皆さまこんばんは。
きょうは年に1度の苗穂工場/車両所公開日です。
来場の皆さん、それぞれ重点チェックポイントがあると思いますが、小生は苗穂に入場中のクマの観察に特化して来ました
午前中の仕事の後、午後から出掛けました。既に終盤ですが、実はこれが最後に幸いします。
まず正門を入ったところから
澄み切った秋空に映える煉瓦造りの工場が、その歴史を物語っています。
旅客工場内を見ます
まるでヨーロッパの大きな旅客駅みたいですね。日本の大駅にこんなところはちょっと思いつきません
で、昨日臨試9196レで送り込まれた入換動車が、例年と同じところに鎮座しています
HD300-503[苗] 苗穂工場/車両所 2017/09/09(以下特記以外同じため省略します)
傍にあった解説によれば、展示だけでなく、交検入場も兼ねているそうです
今度は機関車がいっぱいです
左: DF200-122[五] 右: DE10 1742[旭] 貨物機関車と旅客機関車が仲良く入場です
では左側の機関車から
おっと、五機構内にいるとばかり思っていましたが、勘違いで、苗穂に回送され入場していました(汗
区名札と解説です
DF200-122
あ~ら、回送は今年の5/31でしたね
で、解説です
要点を記しますと、「愛知転属予定」「ATS-DF未搭載」…ふむふむ
そして「車輪がすり減った119号機に、車輪を提供するため入場中」。なんと、使えないカマのものを活用ですか。確かにウマに乗っていますね。でも、転属までにはきちんと履かせてやらないといけません
反対側のエンド
転属改造後はブロックマで、番号もぞろ目の222に改番される予定ですから、見納めでしょう
外の貨物機をチェックです
JR東日本から購入して数年経ちますが、いまだに野ざらしのままです。JR北海道のDEは丁寧にパテ入れされて修繕されていますが、貨物のDEは、DD200も登場して来ていますし、今後どうなるのでしょう
今度は番号不明のDF
ではサイドに回って確認しますと…
区名札を見ますと…
解説で入場理由を調べます
どおりで、ブロックマにするための番号改造だったのですね
今度は57号機
番号周りはいじられていませんが、入場理由は如何に?
反対エンドの番号です
こちら側も番号に手をつけられていません
全体像です
取り外された屋根の蓋です
ハッ、この陰は…
JRFマークが最初に取り外されて出場したのは、先日の55号機でした。
56号機は事故廃車で欠番ですから、57号機も全検ぽいですね
少し引いて
DF200-57
この位置にJRFマークがあるのとないので、印象は相当変わりますね。
サイドフィルターも取り外されています
そうです…
JR東日本四季島 これのみ2017/04/09撮影 何だか似てませんか?豪華寝台特急の「お入口」と、DFの機関室のどちらに乗りたいかと言えば、小生は迷うことなく後者です
DF57の解説です
ということは、これもブロックマとなって出て来ますね。まだ先だと思われますが
そして別の格納庫にはこいつが!
2/23の脱線事故当該機で、恐らく事故調査が終了していないため、運用入りさせず保管されていると思われます。窓越しの撮影なので、映りこみがあるのはご容赦ください
そして更に別の格納庫には
全検入場していたクマ107ですが、既に構内試運転も終えて出場も近そうです。せっかくのぴかぴかのようですが、窓越しなので、その美しさにソフトフォーカスがかかってしまって残念です
そろそろ公開終了時刻も近づいて来ましたので急いでクラの反対側に回って見ると…
DF200-107
目の前でシャッターが開きました!
公開終了に備えて開けたのです。
慌てて先程のエンドに回って見ますと…
おお~、全検出場間際のその美しい姿を拝むことが出来ました。
これぞ公開終了間際までいた者だけが見られた姿に他なりません!
満足して引き上げますが、ここでひとつだけ見当たらなかったクマがいることにお気付きでしょうか?
そうです、いったん全検出場しておきながら、例外的にブロックマにならず、ATS-DFも搭載せず、本線使用しないまま、しばらく五機構内に保管され、その後苗穂へ回送されたままの106号機です
仕方ないので職員の方に「106号機はどこにいますか」と尋ねたところ、「入場しているの」「どこかな?」と。ご存知ないのか、トボけているのか不明っでしたが、部外者がこれ以上突っ込むのも迷惑だと考えて疑問を残したまま撤収しました
一番調べたかったのは、現在の106号機に、ATS-DFの表記があるのかないのかだったのですが、これは宿題となりました
充実した公開を行っていただいたJR関係者に感謝しつつ、苗穂を後にしました。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。