北海道の列車・苗穂工場のみたままをお送りします
皆さまこんばんは。
カシオペア紀がDF200牽引で道内をやって来るのもあと1ヵ月。できるだけたくさんのアングルを追求してきょうは遠出をして来ました。非電化区間とは決めていましたので、室蘭から西に向かっていると、天気予報では曇天だったのが、晴れて有珠山も良く見えているではありませんか!
迷わず近場の稀府へ。
北斗星時代のスジと比べると10分少々早い時間でやって来て焦りましたが、有珠山も見え、客車のこちら側のサイドがどぎつい陰にならない理想的な天気の中やって来ました!

DF200-61+E26系 8009レ(カシオペア紀行) 2017/01/29(以下同じため省略します)
ハンドルを握るのは旅客の運転士、助手席での監視は貨物の運転士さんです。
冠雪の有珠山バックは一度は撮影したかったので、ラッキーでした。
何十年も前からこの組み合わせで運転していました、と言っても信じてもらえそうな編成ですね。
バックショット。

続き

最後尾

トワイライトや北斗星が運転されていた頃は、余り人気の出なかったカシオペアですが、DF200とステンレス客車という新たな組み合わせの登場で、再度人気が出ましたね
そしてスジのない時間に踏切警報機が鳴り、やって来たのは5時間以上遅延の列車

DF200-53(ブロックマ)+コキ 83レ(5時間41分)
ブロックマ53号機の牽引です。いつもながら地味な編成の83レですが、遅延を回復すべく排気を上げて力行して来ます。
背後の有珠山が美しいですね。
今度は仙台から定時の2051レです。編成を見れば2051レで間違いありません

DF200-52(ブロックマ)+コキ 2051レ
機関車の赤と、カラフルな無蓋コンテナの組み合わせが雪山に映えますね。
カマも一番違いのブロックマ52号機です。この天気に恵まれたことを感謝したいです。
今度は反対方向から、臨時北斗。

キハ283系5B 8032D(北斗84号)
既に定期北斗からは撤退している283系ですが、臨時には変則編成で登板します。中間先頭車組み込みです。
因みに画像はありませんが、本日運転された臨時北斗88号は261系での運転だったようです。
そして3月4日の改正で、261系への変更が決まっている北斗3号

キハ183系8B 3D(北斗3号)
8連に増結されてこの時間帯にここを行く函館運輸所持ち183系も、あと僅かです。
北海道新幹線開通前の北斗は短い編成でしたので、これはサマになります。
バックショット。

複線非電化区間を行く長編成も、見応えありますね!
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2017/01/29(日) 18:18:51|
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皆さまこんばんは。
例によって札タの観察は続けています。
今年は例年よりも雪の降り始めが早く、10月には根雪になろうかというくらいの積雪が来ました。
その後もわずかのプラス期間を挟んで低温が続き、札タの雪はもはや満杯状態です

札幌貨物ターミナル構内 2017/01/25(以下同じため省略します)
着発線群が良く見えません
反対側を見てみましょう

月寒川橋梁がありますので幾分見通しはいいですが、構内は雪以外にはほとんど見えない状態です
そんな中、正面に鎮座していたのは、クマが二匹。

これを見て思い浮かんだのは、有名な詩人、三好達治の「雪」でした。
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
牽引する左のカマがクマ太郎、回送され入場する右のカマがクマ次郎でしょうか。
次郎の方は少し前からエンジンを止めて屋外に留置されていたとみえ、屋根に雪が白く降り積もっています。
では一両ずつ見てみましょう。
まずは先頭のクマ太郎。

あちゃー、大雪でスカートの色はおろか、車番すらわかりません。
連結部のアップです

ちょっと視点が変わったためか、牽引機がクマ6号機であることがわかりました。
なんだ、赤スカだったんだ…
そして入場するクマは…

おお、なんと我らがDFイレブン、とギリギリ読めます。
と、いうことはきょうの臨試は…

DF200-6(赤スカ)+DF200-11(赤スカ) 臨試9196レ 札タ構内
なんと赤スカのイヨマンテ(クマ送り)だったのでした!
でもこの画だと全くその有難味がないですね…トホホ。
右側に見えているのは、コンテナ引上線の車止め標識が雪に埋まっているところです。
臨試がありましたので、午前中の仕事の後、出場車を確認しに札タまで出かけました。
・札タ構内回転一区(苗穂出場車置場)はカラでした
・除雪に当たる大勢の作業員さんたちに、挨拶されてしまいました
(嬉しかったけれど恥ずかしかったです)
まさに三好達治の「雪」に終わった一日でした。
- 2017/01/25(水) 19:14:29|
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皆さまこんにちは。
風邪から回復しましたので、きょうも怠りなく札タの観察に朝昼2回出て来ました。
全国的には西日本を中心に積雪の地域もあり荒れ模様のようですが、北海道もきょうはそれなりに降っています。また、気温も低くて、朝の時点で氷点下11℃でした。
札タに到着しますと、赤スカクマが一両控えています。これは臨試で苗穂へ行くカマですね。側面のナンバー付近の塗装が低温で剥がれかけています
で、肝心の観察結果ですが、画像がありません!!
というのも、先日上りカシクマを撮影した時、日没時刻なのに10分遅延で来たため、思いっきり感度を上げてSSを遅くしていた設定をそのままで撮影してしまい、白飛びして使えない画像になってしまったのです。また、普段からオートで撮影することはまずないことも今回災いしました(泣)
クマが一両だけということは、出場車があるか、あるいは旅客電車引き出しのバイトのどちらか(もしくは双方)があるということです。
で、午前中の仕事の後、札タへ出撃しました。
・札タ構内回転一区(苗穂出場車置場)はカラでした(画像はありません)
・北旭川行き1085レはDF103牽引でした
この時画像がないのは、設定が悪いからではなく、ネタがなかったので撮影しなかっただけです
臨試の赤スカクマのカマ番を知りたくて、その後運用される1085レをチェックしましたが、運用差し替えになっているようで、灰スカのDF103になっていました
クマの出場がなかったことは確認出来ましたが、もしかしたら先日入場したHD300の出場はあったのかも知れませんが、確認しようがありません
きょうの札タ観察はこれで終了です。
. * * *
きょうの小ネタはこの過去画像から

山陰本線旧線 保津峡
1984-11撮影DD51の牽く普通客車列車が周囲の山が色づき始めた旧線の保津峡駅に進入するところです。
惜しむらくは、当時DD51はDF50やDD54を追い払った怪しからん奴で、まっとうにアップで撮影していなかったことです。
- 2017/01/24(火) 16:00:01|
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19:30画像追加2枚皆さまこんばんは。
覚えておいででしょうか、1月2日に新年初のカシクマの撮影に出撃した小生は、途中でタイヤのバースト、渋滞に遭い、撮影出来なかったのはもちろん、タイヤ2本の購入代金で7万円がパーになりました(苦笑)
毎週一回運転のカシクマをリベンジすべく翌週こそ新札幌のカーブで撮影したものの、逆光に撃沈。手ぐすねを引いていた先週は、風邪で出撃出来ず、きょう改めて、1月2日に行く予定だった撮影地に同じ高速経由のルートで向かいました
今度は車の故障もなく、初売り渋滞もなく、無事に現着。先に到着していた同業者が2名、直前に追っかけ1名が加わり待ち構えますと、3分遅延でやって来ました

DF200-118+E26系 8009レ(カシオペア紀行) 2017/01/22(以下同じため省略します)
マスクをしてハンドルを握るのが旅客会社の運転士、助手席で前方監視をしているのが貨物会社の運転士です。かつて夜行列車を多数撮影したこの場所で、雪景色の中クマの牽く旅客列車を撮影するのは初めてです
引きつけてもう一枚

勾配の変曲点に当たり、編成がへの字型に撓んでいるのがわかると思います。
何度も書いていますが、このクマと客車はあつらえたように違和感がありませんね。それぞれ別の車両との組み合わせを想定して設計されていたのですが。以前は出張帰りに比較的気軽に寝台券を確保出来て、飛行機代+αで乗車出来た列車ですが、いまや莫大なお布施をしないと乗車出来ない、特別な列車になってしまいました
しばらく後にやって来る183系北斗

キハ183系7B 3D(北斗3号)
きょうの増結は7両止まりでした。昨年3月の北海道新幹線開通に伴う改正で、北斗系列は本数、編成両数ともに増強されました。最大8両増結で運用されているようですが、昨年夏の台風運休直後の再開列車で、9両増結のイレギュラーを撮影したことがあります
以下追加画像です夕方に上りカシを撮影すべく逆S字に赴くと、なんと久し振りにお目にかかるブロ友クマったのうさまともうお一方がスタンバイ中でした。さっそく横に入れていただき撮影です
ところが、前後の列車遅延の煽りを受けて、日没間際だというのに10分の遅延は致命的

DF200-118+E26系 8010レ(カシオペア紀行)
日中にもまとまった降雪があったため、雪を蹴立ててやって来ます!
もう周囲は暗く、後尾まで見通しは厳しいです
バックショット

これで編成を通して観察です。
札幌駅から道外へ向かう唯一の列車です。
以上追加分でしたきょうも最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。
- 2017/01/22(日) 14:10:44|
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皆さまこんばんは。
相変わらず冬らしい気候の続く札幌ですが、小生の風邪の具合も幾分改善してきましたので、朝練も再開しました。
3084レが出発して、札タの着発線の臨試の観察が容易になった頃合いを見計らって出撃したのですが…

いつものこの時間の札タは、構内がらんとして列車がいないのですが、きょうは操3番線に謎のコキ編成が留め置かれています。
反対方向を見て確認です

DF200+コキ 3084レ(出発遅延) 2017/01/21
随分と積雪が多いですね。おっと、これは出発貨物でした。操3番線であることを考えると、どうみても3084レが出発遅延でまだ待機しているとしか考えられません。この後どうなったのか気になるところですが、ブロ友Fさまの観察によれば、結局2時間近くの遅延で札タを出発した模様です
それにしてもどうしたことでしょう。カマが付いているのに出発しないと言うことは、単純なカマ不足によるカマ回しが大変で遅延しただけではないと思います。旅客ダイヤに乱れはなく、線路が塞がっているわけでもありません。
そういえば最近下り貨物がただでさえ遅延しているのにビール庭園で更に長時間退避して後続貨物にすら追い越されていたり、別件で早朝の2080レの遅延が常態化するなど、時変が多いです。これがどういった原因なのか気になっていますが、きょうたまたまその一端を見かけましたので、ちょっと問題提起してみました
そしてこの方角を睨み付けます

本来なら臨試が運転される時、この正面辺りにクマが待機しているはずですが、今朝は出発遅延の3084レコキ編成に阻まれて見づらいです。夏場ですと、視線を低くしてコキの床下から透かしてみるワザがあるのですが、これも積雪で出来ません。コキの隙間から食い入るように観察して、まあ臨試クマはいなさそうだとの結論に至りました
もちろん結果が気になるので午後練に行きましたが、回転一区はカラでしたので、出場クマもなかった模様です。
最期までご覧頂きまして、ありがとうございました。それにしても最近多い微妙な時刻変更、何なのでしょう?
- 2017/01/21(土) 22:34:58|
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皆さまこんばんは。
しばらく風邪のため観察を中段しておりまして、今週半ばから再開したものの更新は本日が久し振りになります。
きょうは時折小雪の舞うものの、比較的穏やかな天気が続いています。
さて、きょうの午後練の結果を写真でご覧いただきましょう

札幌貨物ターミナル 2017/01/20(以下同じため省略します)
おや、左側で出発待ちの貨物がスタンバイしているところに、右側から到着貨物です
クマ同士が離合します

操2番線に入った到着貨物、時刻から8080レかと思いましたが、それには少々早め過ぎます
接近します

DF200-104(ブロックマ)+コキ 札タ操2番線
雪がますますうずたかく積み上がり、下回りが隠れ気味です
続くコンテナ

おお、これはどうみても北旭川からの8080レではなく、本州貨物です。恐らく3059レが、僅かに遅れたものでしょう
バックショット

雪のせいで明るく見えますが、被写体ブレが出る位冬の日差しは弱いです
この位置で停止しました。

やはり本州貨物の編成で間違いなさそうです
推進に移る前に、あらかじめコンテナホームで切り離す予定のコキのエアホースを切りますが…

氷結しているようで、なかなか分離できません。ハンマーで叩いていますが切れないホースがあるようです
ここで、クマ貨物の出て行く音が奥からします。振り返ると…

左: 到着した3059レ最後尾、中: 出発待94レ、右: 発車した2077レ
本州貨物の94レを差し置いて、根室線貨物の2077レが発車していくところでした
もう一枚

出て行く貨物の荷を見ると、白色コンテナが主体の編成でした
94レもこの10数分後に追いかけるように出て行くことになります
・札タ構内回転一区(苗穂出場車置場)はカラでした(写真はありません)
今日の観察はここまででした。まだ風邪には警戒が必要で、ここで引き上げました。
. * * *
きょうの小ネタは、過去画像から本州の寒冷地仕様DD51です

DD51 588+解結貨物 高山本線 猪谷
1981-3撮影美濃太田区所属で寒冷地仕様最西端のDD51は高山線を走っていました。ここ猪谷は神岡鉱山のある神岡線が分岐しており、神岡線の廃止された現在も、JR東海と西日本の分界駅になっています。
- 2017/01/20(金) 18:36:25|
- 日記(道内)
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皆さまこんばんは。
センター試験に合わせたかのような日本列島の寒波襲来ですが、札幌は晴れて無風、気温も日中はマイナス5℃まで上昇し、普段と余り変わりありません
きょうも札タ詣でに行ってきました。
まずは朝練です。

札幌貨物ターミナル構内 2017/01/14(以下同じため省略します)
柔らかな朝の日差しを浴びて、昨年来降り積もった雪が嵩を増しているのがわかります
反対方向を見ます

おや、きょうは土曜日ですが、クマがいますね。
番号を確認してみましょう。

DF200-102(ブロックマ)単行 臨試9196レ
DF豆腐が土曜日にもかかわらず単機で苗穂に向かいます。と、いうことは苗穂から出場機関車があるか、苗穂で試運転電車引き出しのバイトがあるのかも知れません
期待を持って出勤し仕事に臨みます。きょうは忙しい業務でした。
午前中の仕事を終え、若干残業してから再び札タへ向かいます。
月寒川ポイントからの風景です。

月寒川もすっぽりと雪に覆われ、川面もほとんど見えませんが、水音は聞こえますので、水中に流れはあるようです。
札タの指令所前には、入換動車HD503が昼寝しています。

HD300-503 札タ構内コンテナ引上線
と、撮影直後突然昼寝から目覚めて、こちらへ向かってきました。
目の前を通過し、バックショット

HD300-503 コンテナ引上線
誘導作業員さんがしっかり守っています
この後、渡り線を通過して操1番線を白石通路線方向まで引き上げて行きました。
ということは、到着貨物があるということですね!
やって来たのは、特徴的な編成の貨物です

DF200-62+コキ 2051レ(1時間30分遅延)
これは遅延していますが、間違いなく仙台からの2051レでしょう。
カマバック

DF200-62〔五〕
低温による乗務員扉の塗装剥離が痛々しいですね
バックショット

おや、この列車で無蓋コンテナの二段積みは珍しいような気がします
後ほど押し込みの時に撮影した無蓋コンテナのアップ

UM13A-5075と5076で、太平洋セメントのペイントがありますが、JR貨物のステッカーが貼り付けてある私有コンテナです
最後尾

この編成は如何にも2051レですね。西濃運輸の長尺コンテナは、折り返しとなる2050レの最後尾付近でも良く見かけます
おや、この編成の到着と入れ違いに、出発貨物があります

DF200-12(赤スカ)+コキ 列番不明
本来この時刻に出発する貨物はありませんが、根室線2075レの時刻変更もしくは(継走元貨物の遅延による)出発遅延でしょうか
時刻は13時過ぎですが、12時過ぎに発車が所定の北旭川行き8087レの時変の可能性も否定できません
バックショット

ゴトコン中心で、タンクコンテナがないので2075レではなく8087レのようにもも見えますが、今朝札タにタンクコンテナを乗せて本州から到着予定だった3091レ(旧3093レ)が8時間以上遅れてまだ到着していませんので、2075レだったとしてもタンクコンテナなsなので見分けがつきません
と、この列車の尻を追いかけるようにして、先ほど到着した2051レが、入換動車によってコンテナホームに押し込まれます

雪のせいで、下回りがほとんど見えません
バックショット

HD300-503+コキ 2051レ編成押込
ポイントをいくつも渡るようにして、グニャグニャ押し込まれて行きます
道路の陸橋下なので、ジョイント音が響き渡ります
そしていまコキが押し込まれて行った2051レの本線牽引機、DF62が単機で札機に向かってやって来ますが、行く手を阻む煙幕が…

DF200-62
DFが横を通り過ぎると、煙幕の正体が浮かび上がってきました

札タ構内専用のモラ(モーターラッセル)兼モロ(モーターロータリー)です
近づいて来ます

こいつです!
頑張ってますね。
アップにします

前部がロータリー部分で、投雪方向はかなり自由に変えられるようです。後部がラッセルブレードになっていて羽のところにスコップなどが差してあります
ドドドと煙幕まきあげながら、新道下の回転一区に近づきます

投雪の量がしょぼくなり…

冬の所定位置、回転一区で停止しました

札タ構内回転一区
この右手に黄ホキがあります。そしてその右手が苗穂出場車置場ですが、残念ながら出場クマはなく、カラでした。
この後8時間遅延の3091レの到着(DF200-115)や、北旭川行き1085レの引き出しと本線牽引カマ(DF200-2)の撮影もしましたが、冗長になるので省略します。本当は2051レや3091レよりも先行していながら、なぜかビール庭園駅で1時間以上退避して先を譲っていた大幅遅延の3055レに、回送クマがないかどうか見届けたかったのですが、あと20分が待てずに退散しました。
きょうも最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。
- 2017/01/14(土) 23:03:17|
- 日記(道内)
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| コメント:16
皆さまこんばんは。
昨日未明、東海道線は岡崎付近で半日以上列車が止まる障害があり、その影響もあって北海道着の貨物列車も徐々に遅延が出て来ていますが、今朝の3055レは遅延の影響を受けていないので、朝練で札タへ行ってきました
・札タ ⇔ 苗穂 の臨試は運転なしでした(画像はありません)
これだけで記事が終わるのもなんなので、正月にスキャンした過去画像から、きょうはDE10貨物をば
この場所はどこでしょう?

DE10 単675レ 二俣線 宮口-都田
1985春撮影線名や駅名を聞いてもぴんと来ない方が大半でしょうね、写真に写っている通り、お茶畑があるここは静岡県。SL時代はC58が重連で貨物を牽いていた路線で、1970年の無煙化後はDE10が原則重連で貨物を牽いていました。簡易線規格なのでD51やDD51は入線出来ず、金指駅からの専用線の終点にあった住友セメントの重量貨物が一般貨物と混結であったので、遠江二俣区のDE10が重連で運転されていました。この撮影をした頃はセメント輸送が終了し、一般貨物だけになっていましたので、珍しく単機牽引でした
機関区のある遠江二俣から、金指までは単機回送で走り、金指で貨車を連結します

DE10+ホキ2200+ワフ29000
まるでカネのないモデラーの編成みたいですね。とりあえず貨車を買ったとでもいうような。
クリーム色のホキ2200、解結貨物に1-2両連結されることが多く、いいアクセントになっていました。この列車はヨの代わりに有蓋合造車のワフですが、この頃の貨物はまだ緩急車がついていました
西気賀の遠方信号機を背に春爛漫の勾配を登ってくるDE10貨物

DE10 1516+ホキ2200+ホキ2200+ヨ8000 675レ 二俣線 西気賀-寸座 1980年春撮影
ミカン山の切り通しを過ぎたところに西気賀駅がありますので、上り列車に対しては遠方信号機がありました。腕木式の場合、黄色の矢羽根が特徴です
このDE10 1516と一番違いの1517号機を昨年ブロ友松本ナンバーさまが広島公開の時に撮影されています。同じく遠江二俣区所属で、この1516とも組んで重連で走った車両で、その後民営化されても旅客会社でしばらく残っていたものです
バックショット

正面ショットからはわまりませんでしたが、この日の編成はホキ2200がふたつくっついていますね。車掌車は最新鋭のヨ8000で、寸座峠のトンネルに挑みます
このDE貨物も、撮影直後の1985年3月改正で廃止になってしまいました。当時同業者は全く見かけませんでした
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2017/01/12(木) 17:20:55|
- 道外
-
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| コメント:12
皆さまこんばんは。
昨日夕方、ふらっと札タを訪れたところ、なぜか回転一区に謎の赤スカクマンバチ(DF200-8)がいて、びっくりしたのは既報の通りです。どうしてびっくりしたかといいますと、ここ回転一区は通常苗穂を出場したクマが翌日の回送を待つために一晩留置される場所で、例外的に用済み旅客ガマが輸出回送のため臨試で札タに回送されて来て、翌朝東室蘭操経由で陣屋臨港駅まで回送されたことがあるくらいです。
そもそも現在入場を把握しているクマは、昨年のうちに苗穂に回送された61号機と110号機だけのはず。赤スカがあることが理解できません。
その回答には、空知のブロ友、トレインフォト789さまがコメントで答えてくれました。
昨日1/9の8080レがイヨマンテ(クマ重)で、次位機がDF8号機だったそうです!
ということで、最近判明した
DF8号機の動きをまとめますと…
1/7 苫小牧貨物入換運用(ブロ友フジルさま目撃)
1/8 石北臨貨8071レ~8074レのPP遠軽方牽引機
1/9 8080レ次位連結で北旭川→札タ回送(トレインフォト7879さま目撃)
となり、小生が昨日見たのは、まさに15時過ぎに札タ到着してまもない頃だったわけです。
一連の流れで見ますと、恐らく1/8の石北臨貨8074レ運用途中で何らかの不具合が起こり、北旭川で運用離脱した模様です
さて、DF200はすべて所属が五稜郭ですので、車両所で大きな修繕の必要な場合を除き、更に函館まで回送せねばなりません
ということで、今朝も札タの観察に行ってきました!
いつもより早い時間の札タです。
ちょうど、目の前をクマ重単が右(手前)から左へ走って行くところでした。

DF200-8(赤スカ)+DF200-10(赤スカブロックマ) 2017/01/10(以下同じため省略します)
おっと、少し間に合いませんでした。写真でお判りの通り、手前に見えるDF10は入換灯を点灯しています。で、写真には写っていませんが、目視した時に先頭になる、向こう側のDF8は灯火類すべて滅灯、そして推進しているDF10は中間連結部になる前照灯を点灯していますので、間違いなくDF8は無火回送ですね
そしてクマ重は、既に操3番線に引き出されていた3084レのコキ編成に連結されました!

DF200-10(赤スカブロックマ)+DF200-8(赤スカ)(無火回送)+コキ 3084レ
これですべて判明しました。何らかの理由で石北臨貨運用中に不具合の起きたDF8の動きは、
1/8 8074レ運用途中故障→北旭川、1/9 8080レ機次位無火回送→札タ(回転一区でマルヨ)、1/10 3084レ機次位で五稜郭まで無火回送
ということでしょうね。所属区が道南で、一番遠い場所から回送するまでにも大変な手間をかけていることがわかりますね
カマに接近します

右からDF200-10+DF200-8+コキ
赤スカクマ重で、先頭は唯一の赤スカブロックマ、10号機です。これは沿線で走行シーンを撮影したいところですが、きょうは仕事が早出なので、残念ながら沿線での撮影は出来ません
ここで自動車が止まったと思ったら、なんとブロ友takekyuさまでした。一緒に雪山に登り、二人で撮影続行です
牽引機関車のアップです

DF200-10[五]
先ほども書きましたが、現在唯一の赤スカかつブロックマの10号機です。一昨年の12月に全検出場でブロックマ化されましたので、まだ1年くらいしか経っておらず、美しいです
少し移動して、今回無火回送となる8号機です

DF200-8[五]
外見的には異常はありませんが、北旭川からわざわざ無火回送で函館まで戻すくらいですから、走行不能になるような何らかの不具合が起きているのでしょうね。それにしても通常苗穂から臨試で出場車が札タへ回送されて来るのは昼前なので、いつも昼練で観察するようにしているのですが、昨日に限って、夕方調べに行ったことが、発見に至った経緯ですね。ラッキーでした
クマ重(イヨマンテ)をこちらから眺めて見ます。

前から見ても赤スカ、後ろからみても赤スカで、どちらもサマになりますね
少し引いて

朝陽に向かって3084レが走って行くのが想像出来ると思います。
本当はもっと撮影したかったのですが、ここでタイムアップです。これから出勤のtakekyuさまと一緒に撮影を切り上げます
最後に遠景から

DF200-10+DF200-8+コキ 3084レ
この時間帯、着発線には、この3084レと、苗穂に臨試で入庫するクマがいればそのカマ以外には存在しません。
きょうは入場クマがいないみたいで、この編成だけが見えています
午前中仕事の後、昼練です。
苗穂からの出場車がいないか回転一区をチェックしましたが、クマはいませんでした(画像省略します)
ところで昨日は稚内行き下りサロベツが苗穂で故障し、結局岩見沢まで遅延で走ったものの、前途運休となりました。このためきょうの上りサロベツも全区間運休となっています。
このところサロベツの編成は故障続きみたいなので、果たしてきょうの下りサロベツはきちんと走るのかと思って帰りに撮影してみました

キハ183系4B 61D(サロベツ)
きょうは定時に走って来ました。ちょっと安心です。先頭は貫通なのも所定通りですが、このところ4両編成増結が多いですね
バックショット

やはりスラントなのでこれも所定通り。ただし、最近は一見ノーマル編成でも、良く車番を見ないと行けませんね。本日中間キハは2両とも0番台、最後尾スラントは215でした。キロハやキロが入っていないところで、オホーツク編成とは区別がつきました
ということで、きょうは昨日の宿題、クマ8号機の謎が解けてめでたしめでたしです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2017/01/10(火) 20:33:19|
- 日記(道内)
-
-
| コメント:15
皆さまこんばんは。
年が明けてからカシクマ以外にネタもなく、平穏な日々が続いていましたが、きょう祝日なので、もしかしたら平日に準じた動きがあるかも知れないと思って札タに夕方行きました。何せ以前、正月の祝日に入場車があったこともありましたから、油断も隙もありません
札タに到着すると、2060レと思われるコキ編成が引き出されています。そこへ、この列車を牽くための本線牽引DF豆腐と、これから到着すると思われる貨物押し込みのために、白石通路線先回り待機の入換動車HD503が同時に並行して接近します

左: HD300-503、 右: DF200-102(ブロックマ) 札タ構内 2017/01/09
線路が何本もあるので交差することはないのですが、同じ方向から走行してくると、ちょっと不気味です。諸外国ですと、本線が一見複線に見えても、実は単線並列になっていて、遅い速度で走行する貨物列車を、同方向に走行する特急列車が追い抜くことも珍しくない国もありますが、日本では開通時の湖西線位しか単線並列は記憶にありません。
何気に新道下の回転一区を見ますと…あれれ??

札タ構内回転一区 2017/01/09
何かいますね! 果たして、祝日のきょう出場車があったのか…でも、赤スカに見えませんか?
いま苗穂に入場しているクマは、110号機と61号機だけのはず。どちらも赤スカではありません!
アップで見てみましょう

DF200-8(赤スカ) 札タ構内回転一区 2017/01/09
8号機といえば、入場していないのはもちろん、この着雪の状況を見たら本線運用の途中で脱落したようで、どうやら石北帰りかと思われます。苗穂から出て来たら、下回りは雪が良く落とされているはずですし
不思議なのは、臨試で苗穂などから回送されて来たのでないカマが、これまでここに置かれた記憶は一度もありません
このイレギュラーの理由は? そしてこのカマはどうなるのか…気になって仕方ありません
きょうの観察はここまでです。
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きょうの小ネタは、35年前、北陸のローカル線に通勤型気動車が走っていた写真です

キハ35系普通気動車列車 氷見線 越中国分-雨晴 1981/03撮影
当時は都会で用済みになった車両の転配で実現したものですが、民営化された現在、高校生の喫煙防止や、短い編成に旅客を詰め込むために、再びロングシートがローカル線に投入されつつあるのは、感慨深いです。
この他北陸記事の詳細はサブブログで。
きょうも最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。
- 2017/01/09(月) 20:09:13|
- 日記(道内)
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