皆さまこんばんは。
きょうは盛りだくさんの内容です。少々長くなりますが、どうぞ最後までお付き合いください。
札幌は昨日、平年より早い初雪となり、夜半から本格的な雪になり、今朝は一面雪景色になりました。
これ幸いと、早速朝練に出かけました。
前夜から今朝の輸送情報を見ると、本州からの下り貨物は岩手県内の濃霧などで軒並み4-5時間遅れ、朝練時間帯での撮影は不可能です
そこで方針転換してやって来たのはここ、函館線。紅葉に初雪の組み合わせが見られました

DF200-109(ブロックマ)+コキ 1083レ 2016/10/21(以下同じため省略します)
露出が厳しく、被写体ブレに悩まされますが、今季初雪景色の撮影と相成りました!
大好きなDF東急が来て、きょうは縁起の良い日になりそうな予感がしました。
少し待つと、夏の台風被害から今月運転再開した特急オホーツクが来ます

キハ183系4B 71D(オホーツク1号)
まだ雪のパラつく中を勢いよくやって来ます。やはり露出は厳しいですが、わずかな時間の経過でも周囲が明るくなり、撮影しやすくなりました。
バックショット

貫禄の30年選手スラントですが、遠からず廃車となるようで、激パの起こらないいまのうちに撮影しておきます。
ここで函館線の撮影は終了し、千歳線に転進します
「バクチ踏切」にやって来ました。改正前はいつも3084レが被りやすいバクチポイントだったのでこの名前です

踏切の渡り板の上から見渡しておりますが、いい頃合いの紅葉です。雪景色と一緒に見られるとは。
反対側を見てみます。

こちらもいいですね。因みに「バクチ踏切」の正式名称は、片桐作場踏切、といいます。恐らく入植者の片桐さんが農場を開いた場所なのでしょう
さて、最初に撮影したのは、トマムー芽室間が台風災害で不通になっている根室線に、「とかち」「おおぞら」に代わって運転されている臨時特急

キハ261系6B 31Dスジで来た臨時特急トマム行
前面表示も「臨時」なのですね。これで思い出しましたが、前回の有珠山噴火で室蘭線の長輪線区間が長期不通になった時、北斗が函館山線経由で運転されました。この時の列車名は「臨時特急北斗」であり、その時の指定席特急券もその表示でした。保管しているのですが、すぐに出て来ませんのでいまはアップできないのをご容赦
続いてやって来る3084レを待ちますが、なぜかやって来ません。輸送情報にも遅延や運休の記載はなく、この後30分ばかり待っている間にやって来ることはありませんでした。その後輸送情報にしれっと、「東北地区強風及び札幌地区降雪のため10/21発は運休」と出ましたから、突発的運休だったものと思われます
仕方がないので30分後にやって来る183系北斗

キハ183系7B 6D(北斗6号)
堂々札函間に君臨する183系北斗ですが、来春の改正でこの区間から撤退するのではと言われています
数年前連続したエンジンからの出火で長期使用停止になっていた関係で車体も整備され、老体の割には綺麗だと思います
バックショット

紅葉が映えますね! 最後尾から二両目にとかち色車が入っているのがわかります。
車両需給が厳しいのでしょうか、それより、先日苫小牧の錦岡の踏切で軽四と衝撃したキハ183、どれくらいの破損だったのでしょうね?
運休とは知らずここまで3084レを待っても来なかったので、朝練は終了しました。
3084レを待ちぼうけした関係で朝の臨試チェックが図らずも出来なかったので、昼の臨試で確認です。
寒い雪景色の中、撮影ポイントに行くとそこで信じられないものを見てしまいました

なんと気温4度で寒風吹きすさぶ雪景色の中、ナマ足ですよ、ナマアシ!!
バックショットに留めたのは、せめてものプライバシー保護です(笑)
そのすぐ横に下り臨試がちょうど函館中下り線から二本の上り線を渡り、札タの白石通路線へ転戦して来ました

DF200-4(赤スカ)+DF200-58 臨試9197レ
おおっと、久々クマ出場見ました!
バックショットで苗穂出場回送車の確認です

58号機でナンバーはブロック化されておらず、車体も汚れたまま、しかして車輪だけ綺麗になっています。きっと車輪工事だったのでは
追いかけて札タの新道下ポイントに先回りです

HD300-501 HD300 札タ コンテナ引き上げ線
司令所前で昼休み中の二両のHD300が、こんなに接近して休んでいるところを見たのは小生もしかしたら初めてかも知れません
と、そこへ先ほどの臨試がDF58を先頭にして推進運転で留置位置の回転一区に向かって来ます

左)臨試9197レの編成推進、 右)2050レ牽引機が札機から接近中
左のクマの前灯が点灯していないのは、無動力回送車だからですね。右側のクマが点灯しているのは当たり前のようですが、実はこの後重要な意味を持ちますので心に留めて置いてください
いよいよ臨試編成が新道下へ入って来ました

DF200-58+DF200-4
こんなに暗くても車輪が綺麗なのはわかりますね
先頭のクマ58が留置アンカーの黄ホキに連結される直前です

推進するクマ4だけ前灯が点灯しています
やがて、右手の2050レ牽引機が近づいて来ましたが…

ええっ、なんとイヨマンテ(クマ送り重連)ではないですか!
しかしイヨマンテなのに先頭のクマ(列車として走行する時は次位機になるクマ)の前灯が点灯しているということは、有火回送である証ですね!
そして次の瞬間…

左)DF200-58+DF200-4、 右)DF200-54+DF200-119
イヨマンテ同士が並びました!
これまで同じ日にイヨマンテを二つ見たダブルイヨマンテや、三つ見たトリプルイヨマンテの経験はありますが、イヨマンテを同一画角に二組写せたのは小生初めてです(驚)
2050レ牽引機のバックショット

ちょっと見づらいですが、先頭のDF200-54の運転席下札差には、区名札と「貨」札が入っていますので、これで有火回送だと確認出来ました。恐らく、3084レが急遽ウヤとなったので、そのカマを五稜郭へ戻す運用なのでしょう
バックショットもう一枚

DF200-54(ブロックマ)+DF200-119
2050レの牽引機はDF消防でした。
そして…

所定の操1番線で待つ2050レのコンテナに連結されていきます
こうなったら、沿線で待ち受ける氏かありません!
再び朝練のバクチ踏切へ先回りです
ちょうど先走りの183系北斗がやって来ます。朝練のデジャヴです

183系7B 12D(北斗7号)
両数まで同じ7両で、完全に朝練の再現です
しかし、、

バックショットで281系北斗5号と並ぶところが違います。
そして、ついに本命イヨマンテ2050レがやって来ます!

DF200-119+DF200-54(ブロックマ)+コキ 2050レ
朝練で3084レがウヤになったのは残念でしたが、そのお陰で2050レがイヨマンテになり、紅葉と雪景色の中で撮影できたのは大きな収穫でした。薄日も差してきて本当にラッキーでした。
朝練で最初にDF東急に当たった時の予感はやはり本物でした。
バックショット

紅葉横に見ながら、雪景色の上り勾配をクマダブルが登って行きます
もう一枚

こんな長い編成の貨物を牽いて行くなんて、クマさんは力持ちですね…
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
スポンサーサイト
- 2016/10/21(金) 22:39:14|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
皆さまこんにちは。
昨日までの二日間は暖かい日でしたが、再び冷え込んだ札幌です。
昨晩結構な雨が降りましたが、今朝は晴れ上がって気持ちの良い天気です。札幌市内の街路樹も紅葉が深まり、石北線の常紋峠などではもう紅葉の盛りも過ぎた頃でしょう
さて、札タに着くと、何かいます

そう、ぴかぴかのクマです。
もう完全に冬の光線ですね。
キャブを見てみましょう

車体から下回りまで綺麗なので、まだ全検から日が経っていないとわかります
車体右半分を見てみます

ブロックマのDF200-63洞爺、そうです、一番最近全検出場したクマです。
毎日のようにクマの出場を張り込んでいるのに、久々の道外(横浜)出張で留守の時にこっそり出場され、日曜に五稜郭区へ回送さてしまったという、因縁のクマです
全体像

DF200-108(ブロックマ) 単行 臨試9196レ 2016/10/18
出場時は捉えられなかったものの、まだ車体の綺麗なうちに撮影できて良かったです。
さあて、今日は何か出場があるのでしょうか…
と言うわけで午前中の仕事の後、昼休みに札タチェックに出動しました。
・札タ構内回転一区(苗穂出場車置場)はカラでした(画像はありません)
どうやらきょうは電車の引き出しバイトだったのではないかと思われます。
. * * *
これだけで終わるわけありません。きょうも小ネタをひとつ。
最近石北線の常紋峠が紅葉の見頃で、ブロ友さまも大挙押し寄せているようですが、その常紋峠が賑わった44年前の雑誌、先日も紹介した週刊読売別冊1972年5月号をご紹介しましょう

週刊読売別冊1972年5月号
その中身ですが、SLも走る石北線の当時のダイヤが載っています

石北本線列車ダイヤ 1972(昭和47)年3月15日改正 (別冊週刊読売から)
当時は石北本線も列車本数が多く、仮乗降場を除くと、このダイヤに載っている遠軽-網走間では西女満別駅以外は交換可能駅でした。北見駅の欄には、池北線のスジも書かれていますね
ダイヤグラムにスイッチバックを表す「S」マークのある常紋信号場もバリバリ現役で、列車交換や補機の切り離し、単機回送などが見られます(ダイヤのスジ上の△が単機回送、スジに並行してかかれる△が補助機関車使用の意味です)
で、このダイヤに添えてある撮影地ガイドがエグいのでご覧下さい(クリックで拡大します)

石北本線撮影地ガイド(別冊週刊読売から)
まず驚かされるのが、普通列車から信号場で下車するのを前提に記事が書かれていること。そういえば1972年秋頃の鉄道ファン誌にも、「あらかじめ日豊本線の門石信号場で普通列車の停車をリクエストしておこう」なんていう解説がありましたので、当時はファンのわがままもある程度大目に見てもらえたようです
そして極め付けが2段目の中央手前くらいから始まる文章。ちょっと抜き書きしてみますと、
これから次の目標874レまではSLは単584レ(9600)しか上り列車はない。だから信号所の職員に“トンネル通過許可”をもらおう。トンネルはわりあい長く、曲線があるため、懐中電灯がないとはいれない。トンネル内灯をつけてもらえば万々歳である。ただしはいるのには時間をよく見ないとはなはだ危険である。ここでは上り16D(おおとり)が通過した直後(10:23ごろ)に急いでぬけよう。約1㌔だから十分はかかると見ておこう。
と、現在では信じられない案内があります(笑)
しかも普通平地でも1㌔歩くのに15分かかると見ておくのが普通ですが、暗いトンネル内を10分で抜けるなど、かなりいい加減な記事でもあります。まあ、常紋トンネルでは建設工事で死者が出た、あるいは人柱が埋まっているという話はありますが、ファンが轢かれたという話は聞かないので、皆さま気をつけておられたのでしょうね。当時は一般向けの時刻表にも、撮影のために常紋信号場の時刻が掲載されていたくらいですから、のどかな時代だったのですね。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/10/18(火) 17:08:47|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
皆さまこんにちは。
鉄道の日のきょうは秋晴れになった札幌です。放射冷却で朝は初冬というくらいの冷え込みでした。
以前は鉄道記念日と言っておりましたね。久々の札タ記事になります。
朝練に向かおうと出かけると、近所のおばあさんに挨拶され、しばらく世間話に捕まってしまいました。
すると、札タへ到達する時間に足りず、朝の臨試はこんな結果に

DF200-63 単行 臨試9196レ 2016/10/14(以下同じため省略します)
あれ、一昨日に引き続き朝の臨試がクマ単行です! 前回は出場車なくスカでしたが、きょうはどうでしょうね?
それよりも、この単行クマ、夏の石北線台風被害で40日くらい北見に閉じ込められていた63号機ではないですか!
閉じ込められていたことが嘘のように、通常運用で活躍していますね。
ところで根室線はまだ新得前後で不通になっていますので、釧路方面にクマが3両閉じ込められていて、うち2両は帯広貨物-釧路貨物の間で区間貨物を牽いています
よく見ると、このクマ、入換表示を点灯して本線を走行しているように見えますので、バックショットで確認です

あれー、やはり入換表示点灯ですね
こうなったら、きょうこそ臨試で出場車があるのではないかと、昼の臨試でリベンジです
日中になり気温も10度台後半になった中、待ち構えているとやって来ました

DF200-63+HD300-501 臨試9197レ
お、きょうは出場車がありました。
どれどれ、見てみましょう

HD300-501[苗]
苗穂所属、札機常駐で札タの入換動車、HD300の出場でした。
恐らく苗穂での交検出場ではないでしょうか。
バックショット

2両のDLが、札タの白石通路線を札機に向かって去って行きました。
吸い込まれるような天気に気持ちいい撮影でした。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/10/14(金) 13:02:54|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
皆さまこんばんは。
いつもであれば道外の鉄道の撮影は、仕事での出張のついでが多いのですが、今回は仕事ではなく、レジャーついでです
撮影に使えたのは半日のみ。
今回のテーマは、ずばり“旧鷲機の凸を関西線で撮影すること“です。まずは夜明け直後三重県の関西線富田駅にて、セメントタキ運用凸の機番チェックです。
この運用、四日市駅からの専用線、可動式の末広橋梁を渡った先で太平洋セメント四日市工場の入換DLと対面することになります。そしてセメント工場のDLは2両いて、そのうち一両は以前室蘭線の本輪西で働いていた赤いスイッチャーです。なわけで、元北海道にいたカマ同士の対面が撮影できる可能性があります。
期待を込めて富田駅ホームから見ますと…

DD51 890(A更新) 関西線 富田駅 2016/10/09(以下同じため省略します)
ガーン、旧鷲機の凸ではありませんでした。 これできょうはセメント工場へ回る可能が消滅し、石油タキやフレートライナー牽引機に旧鷲機のカマを求めることに集中します!
まずは朝日町のポイントで待機し、早朝の下り石油返空2本を狙います。うまく行けば重連×2本で、4両の凸チェックが出来、ることになります! なんて効率がいいんでしょう
ところが1本目の5263レ…来ません。ウヤ(爆)
まあ、連休の日曜ですからこんなこともあるさと気を取り直して待っていると、07:22に定期列車にはないスジでキハ75系が。
しかし良く見ると変ですね…

キハ75系3連 朝日ー富田
キハ75系は小生の好みの型式で、武豊線が電化されたいま、2連または4連で以前から運用されていた関西線・参宮線の「快速みえ」中心の運用となっています。しかし3連は初めて見ました。先頭車が2両続く変則編成で、試運転でしょうかね?
そして朝2本目のタキレ527を待ちますが…
なんとこれもウヤ(爆) いくら日曜でも、ここまでのスカは珍しいです。月曜が祝日の影響なのでしょうね。
ここで小生重大な決意をします。このまま関西線で待ち構えていてもジリ貧で旧鷲機の成果なしで帰ることになる可能性も大。そういえば昨日の衣浦臨海鉄道のDE代走に愛知区の原色凸853号機が入っていたことを思い出し、いまから急げば間に合うと考えて関西線放り出し、伊勢湾岸道飛ばして碧南市の明石海浜公園ポイントへ向かいます! 以前伊勢湾岸道なかった頃なら名四国道で名古屋市港区の渋滞にはまっていたところですが…
ギリギリ間に合いました!

DD51 853(原色)+KE65 3+ホキ1000 衣浦臨海鉄道5570レ 東浦ー碧南市
豪雨と言ってもいい雨の中、大勢のファンに見守られて異型式協調運転の重連がホキ14両を牽いて来ました!
前日と同じく先頭は愛知区の凸代走で、2両しか残っていない原色機が入り、しかもフライアッシュ・炭カル輸送25周年記念HMを付けています。目の前で先頭の凸が力行のホイッスル2発、次位のKEも同じく2発の協調運転で、まるでファンサービスかのような光景でした
バックショット

ここでも、絶気のホイッスルが2両の間で交わされ、こんな体験ファン冥利につきます
最近はブロ友さまで産業鉄道にどっぷり浸かっている方が複数いらして、そのお気持ちも良くわかった次第です
そしてすぐに移動し、やって来たのはここです。

廃コンになった18Dコンテナのある衣浦臨海鉄道碧南市駅構内です。
駅員さんに追い払われるどころか、駐車場はここ、と誘導してくれるほどのファンサービス
ここで到着した5570レを線路に入り思う存分撮影した写真をご覧下さい。衣浦臨海鉄道の社員さんの理解・協力のたまものですが、こんな経験、昭和時代以来です

衣浦臨海鉄道 KE65 3 碧南市駅

フライアッシュ・炭カル輸送 ホキ1000-2

貨物の記念HMです。近年広島公開関連のHMとか、道内タキ輸送廃止とかの時に取り付けられていたと思います
DD51 853のアップです

ATSはPF・SFですから、ATS-DFがついていないので、道内を走ることは出来ませんね(笑)

広々とした構内をご覧下さい

線路を跨いでこんな場所まで入れてくれたんですよ。
どうですこの編成。

DD51 853(原色)+KE65 3+ホキ1000 5570レ 碧南市駅
衣浦臨海鉄道の社員さんには本当に感謝しかないですね。お礼代わりに来年のカレンダーと三岐鉄道の現行ダイヤグラムを購入しました
ところで上の写真の右下にカメラのレンズを向けて見ると…
いったい何を写したかわかりますか?

そうです、レールの横にヒゲのように出た「チョク」または「チョック」。
昭和時代は本線を含め急曲線などで結構見られましたが、最近は珍しくなりました。重軌条化されたり、PC枕木にされたりで活躍の場が狭くなって来たので小生は久し振りに見ました
衣浦臨海鉄道の計らいに大満足して、ここを後にしました。
そしてリベンジでもう一度秋の田の稲穂の実る関西線で旧鷲機凸にアタックします
望みの2089レでやって来たのは…

DD51 825(A更新)+コキ 2089レ 関西線 永和ー白鳥(信)
やはりツキがないようで、やって来たのは旧鷲機の凸に非ず、ただし鵜殿貨物を廃止間近に伊勢柏崎で撮影した時のカマでした。
結局この日はタキレは珍しく返空も含め全ウヤで、フレートライナーにも旧鷲機の凸は入っていなかった模様です。
まあ、下手な期待を持たせず、衣浦臨海鉄道に転進するチャンスを与えられたと思っていますが、関西線には宿題が残りました。遠からずリベンジを果たさねば…
きょうも最後までごらんいただきまして、ありがとうございました。
- 2016/10/09(日) 23:48:55|
- 道外
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
皆さまこんばんは。
きょうは小生にとって会心の写真が撮れました。詳しいことは最後までご覧ください。
まずは朝練から。
札タ構内へ赴くも、札タ ⇔ 苗穂の臨試は運転なしでした。
で、今朝未明に函館運輸所から、道央へ転属して来た、もと青函間で「白鳥」運用に就いていた789系0番台が手稲の札転へ回着したようなので、今度は手稲 ⇔ 苗穂の臨試1191レで苗穂工場への送り込みがあるかと思い、苗穂へ急行しました。
小生の勤務先は午前中12時までで、早退できる職場ではないので、臨試1191レの苗穂到着には間に合いません。でも着後の入換くらいは見られるかなと期待してダメ元で出撃しました。
で、札幌-苗穂の複々線区間に残る東9丁目踏切でカメラを構えます。おいでになるのは新潟から遠征でいらしたお二人。
臨試1191レは既に苗穂の下り1番線に到着していなければならない時刻ですが、見渡してもいません。
取り敢えずやって来た183系北斗を撮影します

キハ183系7連 12D(北斗12号) 2016/10/05(以下同じため省略します)
やはり編成が長いと見映えがしますね。通常の増結は8連までですが、台風で函館線が数日不通になった後で9連も走りました
臨試1191レがどこにいるのか気になるところですが、定時から20分くらい遅れてやって来たのは…

DE10 1737[函](原色)+789系6連(HE103+203編成) 臨試1191レ
お~、ついにやって来ました! 今朝函館から手稲に到着した789系が、今度は向きを変えて苗穂に到着します。
通常なら最近の臨試1191レは旭川区の焦げ茶色DE1692号機が牽引することが多いのですが、きょうは函館から延々789系を回送して来た函館区の原色DEがそのまま臨試に入ってくれました!
遅延で来たお陰で、小生も本来ならあきらめていた苗穂到着が撮影出来て、大満足です。どうして遅延したのか正確な理由は知りませんが、72D(オホーツク2号)が常紋(信)-生田原間で朝の普通列車が空転で遅延した煽りを受けて45分遅延して札幌に到着しましたので、番線輻輳もしくは苗穂への進路が構成出来ずに札駅あたりで抑止されたのかと想像しています
バックショット

原色のDEが牽引する萌黄色の789系電車、これは最高ですね。小生、789系0番台の萌黄色がとても好きで、これが道央転属で青く塗り替えられないか危惧していたのですが、幸い先行して苗穂に入場していたもと白鳥用789系は、ロゴなどは消したものの、萌黄色のままで試運転する姿が目撃され、ちょっと胸をなで下ろしています
でも世の中そう甘くはありません。続いてのカットを撮影しようとすると、臨試の後方から忍び寄る721系が。

左: 臨試1191レ、 右: 721系6連 3898M(快速エアポート)
お陰でバックショットは決まりませんでした…
前面サインは「白鳥」のままなのが嬉しいですね。
バックショットが思い通り撮影できなかったので、早速苗穂駅まで追いかけます
すると臨試は下り一番線に到着しており、DEは既に切り離されて撮影しやすくなっていました

789系(HE-103+203編成) 苗穂駅下り1番線
こちら側の前面サインも「白鳥」です。これは幕式ですが、苗穂で改造出場した789系はLED化されていたようです
上方に見える歩道橋は、苗穂駅下りホームから運転所/工場・車両所へ職員が利用するものです。一般人通行禁止ですが、10年位前の苗穂公開の時は、一般開放されていたこともありました。最近は公開の時も開放されないようですが、ICカードリーダーが設置されていないからでしょうか?
振り返ると手稲から臨試を牽引して来たDEが機回しのため移動し始めました

DE10 1737[函]
入換表示灯が点灯しており、誘導作業員さんが乗車です
そして先ほどの789系の横を通過します

左: 789系6連(HE-103+203編成) 右: DE10 1737(原色)
やはり何度見ても、この色の組み合わせはよろしいですね~
そして苗穂構内を見渡すと…

オホーツクやサロベツに使用される183系初期車がたむろしています。スラント183は近々の引退が表明されていますので、この風景はそう長くはないかも知れません。一両だけ切り離されたスラント先頭車は、増解結のためか、それとも方転のためでしょうか…
今度は苗穂駅側線から、苗穂工場への押し込みを撮影すべく再び東9丁目踏切へ移動します
まずやって来たのは…

キハ183系(貫通-スラント) 回73D(オホーツク2号の回送)
特急オホーツクは石北線の水害のため、40日以上運休していましたが、今月1日再開したばかりです。札幌駅到着が45分程度遅延した煽りを受け、苗穂入区も40分近く遅延しています。
お陰でいったいいつ臨試が入換で苗穂工場へ入るのか予測がつきません(笑)
バックショット

このスラント編成も良く目に焼き付けて置きたいものですね。
そしてスーパー宗谷の入区もバックショットで

キハ261系4連 回53D(スーパー宗谷2号の入区回送)
これはほぼ定時でした。
いつになったら臨試編成は動き出すんだ…?
と思っていたら、やおらやって来ました!!

DE10 1737+789系6連(HE-203+103編成)
作業員さんの誘導で、くねくねと引き揚げ線へ入って行きます
DEキャブのアップ

うむ、やはり函館からやって来ていますね。塗装も美しいです
しかしあれだけ腐るほどいたDEをわざわざ有り難がって撮影する日が来るとは…
バックショット

如何にも入換機ですが、この姿で函館から函館本線-室蘭本線-千歳線-再び函館本線を牽いて来ているんです
そして秘技上げ線に入って行きます

札幌で見る萌黄色の特急電車は殊の外新鮮です
いったん停止した後、今度はDE10の推進で苗穂工場へ押し込みです
踏切を通過するところです

日夜酷使されていた貨物の入換動車DEよりも、こちらの方が綺麗ですね
曲線を曲がり工場へ押し込むバックショット

推進後退なのですが、なぜか進行方向と逆の前灯を点灯していたので、絵になりました。
今度は被られずに満足です(笑)
きょうは小生の大好きな萌黄色の車両を心行くまでまで撮影出来、満足の日でした。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/10/05(水) 20:06:24|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
こんにちは。
昨日は日曜ですが、最近は何があるかわからないので、油断も隙もなりません。
札タチェックに行きましたがスカでした。
気を取り直して今朝出勤前に札タを覗くと…

DF200-10(赤スカブロックマ)+HD300-501 臨試9196レ 札タ 2016/10/03(以下同じため省略します)
なんとまるでモデルみたいな可愛らしい編成が。
苗穂へ入場する入換動車をクマが牽引する2両編成です。
では一両ずつ見てみましょう
まずは先頭のクマ

DF200-10[五]
現在DF200では唯一赤スカートかつブロックプレートの10号機です。
ブロックマ化された全検から出場してまだ1年経たないので、車体も美しいですね
そして牽引されるのは

HD300-501[苗]
苗穂車両所所属、札タ配置のHD300です。通常苗穂へ回送入場するカマは区名札と「貨」の札を抜き取り、代わりに白票の回送票を差し込むのですが、この臨試は特別らしく、回送票がなく、また、後部標識(通常無動力回送の場合取り付けるカンテラや赤円板)なども取り付けられません。白石-苗穂間は本線走行するのですが、試運転扱いだと違うのでしょうかね?
また、HD300は苗穂に新製配置されていた当初は「苗」の区名札が白地に黒字で異彩を放っていたのですが、現在は通常通りの区名札になっています。その原因は不明です
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/10/03(月) 12:22:19|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:14