皆さまこんばんは。
日の出の早いこの頃限定の列車があります。それは、早朝のLNG2074レと、クロネコンテナ(ネココン)3051レで、札幌近郊で撮影できるのはいま時期だけです
3051レは先日本州からの帰りに狙いましたが、飛行機の新千歳空港到着が遅れ、失敗しましたので、遠からずリベンジを考えています
ブロ友rr85de50aeさまがタケちゃんさまと情報交換しながら、何度もLNGの2074レチャレンジしている日記を見て小生も行きたくなりまして、前日天気予報を見たところ今朝は晴れ予報ということで、今朝は出勤前にひとっ走りしてLNG狙いで撮影して来ました
撮影場所はここ。ブロ友フジルさまと待ち合わせているはずが…
室蘭本線 沼ノ端-遠浅 2017/07/13(以下同じため省略します)
そうです。到着時、深い眠りについておられたようです…
しかしいまどき非電化の複線もそう多くはないですね。札幌近郊ですと、近年まで札沼線(学園都市線)に非電化の複線区間が結構ありましたし、函館線の森-長万部と、室蘭線の長万部-東室蘭の大部分も非電化複線です
ただ、この沼ノ端-岩見沢の区間、いまだに複線のままで残るところも相当あるものの、線路容量余りまくりで、どうして単線化しないのか不思議なくらいです。事実、栗山-栗丘間は栗山トンネルが地滑りか何かでトンネルが変形し通行不能となり、現在片方休止のまま単線運転を長らく続けていますが、全く問題ありません
JR北海道は役員の報酬減額が発表されたばかりですが、この辺りの単線化もそろそろ手を付けても良さそうな気が…
そして踏切警報器が鳴動し、遂に目的の列車がやって来ました!
DF200-7(赤スカ)+LNG含むコキ 2074レ 室蘭本線 沼ノ端-遠浅 遂に来ました。実は小生がこの列車を見るのはまだ二度目で、以前も書きましたが、前回は学園都市線電化に伴う廃車回送撮影のついででした
しかも今回は赤スカ先頭です。これは幸先がいいですね。
続くLNGコンテナ
周囲は深い霧に覆われているのですが、ちょうどこの辺りは切り取り区間なので、霧が線路の上空を流れて行くので撮影出来た次第です(汗
バックショット
おお、大型のDF200は、これまた体格のいいLNGコンテナとも似合いますね。旅客ならカシオペア、貨物ならLNGと相性が良さそうです
更に続きます
最後尾
この(通称)カンテラが彩る道内貨物も味があっていいですね。
この区間の室蘭本線には、今夜22時過ぎの2071レまで貨物が来ませんから(笑)、千歳線へ転進します。
やって来たのはここ。
美々駅が信号場に格下げになり、隣接駅の表示が南千歳に変わってしまっています。
沼ノ端方を見ると、こんなロケーションです
植苗駅
右側が千歳下り線(札幌方面)、左側が千歳上り線(苫小牧方面)です。間には中線を撤去した跡がありますね。以前は枕木の跡が道床に良く残っていましたが、最近はわかりにくくなっています
また、この先で上下線が分かれていて、上り線は直進して室蘭本線と立体交差しますが、下り線は向かって右へカーブを描いて、室蘭本線に寄り添います
千歳線の単線時代は、現在の上り線が上下線として使われていて、下り貨物が築堤を登る写真は良く目にしました
ところで、ホームから見えるレールをアップにしました
一部区間だけ、下り線の外側のレールが交換して溶接されています。ひびでも入って交換したか、あるいは空転傷のひどいのがあったかでしょうか…? そういえば、朝の下り凸凸タキの8771レが運転されていた頃は、良くこの列車の前後でレール破談事故がありましたが、廃止後は小生一回しか知りません。やはり重量貨物に重連の組み合わせは、線路への負担も半端なかったのではないでしょうか
ところで、列車がやって来ます。3087レの通過時刻を数分過ぎています
おお、またもや赤スカ牽引でやって来ました!
当初3087レが数分遅延したのかと思ったのですが、実はこれはその前に通過するはずの83レでした。
どうしてそれがわかったのかといいますと…
こいつは3055レの時刻にやって来たクマ貨物だったので、次位に回送クマがついていないか凝視しておりました
ところが次位についていたのは回送クマではなく…
これはまさに3087レの編成に違いありません。ちょうど、小生のアバターの写真がジュゴンことDF901の牽く3087レですので、比較していただければ。
今度は反対側から2080レがやって来るので、ホーム上を移動します。2080レといってもピンと来ないのですが、1250レと言えば通じる方もお出でかと思います。長らく朝の一番貨物として札タ発苫小牧貨物経由で最終的には東室蘭操から輪西派出へと継走される運用です
でもその前に、回送電車が。バックショットで。
植苗駅は、こちら側も中線撤去された跡が残り、だだっ広く上下線間が空いています
この電車、前夜苫小牧で滞泊し、翌早朝に回送で千歳線を上り、千歳駅から客扱いするものです
そして2080レ。
霧がどんどん濃くなって来て、しかもこの駅は平地にあるので、モロに影響を受けます
編成後尾の方は見通せませんが、輪軸コンテナはなさそうです
機次位が空コキなので、バックショットで顔面いただき
そしてラストは3055レ。回送クマの連結が期待されますが…
DF200-9(赤スカ)+コキ 3055レ 植苗駅 イヨマンテではなかったけれども、またまた赤スカでやって来てくれました。今朝は赤スカ率が高く、ウレシイですね
バックショット
こんな狭い部分で撮影しています。ホーム長を延長した、木製の部分です
ここは、“黄色い線”はなく、白線のみです。
目の前を高速でコキが通過し、迫力満点です。運転士さんにも脅威を与えないように、なるべく線路から離れた側で撮影します
朝練はこれで終わりました。
3055レが単機牽引だったので、入場クマがないことがわかっていましたので、朝の臨試観察は省略しました。
ただ、午前11時過ぎに札タに到着する2051レに1時間46分の遅延ということで、到着がちょうど昼休み明けになる13時頃となるため、もしかしたら着機押し込み(本線牽引DFによる、コンテナホームへの直接推進)が見られるかもと思い、札タへ観察に行きます
まるで旧ソ連みたいに、構内にラウドスピーカーから放送の音声が鳴り響き、「遅延2051レはただいま千歳通路線通過中」とのこと。国鉄時代は「にいまるごういち列車」または「にいころごういち列車」と呼んでいたと思いますが、ここでは「にせんごじゅういち列車」と呼んでおりました。現場も変わったのでしょうか
まもなく、入って来ました。右側が1時間46分遅延の2051レです
遅延の2051レは操1番線へ到着のようです。ところが左手にも入動がこちらへ向かって移動中です
次のシ-ン
DF200-103(ブロックマ)+コキ 札タ操1番線
編成内容見ると間違いなく2051レです。そしてしっかり入動も並行移動で迫って来ます。
通常、入動は他の引き出し編成がない限り、先回りして列車の到着を待つことが多いのですが、今回並行してやったのは、恐らく昼休み明けなのでぎりぎりまで司令所に待機していたのではないかと。
バックショット
さあ、DF200-117+DF200-1父さんが着きましたよ。
これから着機入換であれば、こちら側の前灯が点灯するはずです。
固唾を呑んで待ち構えます。
次の瞬間、、
ガックリ、通常の入動に付け替えての押し込みの模様です。朝練の疲れもあって、この辺で昼は引き上げました
それにしてもフィールドに出て撮影するのは気持ちいいですね。いい日になりました。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。