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苗穂展望台(ミスター54の記録)[旧:北海道ディーゼル貨物]

北海道の列車・苗穂工場のみたままをお送りします

[改題]雪晴れの札タに入出場車


※17:00追加修正
皆さまこんにちは。
昨日の時点でかなり雪解けの進んだ札タ構内でしたが、昨晩から今朝にかけて新たなまとまった降雪があり、朝起きたら一面の雪景色でした

早速札タ朝練に赴きましたが、このような景色でした

札幌貨物ターミナル構内  2017/03/31(以下同じため省略します)
既に3084レは出て行っている時刻なので、構内がスッキリ見渡せますね。黒く見えるのはレールのみで、構内一面白銀の世界です

そんなところに可愛らしい臨試が…

DF200-57+DF200-55 臨試9196レ
いつもはたくましく、大きく見えるクマですが、こうやって広い操車場内に2両お手々を繋いでいると、小グマみたいに可愛らしく見えるから不思議です。とりあえず臨試の出発地点が従来と変わりないことを本日は確認出来ました

牽引クマです

DF200-57[五]
これといった特徴のないクマですが、この一番違いの56号機があの東追分事故で廃車解体になっています。クマ56に問題はなかったのに、コキに装着していた試験運用中の制輪子のためか、東追分駅(当時)で後ろから押されたコキの重量で制動が不十分で、安全側線に突っ込み、脱線転覆した件です。詳細は運輸安全委員会のサイトにありますが、どうもすっきりしない結論だと思っています

中間連結部です

右側のクマの札差に白票の回送票が入っていますから、苗穂への入場回送なのですね

で、入場するクマは…

DF200-55[五]
お、GoGoクマです(ブロ友押忍番長さま命名)。
考えてみれば、廃車になった56号機を飛ばして連番ですね。
今回の入場目的ですが、54号機が1年少し前だかに全検出場してブロックマになっていますから、そろそろ全検入場ですかね。それにしても年度末最終日に入場とは…

月寒川の景色です

ここも一度は溶けていたのが、すっかり雪景色に戻ってしまいました。
しかし、雪国にお住まいの皆さまならお判りになると思いますが、これはどうみても春の景色、雪もあっという間に再び溶けて来ることでしょう。

午後の観察で動きがあれば、追加更新します。

※以下17:00追加修正

さて、午前中の仕事の後、昼練に出掛けました。

朝の臨試が動いたので、昼前の臨試でクマの出場の可能性があります。
先だって、出場クマ110号機がいきなり当日の2050レで五機へ回送された事件があり、きょうも陰謀回避のためにまずは札タで2050レのチェックです

札幌貨物ターミナル構内 (昼過ぎ撮影)
午前中の冬景色が嘘みたいに溶けています。前方に見えるのが2050レです。出発時間が近いので、前灯点灯しています

2050レが発車して近づいて来たところをアップで編成確認してみます

DF200-103(ブロックマ)+コキ 札タ操1番線
果たしてクマは1両での牽引、イヨマンテ(クマ送り)の陰謀は発生していませんでした。
また、きょうが金曜日ということもあってか、輪軸輸送用郡山コンテナは積載されていませんでした。

ここで新道下になる、回転一区をチェックしますと…

DF200-11(赤スカ)[五] 札タ構内回転一区
なんと、入場してから相当経つDFイレブンが鎮座していました!

これはシメシメ、入場期間も長かったし、番号の隣の10号機も既に全検を受けブロックマとなっていますので、期待して運転席回りをアップにします

DF200-11
あれれ、車体が余り綺麗ではなさそう、、、それに、運転席下のJRFREIGHTロゴも切り抜き文字のままですね

今度は、車体右半分のアップです

やはり側面ナンバーも切り抜き文字のままですから、これは全検でないことは確定です。
それでは車輪工事だったのかといいますと、車輪も何だか汚れたままですね。今月出場した5号機は、車輪工事までやって、あっという間に出て来たというのに、11号機のこの入場期間は何だったのかということになります

運転席下回りのアップです

車輪は確かに汚れたままですが、ダンパーや排障器だけ綺麗ですね…こんな台車、先日見たような気がしますが、良く思い出せません…

中間台車と、反対側のエンドの台車もチェックです

やはり車輪は汚れたままで、ダンパーのみ綺麗ですね
それでも出場まで時間がかかった、この辺に謎を解く鍵があるのかも知れません
これできょうの観察は終わりです。

明日の回送が楽しみですが、ここで読者の rr8*****さまから、コメントが。

> 今日も朝昼練しましたが、3084レが定位置におらず、撮影不可

これは、札タで一番観察しやすい、操1番線で通常仕立てられる3084レが、何らかの理由で、札タの第二着発線から発車したということを示唆します。そういえば、先日ダイヤ改正後のある日、小生が朝練に行ったところ、その日だけ3084レが、第二着発線群の操5番線から出発していました

まさかイヨマンテ(クマ送り)を撮影させないために、明日の3084レをわざと隠匿して操5番線発にするという陰謀が発生しないことを祈ります!

午後のコキ50000。

コキ51042
明るい日差しに照らされて、和んでいました。
この先、どうなるのでしょうね…

※以上、追加修正分でした

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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  1. 2017/03/31(金) 11:28:56|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:11

札タに謎のコキ50000が



皆さまこんにちは。

きょうは午後から本当に久し振りにまとまった雨の札幌です。
冬の間は傘が要らなかったのが、ほこりを被った傘を探さないといけなくなりました。

例によって綿密な朝練です。
・月寒川ポイント、新道下ポイント、不動木材ポイントすべてで、臨試とおぼしきクマは見かけませんでした。
(朝練の画像はありません)

朝練はこれで終了し、出勤しました。

そして、午前中の仕事の後、雨にもめげずに昼練に行きました。

札幌貨物ターミナル構内  2017/03/30(以下同じため省略します)
ご覧の通り、構内の積雪は相当溶けています。

出発待ち貨物列車がいますので、望遠で見てみます

DF200-61+コキ 1085レ 札タ操2番線
今春の運用からは、臨試運転日で苗穂に往復したクマは、1085レ牽引に就くのが所定になりました。しかし本日は朝の観察から、札タ⇔苗穂間の臨試が運転されなかったと思われます

臨試は運転されなかった可能性が高いですが、念を入れて札タ構内回転一区をチェックします

札タ構内回転一区(苗穂出場車置場)
左手に写っている道路の橋脚の手前が回転一区で、出場車がある時は、出場クマが一晩留め置かれますが、きょうは何もいません。クマ隠しでもない限り、出場車は無しだったものと思われます
そしてこの背後、第二着発線にいつものように見られた2082レがいません…
王子貨物のコンテナを積載して独特の編成で停まっていた2082レは、今春の改正で廃止になったのでした

ふと正面を見ますと…

黄昏れた早春の風景ですが、中央に何か見えませんか?

望遠にして見ましょう

コキ51042
こんなところにコキ50000が一両だけ、切り離されてぽつんと置かれています。
何両かまとまって置かれていれば、これはガス切断で現地解体になるのだな、とわかりますが、一両だけ置かれているというのがどうも腑に落ちません。
苗穂に回送されて綺麗に化粧直しされ、かつて一大勢力を誇ったコキ50000の代表として苗穂ワキみたいに保存されるのか、それともただの解体なのか…
コキの車番から見ると、解体のセンが濃厚な気もしますが、考えすぎでしょうか…

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/03/30(木) 15:42:45|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:13

きょうの札タ & JR東四季島道内試運転


きょうの札タ & JR東四季島道内試運転

皆さまこんにちは。

きょうの記事のメインは札タ観察ですので予めお断りして置きます。

最近晴天が続き、たまににわか雪が降るという天候が続いている札幌です。
今朝の札タ臨試厳重監視みたまま
・月寒川ポイント、新道下ポイント、不動木材ポイントすべてにおいて、臨試クマはいませんでした(画像はありません)

きょうの札タ観察は朝練のみです。
以上できょうのブログのメインを終わります。

.   *   *   *

では、本日の小ネタ。
千歳線でこんなのがやって来ました

JR東日本 四季島試運転  2017/03/29(以下同じため省略します)
朝の通勤時間帯に千歳線を上って(札幌→苫小牧方向)来るのですから、目にした通勤通学客も多かったことでしょう。
現場の通過時間は8時前でした。
冬であれば、空気が澄んでいて背後に雪山が見えるのですが、きょうは春霞みで見通せませんね

中間車

色の違うところが入り口ですね。
先日博多で、DF200の牽引するななつ星を見て来たところですが、あちらはかつてのお召し列車を彷彿させる、昭和時代の客車列車の進化系、こちらは音もなくスーッとやって来る、新時代の列車とでも言えましょうか

バックショット

残雪の残る切り取りの斜面ですが、本運転が始まる頃には、すべて消えているでしょうね。

おやおや、小ネタが長くなってしまいましたので、そろそろ閉めましょう。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/03/29(水) 15:04:37|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:14

久し振りにフィールドに出たら、赤スカ連発


久し振りにフィールドにでたら、赤スカ連発

皆さまこんばんは。

春の好天に誘われ、近郊で撮影をして来ました。
まずは島松方面です。なぜか線路脇にJRの職員とおぼしきワゴン車が。
お召しが走るでもなし、四季島が明るいうちに来るという話もないし、ハテ?

晴天過ぎて逆光がきついですが、最初の撮影は3057レ。
きょうの貨物はすべて定時です。

DF200-119+コキ 3057レ  2017/03/26(以下最後の一枚を除き同じため省略します)
DF消防が牽いて来ました。この後DF警察が登場してくれればちょうどいいですね。
四角い機関車に半逆光はどうしようもないですね。

先日の改正で1往復減った183系運用の北斗。

キハ183系7B 8D(北斗8号)
きょうは7連でした。強力な新幹線推しの影響で、北斗系統は編成両数・本数ともに優遇されていますし、石北線や宗谷線の特急みたいに系統分割もされていません。しかし小生は予告します。将来尻に火がついて来ると、「新幹線に接続しない北斗」だけ、東室蘭ですずらんと乗り継ぎになるかも知れません。 本当はJR北海道が経費削減のため全廃したい車内販売が、僅かに残ったのが、「新幹線に接続している北斗」の一部だけ残ったという、どうみても恣意的な運用からの予測です

次いで定期的単行機関車

DF200-59(単行) 臨単8891レ
以前は朝の臨貨スジを使っていたこともありますが、現在は毎日運転で、クマ運用に組み込まれている臨単8891レ。苫小牧貨物発札タ行きで、この春の改正でビール庭園での発車時刻が繰り下がり、3057レの次の快速エアポートの直後にやって来ます
もう1本DF200に定期的単行があり、東室蘭操発札タ行き臨単8893レです。

そしてきょうは赤スカがやって来ました!

DF200-5(赤スカ)+コキ 3056レ
この5号機は、言わずと知れた、2/23に車輪工事目的で3055レク8号機の次位に付いていて、8号機が脱線事故で戦線離脱したあとも、有火となって復活して行路を遂行した栄光のカマです。1週間遅れで入場して、あっという間に工事終えて出てきて、とっくに運用入りしていたのですね。ブロ友kobaさまの日記によれば、既に石勝・根室線往復して来た後らしいです

場所を変えて待ちますと…再び赤スカが!

DF200-7(赤スカ)+コキ 2051レ
背後の恵庭岳が霞んでしまっているのが残念ですが、この辺は田畑がまだ一面雪です

函館からやって来る特急北斗。

キハ183系7B 3D(北斗3号)
エンジンからの発火事故で長期運休中にリフレッシュされ、現在北斗で運用されている183系は、石北線の183系とは全く別物と考えていただいていいと思います

元の位置に戻りますと、JRの職員と思しきクルマは消えていました。
何かいいもの行ったんだべか??
そして迎え撃つ根室線2075レになんと、3本目の赤スカ!

DF200-4(赤スカ) 2075レ
キャーって叫びたくなるくらいの高確率で赤スカ引き当てています。
それにしてもこの4号機、スカートがハゲチョロですね。この姿でカシオペア牽いたんですから、ちょっとびっくりです

先ほど札幌へ下って行った183系北斗が折り返して来ました。

キハ183系7B 12D(北斗12号)
厚化粧こそしていますが、キハ82系の末期を思い起こさせるように満身創痍です。でも82系の末期に多発した機関停止で遅延というのは聞きませんので、きっと優秀な車両なのでしょう

先ほど臨単8891レで下って行った機関車が、コキ牽いて戻って来ました。

DF200-59+コキ 2050レ
先日苗穂駅人身事故でダイヤが乱れた時、臨単8891レも遅延したため、2050レには別の機関車が代走で入っていました

フィールドワークはこの辺で切り上げ、札タに移動します。
見て下さい。

札幌貨物ターミナル構内
さすが春、3日連続して積もった雪が解ける速度も速いです。
操3番線に停車しているコキは、出発待ちの本州貨物94レです。

そこへ、本州からの3059レが到着です。

DF200-62+コキ 3059レ 札タ操2番線
この時間、札タへの到着貨物は順光でばっちりです。

さっそく牽引クマが切り離されて、機待線へ向かいます。

左: HD300-501[苗]、 右: DF200-62[五]
左奥に小さく見えているのが、この編成を押し込むために白石通路線で待機中の入換動車で、その右隣の機待線へクマが向かいます

と、反対方向を振り返ると…

HD300-502 札タ操1番線
別の入換動車がコンテナ引上線から渡り線を通って、操1番線をこちらへやって来るではあありませんか!

そして目の前で停止し、

3059レ編成押し込みのためにやって来たHD501と接近します。

そして次の瞬間…

左: HD300-501、 右: HD300-502
ランデブー(死語)します!
どうして入動が不動木材前に終結したのでしょうか?

HD502は白石通路線へ向かいまして、一方のHD501はといいますと、

HD300-501+コキ 3059レ編成押し込み 札タ操2番線
HD501は順当に3059レの編成をコンテナホームへ押し込んで行きました
吊り掛けモーターの音が響きました。

答えはこれ。
本州貨物3059レの到着からものの10分程度で、今度は北旭川からの函館線貨物8080レが同じ操2番線に到着しました!

DF200-110(ブロックマ)+コキ 8080レ 札タ操2番線
やけに綺麗な機関車だなあ、と思って見惚れていると、なんと最近全検出場したばかりのDF警察ではないですか。
消防とペアでゲット出来ました。このクマ、出場した当日にいきなり2050レの次位に連結されて札タから函館貨物に行ってしまい、じっくり観察するチャンスがなかったのです

ということでアップで観察です

DF200-110[五]
おや、これまでのブロックマとは、ブロックプレートの構造が違います。これまでのクマはDD51のブロックプレートと同じく、横長のチャンネル材にステンのナンバーを貼り付けたような構造でしたが、この110号機はペラ板に数字を貼り付けて、左右でビス止めしてあるように見えます。工程の簡略化か、あるいはこの方が腐食に強いのでしょうか。 もしかしたらナンバーを200番台に換えやすいとか?

コキから切り離されたバックショットです。

まるで新車みたいですね。

で、そのままクマは機待線に収まり、今度は入動の502号機が、待機していた白石通路線から接近します。

左: DF200-110 機待線、 右: HD300-502 操2番線
3/15に到着した3055レで、機関車の札機返しが発生した時は、
・本線牽引クマ+無動力回送クマ+入動HD300
の3連となり、機待線に収まりきれなかたため、上の写真でクマの向かって右隣、「上り引上線」で折り返していました

そしてHD502が8080レのコキ編成に連結されます

HD300-502

そしてコンテナホームへ推進で押し込んで行きます!

HD300-502+コキ 8080レ編成押し込み 札タ操2番線
この入動、DLなのにエンジン音がほとんど聞こえなくて、吊掛モーターの音がするところが、なんとも不思議ちゃんです。

最後にお気に入りの萌黄色の電車を一枚

789系基本番台(HE-205編成ほか) 3025M(ライラック25号)  これのみ2017/03/25撮影
バックショットですが、道央にこのカラーリングは、間違いなく新風を巻き起こしていますね。

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

  1. 2017/03/26(日) 23:42:42|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:13

遅延で札タ着機押し込み発生!


遅延で札タ着機押し込み発生!

皆さまこんばんは。

昨朝起床時、新雪が20cm積もっていたことは昨日の日記で記載した通りですが、今朝もまた新たに15cm積もりました。春の雪、情緒があります

陰謀回避のための朝練の成果です。
・札タの月寒川ポイント、新道下ポイント、不動木材ポイントともに臨試クマは見かけませんでした

恐らくきょうの臨試は動かなかったと思われます。

もちろん陰謀回避を徹底させるために、昼のチェックにも行きます
時刻は12:26の昼休み中ですが、変な単機が第二着発線に到着します

DF200-62  2017/03/24(以下同じため省略します)
この時刻に通常到着する機関車はないのですが、単軌8891レが遅延でやって来たようです

きょうは苗穂で人身事故があったので、本線のダイヤが乱れており、札タに09:56到着する3057レが2時間20分遅延でお昼休み時間中に到着しました

DF200-3(赤スカ)+コキ 3057レ(2時間20分遅延) 札タ操2番線
こんもり雪が積もっていますね。

カマアップです。

DF200-3[五]
おっと赤スカですよ。入場中の赤スカが2両いますので、見かけるチャンスは少なくなっています。
通常カマを切り離す作業に入るのですが、誘導作業員さんと、エンド交換した運転士が会話を交わしています

と、次の瞬間…

前灯が点灯しました!
通常なら入換動車のHDに繋ぎ替えて、推進でコンテナホームに押し込むのですが、遅延のため入換動車と乗務員の昼休み時間に到着したため、この本線牽引クマでそのまま押し込むようです。以前の改正前の2051レでは定期仕業として普通に見られた光景ですが、いまは明るい時間帯に通常は見られません

いざ、発進です

前灯点灯が、クマによる押し込みの証です。

バックショット

DF200-3(赤スカ)+コキ 3075レ押し込み 札タ操2番線
こちらのエンドに運転士が乗車していないので、到着ではなく推進風景だとわかります
右隣は、12:32発の2050レの出発待機中の姿です

ここで新道下ポイントへ移動して、コンテナホームへコキを押し込んだクマ3が戻るのを待ち受けます…
来ました!

DF200-3(赤スカ)
コンテナホームから、単独で戻って来ます。

接近します

コンテナホームから機関区には直接行けないため、一旦着発線へ戻るのです

バックショット

おや、出発待ちの貨物と離合です


左: DF200-109(ブロックマ)+コキ 2050レ 札タ操1番線、 右: DF200-3(赤スカ)
機関車同士、挨拶風景です

入れ違うように、2050レのクマの前灯が点灯します

発車時刻です。際どいタイミングでした。

接近します

DF200-109(ブロックマ)+コキ 2050レ 札タ操1番線
いつぞや苗穂を出場し、臨試で札タに回送されて来たクマ110がいきなり当日の2050レ(この列車)に連結されたことが一度だけありましたが、それきりで、きょうの2050レもどノーマルです

第二着発線方向では…

HD300-502[苗]
こいつが休憩中です。まだ防風板がついたままですね。

ここでいったん観察を抜けます。

しばらくして戻ると、ちょうど3097レが到着したところでした

DF200-1(赤スカ)+コキ 3097レ 札タ操2番線
定時ですので、札タの昼休みは終わっています。これの動きがどうなるのか観察します。

カマが切り離されました!

DF200-1(赤スカ) [五]
トップナンバーのお顔が見えました。

切り離されたということは…

入換動車HD300-501に繋ぎ替えて押し込みです。これが通常の姿です。

今後DFによる着機押し込みを狙うなら、遅延して昼休みに到着する列車がアナでしょう。
大抵は2051レ、たまに3057レのことが多いでしょう。

ところで大雪に因んで小ネタを。

札幌市内で見かけたクルマ。


モヒカン自動車!

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

  1. 2017/03/24(金) 17:40:40|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:10

きょうの札タ / 中京地区の凸(前回未掲載分)


きょうの札タ / 中京地区の凸

皆さまこんにちは。

春になったかと思われた札幌ですが、未明から除雪車の音がしていたので、もしやと今朝起きると、新雪が20cmくらい積もっていました。

最近はどんな陰謀が発生するかわからず、先日も臨試のクマ隠しが起こったばかりなので、札タ朝練に出かけました
観察場所は、臨試の出発地点変更に備えて、不動木材ポイントです。

札幌貨物ターミナル構内  2017/03/23(以下同じため省略します)
相当積もっており、道床が顔を出していません。作業員さんが入ったと思われる足跡が残っています

反対側を見てみましょう

月寒川ポイント方向の着発線を望みますが、いつも臨試の出発する場所もカラです。
ということで、恐らくきょうの臨試はお休みだろう、と考え引き上げます。

で、油断も隙もないので、昼練で回転一区をチェックしました

・札タ構内回転一区(苗穂出場車置場)はカラです

ということで、きょうはクマ出場はありませんでした。

では、連休中、中京遠征で愛知区の凸を中心に撮影した列車で未前回掲載のものを上げて行きます
以下、本日の撮影ではありません(写真ごとに撮影日を掲載します)

まずは我らが1146号機。早朝四日市着のコキ運用に入っていました。

DD511146(A更新)+コキ 2083レ 四日市  2017/03/20撮影
これが旧鷲機凸が本州転属後実際に運用入りしている姿を初めて見たものなので、ほっとしたのと同時に、エンジン音も快調そうだったのでとても嬉しかったですね
この運用、バルブは別として、走行シーンであれば四日市近辺以外は撮影不能でした。しかもこのカマの返しコキレは日が暮れてからの発車。この下りで撮影する以外にありませんでした。もしここでこれを待ち構えていなければ、撮影できなかったのです。危ない危ない

バックショット

稲沢で見かけた休車中は、随分色褪せているように見えましたが、どうしてどうして、思ったよりも綺麗です

四日市着後、入換中の姿

DD511146(A更新)ほか 四日市構内  2017/03/20撮影
特に不調も感じさせず、ホイッスルの音も往年と変わらず入換にも活躍していました

次に、8271レに重単でやって来た旧鷲別機と原色機の組み合わせ

DD511147(A更新)+853(原色) 8271レ(重単) 富田  2017/03/20撮影
このカマこそ、愛知区構内で野ざらしになっていた時は塗装が悲惨でしたが、動いていると元気に見えてくるから不思議です。
大宮車両所へATS取付など復活目的で入場したのですが、塗装はそのままの出場でした

1147のキャブ周り

DD511147 富田
錆を補修した跡でしょうか、パッチワーク塗装が痛々しいですね。
全検標記は苗穂車両所でH21年12月。途中門司区と愛知区で休車期間があったことを考えると、まだまだ使えそうですね。853とかが落ちても、意外に残ったりして

次に昼前に四日市から稲沢へ上って行く、DE臨単運用。
サイドビューを狙って、長閑な永和の善太川橋梁で待ち構えます。

と、やって来たのは凸牽引!!

真横を通過します

DD51 825(A更新)+DE10 1592(更新色) 臨単8970レ 永和  2017/03/19撮影
おっとコレは珍しい、凸がDEを牽引です。
凸825といえば、製造時からSGなしの800番台、その最若番で、切り抜き文字がちょっと目立つカマです。
往年の紀勢線鵜殿貨物が廃止になる直前伊勢柏崎のS字カーブで同じカマを撮影しましたが、その時は全検直後で非常に美しかったです

今度は北海道に因んで、本輪西の製油所で活躍していた赤いスイッチャー。
いまは太平洋セメント四日市工場で活躍しています。

左: DD511、 右: DD452 太平洋セメント四日市工場  2017/03/19撮影
これの活躍は複数回こちらで見ているのですが、残念ながら旧鷲機凸とセメタキ受け渡しの時、出会う姿は未だ撮影出来ておらず。ブロ友DDエンゼルさまは既に達成しているようで、流石四日市が地元ですと違う(爆、十勝にも別荘をお持ちのようです)

そしてこのセメタキは富田で関西本線に乗り入れていますが、どこからやって来るかといいますと…

ED+ED+セメタキ 3712レ 三岐鉄道 山城-暁学園前  2017/03/19撮影
三岐鉄道の東藤原からでした。
急曲線を通過したあと、吊掛モーターの音を響かせながら、重連総括のEDがセメタキを牽いてやって来ます。

もう一枚をアップで

三岐には東武から移籍したEDや同型も在籍しています。東武時代、東北線と久喜駅でタキの受け渡しをして、最終的には佐野線の田島まで、伊勢崎線の特急や準急Aに混じって、遅いスジで頑張っていたことが特筆され、何度か動画で撮影したこともありました。館林-太田間は、足利市を通る伊勢崎線ではなく、実はより距離の短い、小泉線経由で走るところが特徴でしたが、とっくに消滅しました。ちょっとその頃を思い出しました

ということで、札幌での陰謀サプライズ発生により遅くなりましたが、連休中京地区遠征のまだ掲載していなかった画像の一部を上げました。未掲載画像もありますので、チャンスがあれば、パラパラ掲載して行きます

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/03/23(木) 15:27:55|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:15

ブロックマ10号機先頭の赤スカクマ重 & ダイヤ改正で新たな陰謀発生


ブロックマ10号機先頭の赤スカクマ重 & ダイヤ改正で新たな陰謀発生

皆さまこんにちは。

昨日陰謀で、こっそり朝の臨試が動き、ブロ友takekyuさまのコメントによれば、昼の臨試は通常の時間でDF5号機が苗穂から札タまで出場回送されたそうです
もちろん現場百回で確認したのは昨日の日記で既報の通りですが、油断も隙もありません。

で、本日5号機の五機への回送を撮影しに行って来ました。
3/4のダイヤ改正後初めての3084レ撮影になります。この度何の陰謀か、札タの発車時間が10分余繰り下げられ、出勤前の撮影にはかなり厳しい時間となりました。札タ構内で撮影する方法もありますが、出来れば沿線で撮影したいと思い、出かけて来ました

この季節、まだバクチ踏切は冬季通行止めが続いていますので、撮影出来ません。
まだ学生さんは春休みではありませんが、この季節3年生は登校していないので、ホームがやや空いているかと思い、上野幌駅ホームへ向かいます

案内情報では、千歳線は濃霧の影響で下り札幌方面の普通電車が3分-最大9分の遅延で運転されています。基本3084レは上りなので大きな影響はありませんが、新札幌付近の札タ千歳通路線で下り線と平面クロスがありますので、遅延の影響が出る可能性があります

わくわく半分、遅延の恐怖半分で待っていますと…

DF200-10(赤スカブロックマ)+DF200-5(赤スカ)+コキ 3084レ  2017/03/22(以下同じため省略します)
なんと唯一の赤スカかつブロックマの10号機先頭の、赤スカイヨマンテ(クマ送り)でやって来ました!
こんな素晴らしい編成は久々に見ます。考えてみれば、この次位の5号機が2/23に3055レで入場回送された時も、牽引は赤スカ8号機でしたから、余程この5号機は赤スカイヨマンテに縁があるのかも知れません
実はこのアングルを見れば、鋭い読者さまはダイヤ改正で発生した陰謀にお気付きかも知れません

イヨマンテクマ重のアップです

2両とも見事に赤スカなのが確認出来ます。
現在赤スカクマは901号機と、1-12号機の合計13両があり、そのうちジュゴンこと901号機は五機構内(有川埠頭)専用状態で本線に出て来ません。また、5・8・11号機の三両は苗穂入場中なので牽引機に就くことはありません。そんな厳しい条件の中で、赤スカブロックマの10号機が先頭に付いたのは本当にラッキーでした

ちょっとカツカツになってしまいましたが、回送5号機のドアップです

今回車輪工事を受けて綺麗になりました。
3055レで入場回送の時と同じ次位に繋がれていますが、入場の時は途中の北入江信号場構内で牽引機の8号機がコケましたので、以後本務機として牽引して札タまで3055レを牽引した実績があります。きょうは何事もないと思いますが、ブロックマ10号機に何かあれば、5号機が再び火を入れて、函館貨物まで牽引するのでしょうか…
そういえば小生の高校生時代、先輩の女子でバイクの後ろに乗っていて事故り、運転者が死亡したという人がいましたが、二度目も別の男のバイクの後ろに乗っていて同じく死亡事故に遭い、やはり運転者は死亡、女子はピンピンで怪我なしでした。そんなことを思い出しましたが、5号機は疫病神ではないと思いますので、きっと大丈夫でしょう

バックショットォ~~

ゲゲッ、これがダイヤ改正の陰謀でした。改正前は中線が空いていましたので、カーブしたホームの途中から3084レを撮影出来たのですが、改正で下り札幌方面行きの6両編成普電が特急待避のために中線に入ってしばらく停車してしまいますので、冒頭のカットのアングルでしか撮影できなくなり、バックショットは事実上不可能となってしまいました

全体像はこんな感じですね

左: 3084レ通過中、 右: 待避のため中線停車中の741M721系F-4203編成
本当なら、普電の3両目あたりのカーブ途中から撮影したかったところです。

ということで、今回の改正で3084レの時刻下げに加え、上野幌中線塞ぎという二重苦の陰謀が働いて、撮影の環境はますます厳しさを増しています
でも、そういう時ほどファイトが湧いて来るものですね。陰謀に負けるものか!!

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/03/22(水) 12:04:50|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:18

陰謀発生。


陰謀発生。

皆さまこんばんは。

連休の三重県探訪で、元鷲機から旋回窓のまま転出し、愛知区へ集結した3両のDD51たちが元気に活躍している姿を観察して、昔の姿と較べた記事を昨日アップしたところです。今回の中京地区遠征は隠密行動として行ったためかどうか、道内を不在にしている間に出場車などの陰謀は発生していませんでした
しかし、札幌へ戻って来た今朝早速あの組織による陰謀が発生しました!
その経緯を順を追って書いて行きましょう。
(本日は中京地区遠征の続きの記事を掲載する予定でしたが、陰謀発生のため明日以降になります)

まずは朝練です。
知らない間に何が起こるかどうかわかりませんので、もちろん休み明けのきょうも札タに出向きました。
いつも確認する月寒川橋梁付近の臨試出発地点を確認しましたが、クマはいません。
臨試は運転なしと判断して、昨日のコメントにそう書き込み、出勤しました。

きょうは昼休みが少ない日ですが、もちろん手を抜かず、現場百回で念のため札タ確認です。

札幌貨物ターミナル構内  2017/03/21(以下同じため省略します)
ちょっと留守にしている間に、構内の雪も大分減ったのにびっくりです。
しかし、奥にある黒くなった雪山は、わざと崩さない限り、相当残るものと思われます。

今度は札幌新道下の回転一区の観察です。
すると…

あれ? 朝臨試がなかったはずなのに、何かいますね(笑)
赤スカートです。回送票があるということは、自力走行ではなく、牽引されて苗穂から出て来たということです。
いま苗穂車両所に入場中のDF200は全部で4両いるはずですが、なんとそのうち3両が赤スカです。
赤スカは、入場順に11号機、5号機、8号機で、その他に灰スカの106号機も入場中のはずです。
これらのうち、8号機は何かと問題になっているカマで、早々の出場はないものと思われます。するとどれか?

右半分で確認です

お、5号機ですね。
こいつは、忘れもしない2/23にDF200-8号機牽引の3055レの次位無動力回送として被牽引走行中、本務機の8号機が脱線し室蘭線北入江信号場構内で停止した時のカマで、結局現場で火を入れて有火となり、当該の3055レを救援牽引していったん洞爺駅まで推進して抑止を経た後、一日以上遅れて終着の札タまで送り届けた立役者です
ほら、こんな勲章ものの5号機に経緯を表して、保線関係の職員さんたちが多数表敬訪問しています
(嘘です。付近の線路の補修をしているように見えました)
結局一旦札機に収容の後、1週間くらい予定より遅れて苗穂へ臨試で回送されたのは、観察した通りです

全体像です。

DF200-5(赤スカ)[五] 札タ構内回転一区
この通り、車輪がとても綺麗になっています。ダンパー類はそのままのようですので、今回は基本車輪工事だったのではないでしょうか。もちろんですが、ナンバーも切り抜き文字のままで、全検ではありません。番号一桁のクマでブロックマ化されたものはまだいませんね

ここから考察です。
今朝いつもの時間にいつものところで臨試の存在を確認したのに、何もいなかった。臨試運転なしのはずなのに、何故か回送票を入れたクマが昼過ぎに札タの回転一区に留置されていた

何故か?

臨試が運転されたことは間違いないと思われ、考えられるクマ隠しの原因は次のどれか一つ。
#1: 臨試9196レの運転時刻そのものが臨時で変更され、通常の時間に見ても見つからない
#2: 臨試9196レのクマ出発待機位置が、いつぞや見たように、臨時で不動木材などの旧出発ポイントへ変更されていた
#3: 臨試9196レの据え付けが何らかの理由で出発時刻直前になり、早めのチェックで見つけられなかった

余程のことがない限り、これらのどれかだと考えています。
#1と#3は、カマ回しに余裕がなくてギリギリにずれ込んだりした可能性があります。ただし、連休明けで、昨日からマルヨで運転された列車も少なく、また札タ関連で遅延貨物もなく、単純なクマ不足の可能性は低いのでは。これらだとすると陰謀濃厚

#2は以前保線業務かなにかの都合で昔の9196レ出発地点である、不動木材ポイントに変更されたことがあり、今回保線作業が新道下付近で行われていたことと符号する。実際に先日3084レが作業を避けたためか、第二着発線群の操5番線発に変更されていたことも記憶に新しい

ということで、今回は発地点が臨時で変更されていた可能性が高いと睨んでいます。今後は朝練に際して遠望で不動木材ポイントもチェックしなければ、と思っています
明日の回送が楽しみですね。ただし、回送列車の出発時刻が改正前よりも10分くらい遅くなりましたので、困難が伴います

きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

  1. 2017/03/21(火) 21:51:47|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:11

旧鷲機三姉妹を訪ねて


旧鷲機三姉妹を訪ねて

皆さまこんばんは。
~ミスター54が更新しない時は何かがある~
そうです。この連休ずっと更新や、みたままをお休みしていますが、やはりこれにも理由がありました。北海道の鷲別区が廃止になる少し前に、検査期限の残ったDD51が3両、道外に転出しました
番号順に、1146号機、1147号機、1156号機の3両になります。

これらはすべてが同一の動きをした訳ではありませんが、最終的には愛知区に集結して、長らく稲沢構内で休車留置されていました。使用せずそのまま廃車かと思いきや、その後、後継の機関車の配置が遅れたためか、登場するまでのリリーフとして三姉妹すべてカムバックして、関西本線を中心に活躍しております

これまで名古屋まで何度か仕事上の出張があり、その都度これらのカマに会えないか探って来ていたのですが、休車中で運用開始前だったり、たまたま動いていても仕事のスケジュールと合わなかったりで、これまで一度も稼働中の姿を見ておりませんでした
えい、こうなったら、と、小生にしては珍しく仕事外の純粋な遠征として三姉妹攻略に的を絞って出撃することにしました

これにあたっては、四日市在住と噂されるブロ友DDA(DDEともいう)氏の貴重な観察情報をブロ友F氏に伺ったりの情報が役立ちました。ご両人には、ブログ上で厚く御礼申し上げます。
さて、三連休の初日土曜はスカ。旧鷲機凸は全く動かないという陰謀でボツ。翌日曜日も、一部回送動いても早朝など限られたポイントにいない限り撮影できない運用に投入され、撮影できず焦ります
そして最終日のきょう、鷲機三姉妹すべて運用入りし、撮影することが出来ましたので報告します。

まずは1146号機

DD511146(A更新)+コキ 2083レ 四日市着後入換  2017/03/20
きょうも陰謀が働くと睨んで四日市で待ち構えたところ見事撮影

鷲機から愛知区転入後休車時代の姿。

DD511146(赤A更新) 愛知区構内  2014-12-27撮影

そして鷲機から愛知区へ転属回送中の姿。

DF200-106+DD511146(赤A更新) 8771レ  2013-06-24撮影
鷲機から8771レで札タに入り一泊して翌日の3084レで愛知区へ送り出されました。当時の転属パターンです。

これが道内での現役時代

DD511146(赤A更新)+DD511162(B更新)+タキ 5772レ  2009-04-17撮影
長らく所定重連だったタキ返空5772レの先頭に立つ姿。

次いで1147号機
昨日はウヤだった8271レ。きょうは重単でやって来ました。

DD511147(A更新)+853(原色) 富田ー富田浜  2017/03/20
このポイント、列車後部まで入り切らないことが難点ですが、重単ならもってこいです
下りで重単が来たということは、上りで石油満載タキレが凸凸牽引で走るということではないですか!
しかも重単の後尾が原色ということは…ハッ
お楽しみは最後に。

1147号機が愛知区で野ざらし休車時代の姿。

DD511147(赤A更新) 愛知機関区構内  2014-12-27撮影
1147号機は比較的調子がいいのか、道内で運用中の外観は美しかったはずですが、この撮影時点では三姉妹の他の2両が稲沢駅ホームの脇に留置されていたのに対し、この1147号機だけが離れて機関区構内に、廃車のEF64と並んで置かれていて、本当に復活する日が来るのだろうかと思わせる色褪せた外観でした

で、この1147号機が鷲機から転出する時の姿。

DF200-61+DD511147(赤A更新) 8771レ  2012-09-23撮影
この時の回送票を見てびっくりしました。
なんと転属先は遥か九州の門司機関区だったのです!
門司区に所属して、他の原色機に混じって関門トンネルをくぐり、山陰線の岡見貨物や美祢線の貨物に活躍を始めて程なく、水害により両線に山口線を含めた貨物が運休になってしまい、その後タキの後始末で運転された最後の列車もこの1147号機が牽引するという名誉?あるカマとなりましたが、原色機に混じってただ1両の更新機だったので、人気は今ひとつだったようです

1147号機の道内現役時代

DD511158(B更新)+コキ+DD511147(赤A更新) 8073レ 常紋(信)  2010-09-20撮影
石北臨貨にPPで対応する後補機運用中のバックショット。

そしてこのカマはかつて青更新色だった時代があります

DD511090(B更新)+1086(B更新)+1147(青A更新) 8771レ(三重単) 2006-09-08
8771レで入場回送されるバックショットです。先頭2両が重連総括制御で、1147号機は無動力回送ですが、見かけは三重単です
この他道内凸で青A更新色だったことがあるのは、1165号機と1166号機です。

そして本日三姉妹で最後に登場したのが1156号機。

DD511156(A更新)+コキ 2089レ 四日市  2017/03/20
ここでこいつが出てきてくれたために、旧鷲機三姉妹を一日でコンプリートすることが出来ました。
現在運用中の三姉妹の中では、これが一番塗装が綺麗でしょうか。
本当はここで撮影するはずではなかったのですが、ホテルにトランクを置き忘れるという大失態を冒し、取りに戻ったために仕方なく。しかし会えただけでも感激です

1156号機の休車中の姿。

DD511156(赤A更新)+1146(赤A更新) 2014-12-27
休車中何度か見ましたが、たまに組み換えられていました。この時は1146号機と連結されて置かれていました。隣の凸が前灯をくり抜かれていたりしたこともあり、このまま廃車かと思ったこともありましたので、いまの活躍が眩しいですね

1156号機転属回送の姿。

DF200-4+DD511156(赤A更新) 8771レ  2013-07-01撮影
以前なら8771レが所定凸重連でしたので、見かけ三重連になるところですが、もうこの当時はDF所定になっていましたので、単なるドナドナ写真です

1156号機の道内現役時代

DD511156(赤A更新)+DD511147(青A更新)+タキ 8771レ  2006-04-21撮影
おっと、重連の2両目は、先程の1147号機ですよ! 赤A更新と青A更新の取り合わせが眩しいですね。
この1156+1147の組み合わせで関西線でタキレを牽引することはあるのでしょうか?

そして1156号機がまだ原色時代の姿。

DD511156(原色)+コキ 2082レ  2003-09-26撮影
もう14年前になるのですね。秋の寂しい西の里信号場を行く姿です。
この場所、現在は立入禁止になっていて、撮影出来ません。

そして今朝見た重単8271レの返しとなる、石油輸送列車

DD51853(原色)+1147+タキ 8380レ(旧5380レ) 白鳥信号場  2017/03/20
原色先頭で次位機が旧鷲機という、素晴らしい編成です。
貨物凸で唯一原色で残った853号機もいつ運用離脱してもおかしくないと言われています。最後の晴れ姿にならなければいいのですが…

その他のカマも撮影して来ましたが、きょうは三姉妹関連のみアップしました。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/03/20(月) 23:59:24|
  2. 道外
  3. | コメント:20

必殺、札機返し!


必殺、札機返し!

皆さまこんにちは。

きょうも晴天で春霞みの札幌です。
今朝の3055レがどうやらイヨマンテらしいとのみたままをキャッチし、ダイヤ改正後の札機返しがどうなっているかを観察に行きました
以前は苗穂入場機がある場合などに、札タ⇔苗穂間に運転される臨試9196レ~9197レの牽引機は早朝本州貨物3087レを牽いて札タに到着したクマが担当していましたが、五機のクマ運用が変わり、函館貨物から本州貨物3055レを牽いて来たクマがそのまま臨試の牽引をするように変わりました。改正前と比べてどこが気になるのかといいますと、五機所属のクマは通常3055レの機次位に無動力で連結され回送されますので、これが臨試に入る場合、クマ同士の連結をいったん切って、回送カマを従来通り着発線群に単独残して、牽引機のみ札機に入るのか、あるいは回送カマごとそのままいったん札機に入るようになったのか、がチェックポイントです

さて、きょうの3055レは1時間35分くらい遅延していましたので(輸送情報サイトでは1時間55分遅延とありましたが、そうでないことはみたままで確認済み)、それに合わせて札タで待ち構えます

札幌貨物ターミナル構内  2017/03/15(以下同じため省略します)
いつもは月寒川ポイントで待ち受けることが多いのですが、きょうは切り離された後のカマの動きが気になるので、F木材ポイントです。レール付近の雪はあらかた消えましたが、まだ線路脇には積雪があります
跨線橋は、JR貨物の研修センターと、札タ構内を結ぶもので、JR貨物職員向けです。この間で操1~4番線の四本の線路を跨ぎます。通常貨物駅の構内にわざわざ職員向けの跨線橋を設けることはないと思われますが、恐らくこれは以前函館上り本線がこの下を通っていた時代があり、その時の名残りではないかと思います
ところで、背後に遠く見えているのが、出発待ちの3084レの最後尾です。注意深い方はここで疑問を持たれると思います。3084レは通常操3番線発なので、最後尾はこのあたりの近くにあるはずです。ところがきょうは大分遠くに見えます。それもそのはず、きょうは第二着発線群である、操5番線からの発車となっています。この件はかなり後で触れます

お、1時間35分遅延の3055レが到着しました。

誘導作業員さんがお出迎えです!

緩いカーブを曲がって来ると…

やはりイヨマンテ(クマ送り)でした!

編成を見てみましょう

DF200-103(ブロックマ)+DF200-59+コキ 3055レ(1時間35分遅延) 札タ操2番線
手前の操1番線に到着するとクマ重の確認がしづらいですし、操3番線または操4番線では、雪の阻まれて下回りが見づらいので、理想的な操2番線に到着です! まさに早起きは三文の得でした

回送クマの観察です

DF200-59[五]
50番台でコマツエンジン搭載のクマです。このカマは特記すべきエピソードはなかったかと思います

連結部を見てみましょう

左: 103号機、 右: 59号機
回送の59号機には区名札が通常通り差さっていますので、これは運用上の都合による回送とわかりますね。有火または無火の場合があり、きょう、このカマが苗穂へ入場することはありません。3055レ到着から、臨試出発までの入場車の動きについては、改めてのリベンジが必要ですね

と、誘導作業員さんの合図によってクマ重がコキから切り離されます

やはり、箱形の機関車は貫禄があっていいですね。

そして、引上げ線へ向かって機関車だけが移動を始めました。先頭のDF200-59父さんのバックショットです

DF200-103(ブロックマ)[五]
過酷な環境で長距離を走っている割には、外見的にも綺麗に整備されています。

後部から

DF200-103+DF200-59
DF59に入換灯が点灯していませんから、今回は無火回送だったようです。
この後クマ重は上り引上線に入り、停止しました。

と、今度は大分前から白石通路線で待機していた入換動車HD300-501が、3055レのコキ編成を押し込みに近づいて来ました。

左奥: DF200-103+59 上り引上線、 右: HD300-501 操2番線
白石通路線を通り抜ける列車は、現在臨試9196レ~9197レの一日最大二回だけなので、普段は引上線同等の使われ方をしています。この線路は外周道路から最も近いので、入換機の観察などにもってこいです
奥に見えるクマ重は上り引上線にいます。向かって左隣にある上り機待線に入らなかった理由は、もしかしたら冬季カマ2両分の除雪がなされていないのかも知れません

そして、HD501号機は、3055レのコキ編成に連結されます。

奥に見えるのは操3番線で先ほどから待機している、別の入換動車HD502号機です。どうしてこれが押し込まないのでしょう?

HD501号機がぐいぐいと、3055レ編成を推進でコンテナホームへ押し込んで行きます

HD300-501+コキ 3055レ編成 操2番線
旧型国電と同じ、吊掛けモーターの唸りが響きますが、さすがハイブリッドと粘着特性、入換動車がDE10時代とは比べものにならないほど驚くほどの加速です

そして、操3番線に残されたHD502号機が、向かって左側へ動き始めます

HD300-502[苗] 操3番線
単機ですと、ほとんど音がしません

向かった先は…

上り引上線で待つ、クマ重です!!
手前側のクマ59が無火なので、札機返しは、HD300が牽引する形になります
わかりました! 先ほどクマ重が機待線に入らなかった理由は、三重連だと機待線の短い有効長からはみ出すからではないでしょうか!?

そして、折り返し札機返しがやって来ました!

HD300-502+DF200-59(無火)+DF200-103
ブロ友hamusutarさまが長年観察を続けていた札機返しですが、小生は本当に久し振りに見ます
昨年イレギュラーで3057レの機次位で函館貨物から札タまでクマが無火回送された時は、特別だったのか、札機返しは牽引クマの推進(従って無火回送のカマが先頭)というのを一度だけ見ましたが、きょうは遅延があったとはいえ、3055レ着時の所定ですね

真横から札機返し編成を

(左から)DF200-103(ブロックマ)+DF200-59(無火)+HD300-502
これ、8771レが凸凸所定牽引だった時代は四重連になっていたのですが、さすがに昨今では望むべくもないですね

バックショット

札機に返る編成を見送ります。考えたら昨年の3057レの時は、HD抜きのクマ推進でこれやったのですからスゴいですね

これで札機返しの見送りは終了しますが、まだ観察しなければならないことがいくつかあります

まずはきょうに限りイレギュラーで操5番線発となっていた3084レがどうなっているのか、自動車板金工場ポイントから観察です

DF200-108(ブロックマ)+コキ 3084レ 札タ操5番線
やはり第二着発線群からの発車です。どうしてかと見ると、回転一区の横辺り(札幌新道の陸橋下)の、操1~4番線と、各通路線・入出区線を結ぶ分岐器のあたりに大量の作業員さんが出て何やら作業をしています。もしかしたらこの関係でそうしたのか、あるいは、何らかの理由できょうの3084レのコキ両数が少なくて、第二着発線出発になったのかの何れかだろうと思います

板金工場ポイントからですと、何番線にいるのかわかりづらいので、札幌新道の歩道に上がって見ました

DF200-108(ブロックマ)+コキ 3084レ 札タ操5番線
クマのいるのが操5番線で、向こう側へ向かって操9番線までが第二着発線群です。

視点を変えてみましょう

一番手前の線路がコンテナ引上線で、その向こう隣が入出区線からの線路、その隣が各通路線からの線路、そして雪原を間挟んで、クマのいる操5番線となります
これが本当に3084レかどうか気になりますので監視します。3084レの所定出発時間に発車して行きましたので間違いないようです

これで朝練は終わりません。臨試があるかどうか、今度は月寒川ポイントに移動して観察です。

いました!

気になるのは、これが所定運用通り、3055レ牽引機のDF父さんかどうかです

DF200-53(ブロックマ)(単行) 臨試9196レ 札タ
あれ~。カマ替えが行われています。このところクマの運用が逼迫していますので、どんどん先出しで運用に投入しているのかも知れません
臨試が単機で動いたということは、電車の引き出しバイトがあるか、出場車があるということです。これは昼も札タのチェックが必須ですね

ということで、昼練にも行って来ました(笑)
・札タ構内回転一区(苗穂出場車置場)はカラでした

以上、きょうの札タ観察でした。
長々と最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
  1. 2017/03/15(水) 19:05:22|
  2. 日記(道内)
  3. | コメント:16
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