということは、旅客電車引き出しのバイトがあるか、出場車ががあるということになります
楽しみに昼練に向かいます

午後の札タです

札幌貨物ターミナル構内
晴れてピリッと気持ちいい光景です。

司令所方向を望みますと

HD300×2 札幌貨物ターミナル構内
札タ構内で運用に就く2両の入換動車HD300が休んでいるのが見えます
良く見ると、2両ともに防風板を装着済です。完全冬仕様ですね

札タの冬装備といえば、こちらも忘れてはなりません

札幌貨物ターミナル回転1区
冬に欠かせない、頼もしい面々がスタンバイしています

左から順に見てみましょう

2号車 札タ構内回転1区
モラ/モロこと、モーターラッセル/ロータリー車です。
向かって左側がラッセル部、右側がロータリー部ですね。実際に構内で稼働している場面を撮影したこともあります

そして右隣は…

無番号の黄ホキです。ブロ友rr8***さまが模型を作っていらしたはずですが、その後どうなっているのでしょうか…
でもね、黄ホキを丁寧に拡大して写真に出す程かっていいますと、注目点はやはりホキの右端に見える灰色のスカートですよね

ジャーン!

灰色スカートの正体はコチラ。
全検を受けてブロックマになって出場したバーコードクマです!
最近のトレンドで、「JRF」もサインレスになっています
バーコードクマと言えば、夏に特大貨物でシキを牽いて北旭川まで室蘭線を走破した栄えあるカマですね

車体右半分です

こんなサインレスクマ、初登場は55号機ですが、あっという間に107号機、113号機、57号機と数を増やし、この111号機の登場で5両になりますね

全体像です。

DF200-111(サインレスブロックマ)[五] 札タ構内回転1区
きょう出場ということは、明日所属区への回送の公算が高いですね。
これまで例外的に札機に取り込まれた10号機、出場回送の臨試9197レで札タに到着して直後の2050レで当日五機に回送された110号機にはやられましたが…

ただ、今晩から明日にかけて札幌など石狩地方ではまとまった降雪が予報されています。白銀を行く回送シーンがみられるでしょうか…

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/12/15(金) 19:55:19|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:7

久々の沿線で代宗谷とニセ凸

皆さまこんばんは。
嵐のような激務の1週間が過ぎ、きょうの天気は曇りの予報だったものの、明日から日本海側は大荒れとの予報で久々沿線に出ることにしました

まずは、このところ石北線と宗谷線の気動車が一般型、特急型ともに予備車が不足がちのようで、運休や代走の嵐です。早速撮影しました

今春の改正以来、宗谷線の特急はキハ261系で統一されたはずですが、きょうの宗谷にも代走が入っています

キハ183系(青スカ-キロ9-スラント)5B 宗谷1号  2017/12/10(以下同じため省略します)
これは代宗谷ですね! 2両目にキロ9が入っています
惜しむらくは183系に「宗谷」幕はないので、「特急」表示です。宗谷線内でサロベツとして代走する時は「サロベツ」幕があるはずですが、最近の代走では「特急」幕のままですね
ついでに、スラント車が石北線特急に入る時は線内折り返し運用の時は「大雪」幕になるのですが、これが回し忘れなのかわざとなのか、「オホーツク」のままになっていたり「特急」のこともあるようです

バックショット

札幌方にスラント車ですね! 今年度限りで引退なのに、最後までこき使われています
背後に流れる雪煙が格好いいですね
これを撮影していると、しばらくしてブロ友rr8***さまが登場。なんでも、函館線で代宗谷を撮影していたそうです。情報交換会をしたかったのですが、3084レの発車時刻が迫っていたのでお別れして札タへ急行します

札タでは3084レがスタンバイ中

DF200-52(ブロックマ)+コキ 3084レ 札タ操2番線
きょうは突発クマ重は発生しませんでした。

予報に反して晴れて来ました。沿線に移動です。

まずは来春で消滅すると思われる183系定期北斗。

キハ183系8B 8D(北斗8号)
フル増結の8連です!
周辺は結構な積雪なのですが、特急列車や快速電車、DF200の貨物列車がぶっ飛ばす千歳線だけあって、道床が結構露出しています

次いで毎日運転なるも臨時の列番を名乗る単機8891レ

DF200-10(赤スカブロックマ) 単8891レ
晴れてくれたのは有難いですが、下り列車は半逆光になってしまいます

バックショットは通過後開いた踏切から

トコトコと札タへ駈けて行くクマ単が可愛いですね

今度は上りの3056レ

DF200-7(赤スカ)+コキ 3056レ
雪を被った森を背後に突き進んでい来ました

同じ列車の次のカットですが、引きつけると印象が大分違います

この7号機、先日五稜郭から3055レの次位で札タまで回送され、苗穂に行かずに札機にお泊まりして、ほどなく3084レの次位回送で五稜郭まで戻りましたが、一体何だったのでしょう??

編成中には、、

珍しく、汚くもなく、アホでもない西濃コンテナがいました!

今度は1時間19分遅延の3057レが、2051レのスジでやって来ます

DF200-102+コキ 3057レ(1時間19分遅延)
見ての通り、スジは2051レですが、2051レとは編成内容が全く違います

今度は下り183系北斗

キハ183系8B 3D(北斗3号)
年末の繁忙期だからでしょうか、こちらもフル増結の8連です。
初期車の登場から30年以上になる183系がいまだに札幌ー函館間の定期列車に残っていることと、石北線にはまだ初期車が残っていること自体が驚きですね。でもいずれも今年度までで、来春からは北斗運用を離脱した183系のN,NN車が石北線に移り最後の活躍をすることでしょう

そして元々遅延はなかったものの、遅延した3057レにスジを取られた2051レが19分遅延の8069レスジで通過します

DF200-121+ニセ凸+コキ 2051レ(19分遅延)
なんと、久々にニセ凸が次位についていました。半逆光なので、よりリアルに見えますね(笑)

ということで、やはり現場百回、沿線に出るといいことがありました。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/12/10(日) 19:04:03|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:15
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