北海道の列車・苗穂工場のみたままをお送りします
皆さまこんにちは。
いきなりですが、小生のHN“ミスター54”のいわれ、「DF200-54」ではないのか?と誤解されることがあるのですが、現在出張先の京都で現役時代以来久し振りに本物を見て来ました。本当はこれです

え?これでは良くわからない、という方もいらっしゃるかと。
これでは如何でしょう?

DD54 33〔最終配置区福知山〕
そうです、DF200と同じ箱型DLの、DD54型です。
小生、当時活躍していたカッコいい箱型DL、このDD54に因むんです。この他サウンドの素晴らしいDF50もまた箱型で、これら機関車以来の本線用DLは、DD53とDF200以外にありません
本当は静態保存された鉄道車両はもはや生き物ではありませんのであまり興味はないのですが、出張先でそういえばここにDD54が運ばれて来たんだよな、と思い出し、三十数年振りに梅小路へ足を延ばしました。ブロ友プリウスおじちゃんのブログ見ていて良かったです
前面のどアップです

この33号機が保存されたのは、恐らく寝台特急出雲を牽いたためだと思われますが、実はこのHゴムになった後期型は小生大嫌いだったため、大阪弁天町の交通科学館にこれが保存されたと知っても、一度も見に行きませんでした。
ということで、今回の京都でのDD54との再会は、小生にとっては40年近く前に山陰線園部駅で下り貨物列車を牽引するDD54の発車を見送って以来のことになりました
別の角度から

あれほど嫌っていたHゴムのDD54後期車ですが、こうやって見てみると考えていたほど嫌でもありません。
現役当時、山間にエンジン音を響かせて排気を側面から吐き出して加速して行くさまには痺れましたが、変速時のドカーンという音はかなり大きく、これがこの機関車の命取りになったかといまなら思えますね
そしてこのカッコいいスタイルのDD54と同じ1966年にデビューしたEF66(当初はEF90)もありました

EF66 35
当初は下関区に集中配置され、東海道・山陽線の貨物専用機として大出力を誇っていたものが、後に当時の花形ブルートレインの牽引に抜擢されたという経歴の持ち主です。同じ年のデビューだけあって、DD54とスタイルに共通点が感じられます
せっかくなのでブルトレ牽引当時の姿を、再掲ですが小生の撮影から

EF66 50+PC 8レ(富士)
2003-05-04撮影当時東海道線でこの時間帯に待ち構えていると、2レさくら、4レはやぶさ、6レみずほ、8レ富士、10レあさかぜと連続してEF66牽引でやって来たものでした
そして京都鉄道博物館にはこれも…

DD51 756〔最終配置区門司〕
最後は門司区に配置され、関門トンネルをくぐって岡見・美祢線貨物に活躍したカマですが、特徴的なのは助手窓が旋回窓のまま残っていることです
そしてこの756号機、現役時代に撮影しておりました(再掲)

DD51 756(原色)+フライアッシュタキ 5687レ
2013-01-26撮影確かに旋回窓が残っていましたね
京都鉄道博物館での別の角度から

運転席窓は旋回窓が普通のワイパーに取り替えられていることがわかります
そして現役時代の同じ角度の写真で確認です(再掲)

やはりこの時代から片旋回窓だったのですね。
ところで愛知区で活躍している元鷲別区の凸1146・凸1156はいまだに運転席窓・助手窓ともに旋回窓で活躍しています。もうすぐ復活する同じ元鷲区の凸1147も大宮車両所出場時には同じ両旋回窓で出場するのでしょうかね…?
余り期待せずに静態保存の機関車を見に行ったことから、実際にはここまで発想が湧いて来ました。行って良かったです
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
スポンサーサイト
- 2016/06/26(日) 12:53:14|
- 道外
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
皆さまこんにちは。
ここ数日は晴天が続いている札幌地方です。
全国的には、西日本での大雨で広島県内の山陽線で土砂崩れに普通電車が乗り上げて不通になり、貨物の大動脈が大変なことになっているようです
今朝は出勤前に苫小牧のフジルさまのブログを拝見すると、なんと3055レで五機からクマが回送されて来ているとのこと
早速朝練を札タで敢行です!
現着してみると、まさしく…

DF200-51(ブロックマ)+DF200-3(赤スカ) 臨試9196レ 2016-06-23(以下同じため省略します)
なんと回送されて来たのは赤スカでした。それから3055レの牽引機は北の羆さまのブログで拝見するとクマ59号機だったようですが、臨試の牽引機はブロックマの51号機です
これはちょっと嬉しい編成ですね。
先頭の臨試牽引機です

>DF200-51(ブロックマ)〔五〕
恐らく運用に変更がなければ、今朝方札タに到着する3087レを牽引して来たはずです
主観かも知れませんが、3桁番号よりも2桁番号の方が凛々しく見える様な気がします
クマ重の連結部です

左: ブロックマ51号機、 右: 赤スカ3号機
塗り分けの違いはスカート部だけなのですが、これが結構印象が違うのですよ
今回回送入場する3号機です

DF200-3〔五〕
赤スカといえば、現在一桁の9号機が入場中だと思いますが、まだ出て来ていないようです。それで今回は3号機も入場です。最近はクマの入場もイレギュラーで、ATS関連と思われる小入場や、全検でも少し早めのイレギュラーな入場が見られますので、果たしてこれらの9号機、3号機が全検を受けてブロックマ姿になって出て来るのかわかりません。
何せ現在赤スカでブロックマなのは唯一10号機のみで、一桁番号のブロックマはありませんので、つい期待してしまいますが、実のところどういう姿で出て来るのか予想もつきません。
そして入場する3号機の右手を見ると

札タの旅客線寄りに恐らく解体待ちと思われるコキ50000が連なっています。
先日1085レがいつの間にかコキ50000からコキ100系になっているのを初めて見て驚きました。こうやってコキ50000が数を減らして行くのですね
そして、沿線で臨試の通過を待ち受けます。場所は札タの白石通路線が、函館本線に合流するところです。
で、やって来ました。

DF200-51(ブロックマ)+DF200-3(赤スカ) 臨試9196レ
クマ2両ってのもなかなか可愛らしいですね。
元々50番台って、中途半端な存在でしたが、ブロックマになると引き締まって見えるのは小生の考えすぎでしょうかね?
バックショット

陽光を受けて前面窓ガラスがキラリと反射しています。
今回の入場目的が何なのか気になるところです。そして一桁ブロックマの出場はあるのかどうか…?
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/23(木) 17:01:25|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:9
皆さまこんにちは。
昨日は晴れ間も覗いたお天気でしたが、きょうはまだどんよりした本州の梅雨を思わせる天候です。
昨日苗穂車両所をDF東急が全検出場しましたので、きょうはその五稜郭への回送があるはずです。
回送車のやって来る前に間がありますので、先に札タのチェック。きょうは苗穂入場クマはないようです。でもまだ先の話ですが、いずれEH800も苗穂で検査を受けるようになるのでしょうかね。だとすると、楽しみです。
まだ時間があるので、余命を切られている183系初期車を函館線で撮影です

キハ183系(貫通-スラント) 71D(オホーツク1号) 2016-06-22(以下同じため省略します)
最近苗穂車の一部が函館運輸所に転属したらしいですが、こいつは健在です。
バックショット

安定のスラントです。以前オホーツクは両スラントでしたが、数年前の改正から、基本この姿で運転されています。
でももう遠からずスラントの姿も見られ泣くなるでしょうね。
今度は千歳線へ転進します。
撮影場所は通称バクチ踏切です。きょうは、3084レの前走りの31D(SPとかち)が対向電車と被りました

キハ261系(ST-1103編成ほか) 31D(SPとかち1号)
バットマンのジョーカー塗装が先頭でやって来ました。左端に被った737Mの最後尾がチラと見えていますね
こいつが被ったということは、本命3084レは被り安泰ということで、余裕を以って臨めます
バックショット

あっちゃー、こいつもバットマンのジョーカーです。でもAKBで二年連続指原が1位になるように、車両の塗装も好き好きですよねえ(笑)
そして本命登場です。さて牽引機は?

DF200-103(ブロックマ)+DF200-109(ブロックマ)+コキ 3084レ
おお、予想通りの3084レでの回送ですが、牽引機もブロックマの103号機で、ダブルブロックマのイヨマンテ(クマ送り)です!
全検出場回送のDF東急をアップにします

DF200-109〔五〕
全身ぴかぴかはさすが全検ですね。凛々しいブロックマ姿で牽引仕業に就くところも早く見たいですね
バックショット

一番排気で茶色く汚れやすいところはおでこの部分なので、この姿もいまのうちでしょう
ELならば無動力回送ですとパン下げ位置なのですぐそれとわかりますが、DLの場合ちょっと見では重連に見えますので見栄えがします。よ~く見ると、排気を上げているのが先頭の103号機だけですが…
もう一枚

しずしずと、西の里の勾配をフレートライナー牽いて上がって行きます。これが、この場所でDF200がカシオペアを牽くところですと、本当に軽々とスーッと上がって行きますから、旅客は如何に軽いかというところでしょう
凸凸がここで寝台特急を牽引していた頃は、フルノッチでエンジン全開でしたから、これは機関車の出力だけでなく、液体式と電気式の特性にもよるのかも知れません。道内の特急気動車、機械室は必要になりますが、高速走行区間が多いですし、急勾配の走行区間も多くはないので、電気式の方が適しているような気もするのですが、どうなんでしょうね
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/22(水) 11:58:44|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:13
皆さまこんばんは。
しとしと悪天候が続く中、きょうは久々に晴れました。その天気に誘われて、久し振りに札タに行きました
まずは札タの風景をご覧ください。

札タ構内 2016-06-21(以下同じため省略します)
黄色い花が咲いてのどかですね~
なんて笑っている場合ではありませんよ。上の写真を見てどこか変だとは思いませんか?
この時間の操2番線に引き出されている貨物は通常1085レで、1085レはすべてコキ50000で組成されているはず。しかし、花の向こうには、青いコキが見えているではありませんか!
コキに近づきます

札タ構内操2番線 コキ100系
確かに見渡す限りすべてコキ100系で組成されています。
きょうは道内貨物の遅延情報もなく1085レの他の列車が組成されているのでもなさそうです
反対側を確認です

札タ構内操2番線 コキ100系
ん~、やはりこちらもコキ100系です。手前に写っているのは、コキ106-73です。
この変化にショックを受けて佇んでいると、コキ100系列の背後の操3番線または操4番線から、コキが移動する、ドドッドドッという音が聞こえます。先ほど到着した3097レ(改正前の3091レ)の押し込みのようです。
確かこの列車もコキ50000だったはず、ということで、車番を手前の100系コキの隙間から観察します

コキ52429 3097レ
お、コキ50000のままです。ほっとしました。
3097レの押し込みバックショットを確認です

右: HD300-502+コキ50000 3091レ編成押し込み、 左: コキ100系 操2番線
向こうへ去ってい行く入換動車HDの手前に、コキ100系が留置されているのがわかります。この塗装の綺麗な青色が混じっていなければ、コキ100系だと気づかなかったかの知れません
今度は場所を変えて、札幌新道下のポイントから、第二着発線群の観察です

DF200-6(赤スカ)、DF200-62 札タ第二着発線群
右端のクマはいま押し込まれていった3097レを本線牽引して到着したDF62の札機返しで、向かって右方に動いています。中央のクマは赤スカなのが確認できますが、側面プレートの脇に錆も出ている6号機で、2082レの牽引機です。2082レの貨車は隠れて見えませんので、まだコキ50000のままなのかきょうは確認できませんでした。
そして手前にシルエットとして佇んでいるカマは…

DF東急です! 札タ構内回転一区に、黄ホキをアンカーに鎮座しています。
それにしても美しいブロックプレートですねえ。側面の「JR FREIGHT」銘版も、最初のブロックマ出場機DF104の頃は、周囲の車体がベコベコで細工に難ありでしたが、これは美しい、小生お気に入りのDF109がブロックマになって大歓迎です。
標記が「28-6」とありますので全検ですね。そしてATSもDF搭載です。
側面を見ましょう

やはり側面のプレートもブロック化されています。さすが全検だけあって、車体はもちろん、車輪も含め下回りも美しいです。
全体像です

DF200-109(ブロックマ) 〔五〕 札タ構内回転一区
これが200番台にならなかったということは、当面道内で使用するということでしょうか。兵庫の川崎重工に入場していた123号機は223号機になって出場する模様ですので、今後の本州転属クマは200番台になる可能性が高いです。この場合、都度川崎重工へ入場して改造するのか、それとも苗穂車両所でも200番台に改造されて転属回送して行くのか、興味深いですね。
それにしても美しくなったDF東急、復活カシオペアを牽かせてみたいものです
と、ここで札機方面からクマ単がやって来ました

DF200-61〔五〕
行く先を見据えると…

コキ100系 操2番線
もしかしてここへ行くのか…?
更に観察します

DF200-61+コキ100系 1085レ 操2番線
やはり時間から考えて、このコキ編成は1085レとしか思えません。何らかの間違いを期待していたのですが、遂に1085レよ、お前もか、また一つの列車からコキ50000が消えました。そういえば、札タの、旅客線寄りで先月あたりもクレーンによるコキ50000の解体作業をやっていましたので、どんどんその数を減らしているのですね
と、ここでコンテナ引上げ線に入換動車がやって来ました

HD300-502+コキ コンテナ引上げ線
目の前を通り過ぎて行きますが、無蓋コンテナがありました

UM12A-5860
”
バックショットで確認です

コンテナの所有者は“北海道ジェーアール物流”です。やはり焼却灰でしょうか
それにしてもきょうはHDのデッキに作業員さんが3人も鈴なりです。賑やかですね!
きょうDF東急が全検出場したということは、明日はムフフですね…
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/21(火) 18:56:31|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
皆さまこんばんは。
きょうは久々に撮影に時間の取れた日曜でしたが、サプライズもあり、順に載せます。
蝦夷梅雨が続きぱっとしない天気です。曇天に日が差したり、小雨がぱらついたり不安定な天気です。
きょうはカシオペア紀行の運転日ですが、小生なるべく普段と変わらないポイントで撮影したく、8771レの凸凸タキで足繁く通った南の里2号線踏切にやって来ました。すると、お一人の方が先着して撮影してお出でですが、なんと十勝へ単身赴任されているはずのブロ友hamusutarさまではないですか! これには驚きました。いつの間にワープして札幌へ? 札幌在住時代のhamusutarさまにもここで出会った記憶はありません。
沿線では監視のJR社員の方がスタンバイです。危険なファンを張ってくださっているのでしょう、ご苦労さまです。
そんな中、それ以上同業者が増えることもなく、穏やかに撮影スタンバイ。やって来ました

DF200-57+E26系客車 8009レ(カシオペア紀行) 2016-06-19(以下同じため省略します)
慣れた場所での撮影ですので、シャッターのタイミングもお手の物牽かれるのがコキではなくて客車というのが新鮮です。しかしそれにしても、試運転は別として、復活カシクマでは初めての50番台牽引です!100番台と同じコマツエンジン車ですのでいいのでしょうが、こうなったら赤スカの登場を待ちたいですね。
ところでDF200-123は川崎重工へ送り返され、改造工事を受けているようですが、なんとナンバーがブロックプレートになり、車番も+100のDF200-223となったそうです。ここで考察です。番号が+100になったということは、もしも赤スカクマが同じ改造・改番を受けるとすると、101~112ということになり、既存のカマとダブってしまいます。
と、いうことは、赤スカは本州転属改造を受けることはなく、最後まで道内に留まるということが予測されますね! これは赤スカのエンジンのみがMTU製ということで、メンテなどが別ということからでしょう。ちょうど、DD51のB更新機(コマツエンジン)のみが道外への貸し出しや転属がなかったのと似ていますね
ここでhamusutarさまははるばる十勝へ向かわれるということで、お別れのご挨拶をします
小生は場所を移動して2051レの撮影です。先客が撮影のところで、横から撮影させていただきます

DF200-120+コキ 2051レ
なんと先週カシクマ紀行を牽引した120号機ではありませんか。これはカシクマ復活習熟運転の時最初に単機で旅客線を駆け抜けたカマです。旅客に貨物にオールマイティーに活躍するさまは、かつてのDF50やDD54を髣髴させます
今度は2050レを狙います。
しかし…

DF200-59(単機) 2050レ(バックショット)
なんと日曜だからでしょう、単機でやって来ました。構えていたアングルがコキがいてこそサマになる場所だったので、仕方なくバックショットでお茶を濁します
ここでいったん引き上げ、家族運用につきます。その後改めてカシクマ紀行の返しに出撃します。本当は別の場所を考えていたのですが、ブロ友苫小牧のフジルさまのサイトを見ると、なんと集約臨のスジで2連の旭山スラントがやって来るとのこと!
急遽場所を変更してとあるカーブで待ち構えます

DF200-57+E26系客車 8010レ(カシオペア紀行)
予定外の場所なので、ここで撮影するのも久し振りです。上り列車をここで撮影したことは滅多にありませんでした。
更に接近します

旅客だとこのアングルが決まりますね! 何故かと考えて見たら、コキの色とカマの色はちぐはぐなのですが、ステンレスのE26系客車とDF200の色がベストマッチングだからでしょう!
そしてほどなく反対方行から、やって来たのは…

なんとこんな短い列車。8031Dのスジより遅く、途中上野幌で後続の快速エアポートを退避したようです。国鉄音色の発車タイフォンが聞こえ、やって来ました
接近します

キハ183旭山車(スラント-スラント)
キハ283系のATS試験などで先頭車のみ2連の試運転は何度も見たことがありますが、キハ183の、しかもスラントの先頭車のみ2連は初めて見ました! 前面幕は「回送」表示です
バックショット

前後で表情が違うところが如何にも旭山車ですね。
キハ183のスラントなど初期車は数年内の引退が予告されていますし、いまや道南から789系基本番台が転属して来て、電車の需給も余裕勝ちになりますし、全線架線下で運転されている旭山動物園号も、もしかしたら電車化されるかも知れません。こんな光景、二度と見られないのではないかと思いました。
ということで、きょうはクマ50番台のカシ営業運転を十勝のhamusutarさまと観察し、旭山車のスラントのみ2連を見るというサプライズゲットしました。特に後者は情報をいち早くアップして下さったフジルさまに深謝します。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/19(日) 21:07:17|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
皆さまこんばんは。
覚えておいででしょうか、DF200のうち、唯一廃車になった56号機が遭遇した事故のことを。
冬の冷え込んだ日(2012年2月16日)、根室線から石勝線に入り、東追分駅(当時、現在は信号場)に停車するはずの上り貨物第2092列車が停止信号を冒進して安全側線に突っ込み、雪覆いの中で牽引の機関車とコキが脱線転覆したというものです。
詳細は下記国土交通省運輸安全委員会の報告書を読んでいただければわかります
↓
https://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-acci/RA2013-1-3.pdf
(注、PDFファイルです)
内容を読めば、機関車にも故障や乗務員の運転操作にも問題がなかったことが判明しております。一番怪しいのはブレーキシューが試験装着されていたものですが、これもクロという結論は出ていません。下り勾配で制動の利かない運転士の恐怖はいかばかりだったのかと思います。
このたびひげリーダーさまほか2名の読者さまからDF200-56が解体のご連絡をいただきましたので、昼休みに苗穂に駆けつけました
苗穂構内は、駅の札幌方へ200m移動工事がたけなわで、何もない空間が広がっています

苗穂構内 2016-06-16
苗穂工場構内を見渡します。

苗穂工場 2016-06-16
解体線にクマがいます
別の角度から

側面がガスで切断されつつあります。
アップにします

DF200-56 2016-06-16
前面窓の破損は、解体のためではありません。事故当時に傷んだものです
以下とくとご覧ください




以上、2016-06-16
そして、この56号機が現役時代の写真がありましたので、再掲ですがここにご披露したいと思います

DF200-56+コキ 4061レ
2006-01-09撮影積雪の中、本州貨物を牽引してやって来ました。この6年後に廃車になるとは想像もできませんでしたね
DF200-56の冥福を祈りたいと思います。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/16(木) 18:27:38|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:16
皆さまこんばんは。
札幌は爽やかな季節を迎えましたが、朝晩は冷え込む日もあります。まだ窓を空けて寝られる季節ではありません
今月に入り復活したカシオペアは、既にDD51の車籍がないため、道内はDF200の牽引となります。そんなきょう、撮影に行って来ました
まずは下りからです

DF200-120+E26系客車 8009レ 2016-06-12(以下同じため省略します)
習熟運転で最初に単機で旅客線を駆け抜けた120号機の牽引でやって来ました!

バックショット
箱型機関車は、旅客列車の牽引がサマになりますね!
ここでいったん引き上げます。
そして夕方になり、今度は返しを狙います。カシオペア紀行は、道内基準で日曜朝下り到着、同日上り出発になります。
いつもなら同業者を見かけることも滅多にないポイントですが、きょうは小生も含め5人と、繁盛しています
まずは集約臨

キハ183系6B(スラント-坊主) 8031D(集約臨)
先日ここで撮影した集約臨8032Dは5連でしたが、きょうは6連で運転です。中学校の校数やクラス数などで調節するのでしょうね
通過する1分位前にタイフォン鳴らしていましたから、手前のポイントでカシクマ紀行のためにカメラ構えていた同業者がいたのでしょうね。ここでもほぼ全員が踏切遮断機内方に入っています(小生は外です、念のため)が、どの列車も警笛一つ鳴らさないで通過しますので、よほど他ではひどいのでしょうね
バックショット

坊主登場です。この塗色は悪くないですが、特急マークが外されているのが玉にキズですね
そして本命登場です!

DF200-120+E26系客車
8010レカシオペア紀行
長い編成なので心配しましたが、ぎりぎり架線柱を躱すことが出来ました。因みに同業の皆さまの背後から撮影していますので、遮断機の外側に脚立を立ててその上に乗って撮影しています。
乗務員の数が多いのが目立ちますね。それと、DD51重連の時は苦しそうにエンジン全開でやって来ましたが、クマは余裕でやって来ました
バックショット

車両限界一杯につかったDF200と、やはり車体の断面の大きいE26系客車とは、良く似合っていると思います。今から思うと、北斗星はともかく、カシオペアとDD51はいまいちだったのではないでしょうか
もう一枚

最後尾が丸いカシ客車はバックショットが好みではないので、きょうもアップしません
. * * *
きょうの小ネタ。
小生が中学生の頃、社会科の教師が当時の建設省国土地理院の許可を得て複製し、教材として使っていた地図です。帯広図幅に広尾線・士幌線に加えて十勝鉄道も載っていたので、ここにお目にかけます。十勝地方に単身赴任中のhamusutarさまが廃線跡を探索していらっしゃるという記事を見て、思い出しました
この地図は国土交通省国土地理院五万分の一地形図 帯広 図幅 を使用したものである当時の国鉄は、帯広駅を起点に十字のように広がっていて、東西が根室本線、そして南に広尾線が、北に士幌線が十勝三股まで延びていました。そして帯広駅前から真南に日甜製糖工場まで延びているのが十勝鉄道で、この区間は国鉄貨車の直通出来る1067mmゲージとナローゲージ(狭軌)の共有軌条で、青函トンネル内の新在共用区間みたいなものと考えればいいでしょう。工場前以南はナローゲージのみで、戸蔦が終点でしたが、支線もいくつかあったようです。
ところでこの地形図がいつ発行されたものか、資料に明記してありませんでしたが、国土地理院の承認番号が昭和48年の番号でしたので、それ以前ということになります。工場前駅以北の廃止が1977年、以南の廃止が1959年なので、少なくともそれ以前の地図ということになります。
当時の地図を見ているだけで、いろいろ想像出来て楽しいですね。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/12(日) 19:58:49|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20
皆さまこんにちは。
「蝦夷梅雨」のここ数日ですが、昨日札タで“いいもの”(=出場クマ)を見かけたからには、今朝は出撃せざるを得ません
また、職務上で中学生から、9日修学旅行へ行くと聞いていたので、集約臨も狙うことにします
まずは集約臨から

キハ183系5B(白坊主-スラント) 3082D(集約臨) 2016-06-09(以下同じため省略します)
少し前の集約臨は旭山動物園車が中間に2両入っていてある意味バラエティに富んで面白いのですが、やはり編成美という点では、こちらに軍配が上がりますね。先頭の白坊主、とかち色の406と組み合わせてくれれば最高ですが、406は営業時に先頭に出るのは難しいようですし、当然ですが遊びで編成を組んでいる訳ではないので、ないものねだりですね
バックショット

きれいなスラント車の編成ですね。一連の出火事故で183系が大量に使用停止になっていた頃運転されていた臨時北斗では連日札函間を走り抜けていたものです。もう183系初期車は引退が近い発表されていますので、集約臨でこうやって走るのも、いつまでかわかりません
ところで3月の改正まではここの踏切で本命の3084レが確率5割以上で対向電車と被るという恐怖ポイントでしたが、改正後はそんなことはなく、対向電車→(3084レと同方向からやって来る)31Dとかち→3084レの順に来ていました
ところが!

なんときょうは対向電車が来る前に31Dの予告が点灯しました!
そしてそのまま31Dが。

キハ261系5B(ST-1103+…+ST-1205) 31D(SPとかち)
苫小牧方面の複数のブロ友さまに人気のある「歌舞伎」「キングボンビー」などの愛称のあるマスクがやって来ました
小生はファンではありませんが、まあ、見慣れて来ました。なぜか、イメージとして、バットマンを思い出しました
バックショット

l今度は青塗装で、ほっとします。SP白鳥に使われていた789系が苗穂で改造受けている見たいですが、萌黄色のまま出場して来たら、嬉しいですね
この間も対向電車は来ませんでした。そしてそのまま踏切の遮断竿が上がってしまいました!
ということは、被りのリスクが気になります。もしやバクチ再来?
次にどちらの方向から列車が先にやって来るかが運命の別れ道です
点灯しました!

この矢印は下り列車に対する矢印が点灯です。
ということは対向電車が先に通過です。通常、同時に点灯したとしても、下り勾配の下り電車の方が先に到達しますので、一安心です
そしていったん遮断機が上がり、更に数分して上り矢印が点灯し、ついに本命3084レがやって来ます

DF200-117+DF200-103(ブロックマ)+コキ 3084レ
やはり本命3084レの機次位無動力回送のイヨマンテ(クマ送り)でやって来ました!
それにしても牽引機の117号機、やけに涼しい顔をしてやって来ました
次位の回送車

DF200-103〔五〕
全検でもないし、車輪工事でもないようなので実は車体が全体的に汚れているのですが、この雨で結構綺麗に見えています
バックショット

軽く排気を吹き上げてはいますが、音も小さく軽々牽いています
もう一枚

通常ならこの直前でノッチアップし、盛大に排気を吹き上げるところですが、それにしてもこの117号機、よほど調整がいいのでしょうね、軽々と牽いて去って行きます
最後尾

楽々牽いているのは、多少空コンが混じっていたのもあるかも知れませんね。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/09(木) 16:30:58|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:9
皆さまこんにちは。
道内では3月の改正以来、話題が少なくなっておりましたが、今月から運転が再開されたカシオペア(クルーズ / 紀行)は、道内の牽引機が従来のED79 / DD51から、貨物機のEH800 / DF200に変更になり、新風を呼び込んでいます。こういった旅客・貨物の連携は嬉しいことですね。もとは国鉄一家ですし
きょうは札タへ昼連に行きました。
まずはきょうの黄ホキです(笑)

黄ホキ 札タ構内回転一区 2016-06-08(以下同じため省略します)
お目当て(笑)の黄ホキはいつもどおり留置されていますが、その右側にクマが。
良く見ると、運転席側窓下の「JR FREIGHT」エンブレムが切り抜き文字ではなく銘版になっていますから、これはブロックマですね。
もしかしたら全検で新たなブロックマ登場かも知れません。
前頭部のアップです

間違いなくブロックプレートで、番号はDF200-103と読めます。
ということは、既にブロックマ状態で先日入場したカマなので、全検ではありません。
車端部裾にATSの「SF」「DF」と書いてあります。新型ATSの取り付けだったのかも知れません。なお、ここでの「DF」標記はDF200とは何等関係なく、
車上データベースという意味だそうですから、DF200でなくても「DF」標記になることになります
車体後部です

ブロックマですが、車輪も含め台車回りが汚れていますので、全検でないことはここでも確認できますね。
全体像です。

DF200-103(ブロックマ) 〔五〕 札タ構内回転一区
堂々たる姿ですね! 「JRF」ペイントの下部に菱形の白線のペイントがありますが、コンテナからこの白線は消えつつあり、もしかしたら今後機関車の塗装デザインも変更になるかも知れませんね。そういえばDF200の初期車はこの「JRF」と白線のペイントが、赤紫色でした。いまのカラーの方が似合うような気が致します
ここにこいつが鎮座しているということは、明日の某列車で回送でしょうか…
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/08(水) 16:38:41|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:11
皆さまこんばんは。
昨日午後函館で会議があり、出張していました。会議が遅くまであったので、昨日は函館に泊まりました。
そうするとなんということでしょう、復活カシオペアクルーズの初日が翌日なんです(笑)
これをイカさない手はない、ということで今朝も朝練に行って来ました。
撮影場所は、ED79時代から定点観測しているここ。

EH800-8+コキ 3058レ 五稜郭-七重浜 2016-06-05(以下同じため省略します)
もはや機関車はEH800しかやって来なくなり、路線もJR江差線から道南いさりび鉄道に変わっていますが、景色は変わりありません
そして遂に本命が登場しました

EH800-1+E26系客車
9027レ「カシオペアクルーズ」
試運転の時は試作機の901号機が牽引したそうですが、本番初日にはなんとトップナンバーが充当されました。JR貨物さん、やってくれましたね! ありがとうございます
EH500の青函区間からの引退を残念がる方も多くお出でかと思いますが、小生はこのEH800のスタイル、すこぶる好きです。貨物を牽いてもいいですが、旅客を牽いても似合いますね
ここで五機の観察です

五稜郭機関区構内
まさにクマ牧場ですね!
中でも目立つカマがこれ。

DF200-901〔五〕
鷲別区が廃止になる時はまだ長期休車の調整中で、そのまま廃車もあるかと心配しておりましたが、そのまま五機へ転属回送され、復帰したカマです。しかしどんな理由があったのか、本線復帰することなく、有川埠頭支線を含む五稜郭構内入換運用にしか就いていないようで、いまは遊んでいます
そしてカシオペアクマーズ大本命だと思われていたのがこいつ

DF200-122〔五〕
小生これと123号機はHM取り付け準備工事がなされていたので、カシオペア復活で起用されるのではないかと睨んでいました。ブロ友さまの観察によれば、これが先週久々移動していたというので、てっきりカシ充当だと思ったのですが、フタを明けて見れば違っていました。これがあの組織による陰謀だったのか、それとも東日本管内のEF64にも看がつけられなかったのと同様、過激なファン同士のいざこざ対応で取り付けを止めたのか、知る由もありません
では実際のどのカマが充当されたのか見ために、五稜郭駅へ移動しました。

DF200-116+E26系客車
9027レカシオペアクルーズ 五稜郭
旅客はいったんこの駅で下ろされ、バスで函館市内を観光した後大沼公園へ移動します。そこで客車のみ、クマ牽引で大沼公園まで先回り回送されます
撮影しづらいのですが、角度を変えて何枚か撮影しました

183系の北斗との並び

左)下り183系北斗、 右)DF116 カシオペアクルーズ
DFと客車の連結部です

新車の甲種回送で、このような旅客車との連結をしばしば見ますが、あれはあくまで貨物列車です。きょうはレッキとした旅客列車、それも特急の牽引です
隣のホームの跨線橋から、全景を見渡します

DF200-116+E26系客車 カシオペアクルーズ 五稜郭
カシオペアクマーズの雰囲気が判りますね。
そして午前7時40分頃、ホイッスルとともに回送列車が大沼公園へ向けて発車します

思ったよりも早い時間の大沼公園への回送でした
幼い子どもを連れた母親も撮影です。微笑ましいですね
バックショット

折りしも、入換のために空コキ1車を推進して来たDFの脇を、カシオペアクマーズ回送列車が発車します
もう一枚

箱型機関車は、バックショットもサマになりますねえ
ここで朝練を終え、いったん撤収します。
そして先回りしてやって来たのはここ。

キハ40 353(日高色) 726D 有珠
そうです、日高線の大部分が不通のため、室蘭線などでアルバイトしている日高色キハ40です。
そしてこの傍には…

キハ183系8B 12D(北斗12号) 北入江(信)-有珠
そう、宇宙軒S字です。そしてここには小生も含め総勢たったの3名(爆)
人数の少なさに拍子抜けしました。因みにこの北斗はバックショットになります
旅行会社の発表している運行スケジュール以外の正確なスジがわからないので、いつ来てもいいように待ちます
そして本命が登場しました!

そうです、こいつを見たかったのです
今度は横位置で

DF200-116+E26系客車
9027レカシオペアクルーズ
ここは編成が長くないとサマにならないのですが、カシ客車なら大丈夫ですね。
ここでこれだけ興奮したのは、廃車/転属タキの本州回送を見て以来です。
もう一枚

蛇のように身をくねらせながら、やって来ました。この姿を、たった三名で独占とは、何という贅沢でしょう…
そして追っかけ、いえ、札幌の自宅へ帰りますが、ちょっと寄り道しまして…

DF200-116+E26系客車
9027レカシオペアクルーズ 西の里(信)-上野幌
最後の仕上げです! カシオペア紀行でやって来る時は、ここは昼前なので半逆光になってしまいます。この日はここで、と考えていました。ここでは旧知の同業者さまにお会いしました。
ということで、きょうは出張先、それからの帰り道でカシオペアクマーズこと、カシオペアクルーズを堪能しました。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/06/05(日) 20:23:18|
- 日記(道内)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:20