皆さまこんばんは。
すっかり春となった札幌です。きょうは年度末、このところ仕事でも多忙な毎日でした。
さて、年度末在庫一掃となる苗穂のクマ、今年は63号機と113号機が入場しているはずですので、きょう出て来るのかが気になるところです。
ということで、札タ昼練に行って参りました。
まず札幌新道下ポイントに到着しますと、ちょうど1085レの編成引き出しが行われているところでした
バックショットで

HD300-50X+コキ50000 操2番線 2016-03-31(以下同じため省略します)
春霞みという風情でのんびりしています。
きょうの引き出し時刻は13:25頃なので、ダイヤ改正前のパターンととほとんど変わりません。発車時刻は7分繰り上げになっています。
観察していると、いきなりDF貨物の入線が

DF200-10(赤スカブロックマ)+コキ50000 3097レ(旧3091レ)
DD51牽引時代は4091レを名乗り、相方の4090レとともに最後まで札函間DD51牽引で残った列車です。この運用は函館-東室蘭操間が、旅客DD51のフライス研磨回送で貨物機とともに重連総括制御で運転されることがある、貴重な列車でした。
DF牽引に変わり列番も3091レになっても、長らくそのままでした(数年前の改正で、日本海縦貫線からの列車が4000番台、東北線経由の列車が3000番台と区別されていたのを、本州直通列車は道内は3000番台に統一しました)。
今回発時刻が変更になったのか、3097レと思いっきり違う列番に変わりましたので、ちょっと戸惑いますね
バックショット

DF200-10〔五〕
まだ唯一の赤スカかつブロックマ。年末に出て来たときはいまかいまかと待ち構えていましたが、いきなり札機に入り、スカされたのはいい思い出です(苦笑)。久々の陰謀だったので忘れられません
もう一枚

このDF10、出場して来た時は綺麗過ぎて撮影するとおでこが色飛びするくらいでしたが、最近は落ち着いて来て、うまい具合で写る様になりました
更にしつこく

到着は操3番線のようです。ついこの間まで雪に埋もれていたようには見えませんね
ところでこの札タ構内の貨物編成3本ですが、何か共通点があるのですがお解かりになりますか

左: 1085レ編成、 中: 3097レ編成、 右: 2082レ編成
鋭い読者様ならお気付きですね。
3本とも、いまや全国的に貴重となりつつある、コキ50000の編成なのです。
3097レ編成こそ本州直通ですが、北旭川行き1085レも、東室蘭操行きの2082レも道内のみで完結する列車ですので、基本道内封じ込めに近い運用をしているのでは、と思います。そのうち本州直通列車から、コキ50000がなくなり、コキ100系列に置き換えられてしまうのでしょうね。昔「ロセキ」が「道外禁止」の黄帯をつけて運用されていた頃を思い出しました
ところで!
この札幌新道下ポイントの真正面を見ますと…

DF200-63〔五〕 札タ構内回転一区
ついに出ました! 先日読者のナナッシーさまから、試運転目撃情報の上がったクマ63、DF200の50番台ラストナンバーです。
それでは細部を見てみましょう。
まずは前頭部のアップ

ナンバープレートはブロック化されておらず、切り抜き文字のままです。また、運転席窓下の「JR FREIGHT」ロゴも銘版化されていません。従って、全検ではないですね。
白票が差さっていまして、内容は読み取れませんが、きっと苗穂車両所→五稜郭機関区の、回送票なのでしょう
車体後部です

車体もあまり綺麗でなく、車輪も茶色のままです。しかし、車軸から回転数を取り出すケーブルなどが出ており、恐らくATS-DF(新型ATS)の取り付け改造だったのではないでしょうか。先日もこういうクマがいましたね。
さて、まだ出て来ていないDF113、年度を跨いで出て来るのでしょうか?
明日の回送は楽しみですね。小生はダイヤ改正後初めての撮影になります。新しいダイヤで検討すると、島松駅は退避でなく、通過に変更になった模様です。また、例のバクチ踏切もバクチが打てない(対向電車と被らない)見込みです。さて、どこで撮影しようかな…
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2016/03/31(木) 18:34:23|
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皆さまこんばんは。
3/26、北海道新幹線の新函館北斗開通に伴うダイヤ改正が過ぎ、それに伴う道内の激変とその後処理が少しずつ落ち着いて来ました。
改正前後で小生の観察している周囲で見られた変化をおさらいしてみたいと思います。
・最後まで残っていた本州直通旅客列車のカシオペア・はまなすが廃止になる
・それに伴って、青函間で活躍していた旅客用ED79 全5両が連日3055レで無動力回送されて来て、苗穂で解体中
・3/22まで運用されていたDD51は、1100が手稲の札幌運転所、1093、1140が函館へ重単で自力回送されて終わり
・はまなす用客車は、8両が苗穂で編成を組んで廃車回送?待ちの留置
・札幌運転所(手稲)⇔苗穂の臨試1191レ~1192レ運用は3/25まで凸、改正の3/26以降DE10となる
・北斗系列が新幹線接続で大幅に増強され、新たにキハ261系を投入、従来の183系、281系と合わせて大増発
・編成両数もキハ261系を中心に最大10両(183系は8両)に増結されているが、新幹線接続の利用客は少ないようで、早晩減車の可能性があると見ています
・北斗への車両捻出で、サロベツの札幌方先頭車がスラント車となる
細かいことを省けばこんなところが目につきます。貨物や臨試ダイヤも微妙に変更になっており、この時刻によって小生の観察が可能になったりするのですが、まだすべて確認はしていません。これもぼちぼち見たまま上げられるようになったらご報告します。
まずはきょうの札タ昼練から
月寒川の光景

月寒川 2016-03-30(以下同じため省略します)
ご覧の通り残っていた雪も消え、春の嵐と言える様な雨が強風でたたきつけるように降っています
雪解け水のため川は増水して、水面が上昇しています
札タ構内

月寒川ポイントから見た1085レ編成です。
改正後もコキ50000で残り、操2番線の発車も同じです。横に白線のない、新しい塗装のコンテナが徐々に増えて来ました。露出が飛び気味なのは、雪の仕様で露出補正をプラス1/3にしていたものを直し忘れていたからです(済みません)
反対側を見ます

落ち着いたコキ50000にゴトコンの組み合わせには安心感がありますね。
機関車のアップです

DF200-102(ブロックマ)+コキ50000 1085レ 札タ構内操2番線
この場所からはカマ番見えませんが、この後前に回り込んで確認しました(画像はありません)。
いつもと変わらない日常の札タが戻って来ましたが、石北臨貨2本目と、1085レの出発時刻がそれぞれ7分繰り上がり、小生は前者の撮影は困難に、後者の撮影は比較的容易になりました。
・札タ構内苗穂出場車置場はカラです(まだクマ63出て来ません)
・札タ構内に、苗穂から青い客車は移動して来ていません
以上です。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/03/30(水) 16:59:17|
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皆さまこんばんは。
ダイヤ改正となり、戦後処理が続いていますが、きょうは苗穂で発見がありました。
まずは苗ストでオホーツク編成のバックショット

キハ183系(貫通-スラント) 2016-03-27(以下同じため省略します)
それから苗穂駅側線にこんなものが…

ん、はまなす用客車ではないですか。数日に渡り、数両ずつちまちまと手稲の札幌運転所から運び込まれていました。
で、全体像はこんな感じです

8両編成のようです。
もしもED79みたいに苗穂で解体するのなら、編成を組むことはなくばらばらに置かれるはずですね
ちょうどキハ183スラントが方向転換に転車台にやって来ましたのでアップで見てみると

客車の貫通ドアは木の板で塞がれています。すぐさま解体するのにこんなことはしません
きっと、北斗星客車と同じく、そのうち札タ→東室蘭操→陣屋臨港駅とクマに牽引されて解体なのではないでしょうか
ここで札タ観察に移ります

月寒川は既に雪もあらかた融けました
札タ構内です

操3番線のコキ編成にクマが接近しています
アップにします

DF200-11(赤スカ)+コキ 2060レ? 札タ構内操3番線
かなり綺麗なクマですが、屋根は少々汚れていて、全検以外で先日出場したDFイレブンです
時刻からいうと2060レぽいですが、まだ改正ダイヤの札タ入換ダイヤを把握していないので不明です
反対側を見ると

操4番線にコキ編成を引き出したHDがやって来ます
バックショット

左: DF200-11+コキ、 右: HD300-503
先日苗穂に一度入り出場したHD503でした。もう春の装いで、防風板はつけていません。
札タ構内苗穂出場車置場はカラです。
苗穂留置のはまなす客車の行方が気になりますね。観察しないと。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/03/27(日) 19:50:00|
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皆さまこんばんは。
このところ青函間で運用を終了した旅客ED79型の廃車回送が連日行われていますが、本日はブロ友押忍番長さまと小生にとって因縁となる機関車の回送撮影に成功しましたので、ご報告します
因縁の内容につきましては、簡潔に述べますと、20あ12年11月6日のこと、ED79として最後の全検で苗穂を出場した20号機が、3084レの機次位で回送される日に、出勤時間前ぎりぎりの上野幌駅で張り込みました。押忍番長さまは厚別川で同じ列車を張り込んでいました。ところが、札タ始発で遅延するはずのない3084レが来ません。出勤までにタイムアウトとなり、後ろ髪引かれる思いで駅を後にしました。押忍番長さまも小生とは別の地点で、出場回送を待っていましたが、同じく時間切れで線路際を後にしました。ウヤだったのか…と思ってブロ友の日記を見ていると、北の羆さまががっつり捉えてお出ででした。何でも20分遅延だったそうです。青函トンネル時刻変更すらなかった当時、この時刻変更を「あの組織の陰謀」と呼んで呪ったものでした
さて、リベンジはED79 20の廃車回送しかない! と、きょうは思いっきり気合を入れて出撃します。
これまで4日連続で行われた、ED79の回送はすべて、小生にとっては20号機の前座に過ぎません。
まずは小手調べに3087レの撮影にと、南の里2号線踏み切りへと立ち寄ると、なんとまだ日の出前だというのに、同業者が大集結していました。挨拶してみるとなんと地元の北の羆さま、それにフジルさま、(の)さま、クマったのぅさま、とん鉄さまが既にスタンバイ、更に室蘭方面からフクちゃんさま、ちょいハゲさまが加わり、タンカー51メンバーの大集結です
まずは小手調べの先頭タンクコンテナの3087レ

DF200-104(ブロックマ)+コキ(先頭タンクコンテナ) 3087レ 2016-03-26(以下同じため省略します)
頭切れご容赦。話が弾んでスタンバイが遅れました。
バックショット

カマ番が、ブロックマ104号機(ピザDF)と確認出来ます。
どうしてこのカマ番が気になるかというと、札タから苗穂までED79 20が送られる臨試9196レの牽引機が所定ならこの3087レのカマになるからです
ここで皆さまにご挨拶して、小生のきょうの撮影ポイントに移動です。バックショットが順光になるため、アウトカーブからED79を撮影出来る場所を選びました
きょうからダイヤ改正なのと、まだ貨物時刻表を購入していないので、時刻が不安だったのですが、前日貨物時刻表の購入に成功したというブロ友「函館の撮鉄」さまからコメントいただいていたので、安心して待ちます
回1722Mは改正前より2分早く通過しました。
そして好天のなか、エロ光浴びて目的の3055レがやって来ました

DF200-121+ED79 20+コキ 3055レ
これは美しい…前夜からの雪も上がって、最高の光線状態です!
因縁のカマを最大限に引き付けて撮影です

ED79 20〔函〕
これですよ、苗穂工場での全検上がりを撮影できなかったのは。その前に苗穂工場に入場するところは、同じく3055レで撮影していましたので、ちょうどその姿と重なりますね
バックショット

遠近法の効果で、ED79もクマの大きさに負けていないですね(笑)
集合写真を撮影する時、後の列に並んだほうが、小顔に見えるのと同じ原理です
もう一枚

これから廃車になるのがピンと来ません。なにせこれは最終全検取得車ですから、一番綺麗なED79です
最後尾

緑のコンテナがフクツー(福山通運)、最後尾がサッツー(札幌通運)ですね。
ここで寄り道して、札タへ移動します。
今度はお久し振りのhamusutarさまの他に、DD511150さまやたまちゃん。さま、先ほどのフジルさまなどがやはり集結しています!
早速臨試に仕立てられた編成の観察です

DF200-104(ブロックマ)+ED79 20 臨試9196レ
やはり予想通り3087レを牽引して来たブロックマ104(ピザDF)がエスコートです。
カマアップ

DF200-121〔五〕
122号が五機で長期休車中、123号が本州の川崎重工(兵庫)へ改造入場中ですので、現役最若年のDFですね
今度は本命

ED79 20〔函〕
置かれた状態が、鉄道模型のようにも見えますね。HOゲージ(16番)の天賞堂製交流電機シリーズは欲しかったですが所有していません。しかし、同社製のDF50(改良型の再生産品)は我が家にあります!
今度は角度を変えて、お顔の良く見えるところから

他のED79に比べれば、正面窓下の帯がかすれている他は、状態はよさげです。
昨日のカマと同じく、通電していないけれど架線下なのを強調したアングルです。
臨試の全体像

DF200-121+ED79 20 臨試9196レ
この姿で苗穂への最後の移動です。その先は解体が待っています。
長らく活躍してくれて、ありがとう、ED79。そしてそのタネ車のED75。
きょうは3年4ヵ月振りのリベンジに成功して、これで枕を高くして眠れます。
さて、これから貨物時刻表を購入に出かけ、きょうからの改正ダイヤを作成せねば。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/03/26(土) 19:21:12|
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皆さまこんばんは。
このところ連日青函間で役目を終えたED79の、函館から苗穂への回送が行われておりますが、きょうも撮影すべく出撃しました。
出発時の札幌はひどい降雪だったのですが、西の里あたりから晴れ間も見え始め、撮影地点に到着した時はこんなに朝陽が当たっていました

ばっちりですね!
列車が通過するまでの少しの間に太陽が雲に隠れ…

DF200-2(赤スカ)+ED79 14+コキ 3055レ 2016-03-25(以下同じため省略します)
列車通過時には光が当たりませんでした。しかしクマと電機の組み合わせは撮れました
回送車を追っかけて臨試に。
3055レと臨試は通常違うカマを用います

DF200-116+ED79 14 臨試9196レ
画像がざらついて見えるのは、実はそうではなく小雪が舞っているからです。前日はもっとひどかったようです
バックショット

このED79 14もまた、昨日回送されて来た13号機とともに、重連で最終上下はまなすを函館⇔青森で牽引した機関車です
ここで朝練は終え、引き上げます。
そして昼に、苗穂の偵察に行きました

苗穂工場構内
はまなす運転終了後、手稲の札幌運転所構内は手狭のため、早速客車が苗穂へ数両ずつ回送されています。
また、函館から回送されて来たED79の姿も見えますが、早くも解体が始まってるようです。
と、ここへ手稲の札幌運転所からやって来たのは

DD511100+オハネ25 15+オハネ24 503+オハネ25 11+オハ14 511 臨試1191レ
はまなす客車の廃車疎開回送でした。4両中3両が寝台車で、これはまるで夜行列車ですね
苗穂駅脇の側線に客車を留置し、機回しのためにカマがやって来ました

DD511100のデッキには誘導作業員さんが乗っていますね。
向かって右手にいま切り放した客車、左奥には苗穂工場構内のクリスタルEXPとキハ183系が見えます
ここで止まります

DD511100〔函〕
一番違いの貨物の1099号機は原色塗装のまま相当前に廃車になりましたが、こいつは頑張りましたね。
と、ここへ札幌駅方向から、キハ40の単行が苗穂へ入区です。

キハ40 1824 単行
いまや調子よく稼動するキハ40がかなり少なくなり、明日の改正からは、全道的に普通列車がかなり削減されます。
今度はキハ183系車両が苗穂から出区して来ました

キハ183系 3B
これは、稚内行きサロベツ編成ですね。
バックショット

このサロベツ、車種が変わるといううわさもあり、いまのうちに見て置きたいです
今度は札幌駅方向から、別のキハ183系が入区です

キハ183系4B(貫通-スラント) オホーツク編成
網走からの特急オホーツクの基本編成です
バックショットでスラントを拝みます

スラントノーズ、活躍できるのはいつまででしょうか…
そして機回しを終えたはまなす客車編成が、動き出しました

誘導作業員さんに案内されて、ポイントをクネクネ渡ります
バックショット

おやおや、中央の客車は塗装も色褪せてぼろぼろですねえ。
最後尾

ここの引上げ線で止まります
今度は工場内に向かって推進運転でやって来ます。
客車を一両ずつ観察します

オハネ25 15
金帯が美しいですが、個人的には白帯が好みです
二両目

オハネ24 503
500番台は北海道向けという意味ですね
かなりの期間、雨ざらしで使用されていなまったように見えます
三両目

オハネ25 11
最初の客車と同じです
最後に座席車

外板がぼろぼろですね
推進運転のバックショット

今度はカーブして、苗穂工場へ入って行きます。
この編成で道内一周駆け巡ってくれないかなあ(願望)
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/03/25(金) 22:30:56|
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皆さまおはようございます。
はまなすの上り最終運転は3月20日札幌発でした。その日はJR北海道の大盤振る舞い、札幌→函館がDD511140+1093の重連運転、函館→青森がED79 13+14の重連運転でした。
ではサプライズ連発でアップが遅くなりましたが、20日の上りはまラスからご紹介しましょう。
札幌駅に行ったのは発車の15分前。はまなすの最終列車は葬式鉄による無用の混乱を避けるため、上下とも全席指定に変更されています

札幌駅東改札口
2016-03-20撮影改札前はこんなに見送りの人でごった返しており、発車案内の電光掲示を写真に収める人も、鉄ヲタだけでなく、老夫婦や仕事帰りのOLなど、やはり大衆的な列車だけあって大人気です
発車案内表示のアップ

はまなすは4番線からの発車ですね。前回の改正前は5番線からの発車で、以前の方が編成の撮影はし易かったです
ところで、はまなすの下に表示されている、6番線から発車する東室蘭行臨時急行とは何ぞや?
そうです、はまなすが本日に限り全席指定に変更されたため、飛び込み客対応で運転された救済臨です。車種が気になりますね
表示や盛り上がりを見ていたら乗りたくなり、全席指定で既にsold outと聞いておりましたが、東みどりの窓口で念のため訊ねてみると…

はまなす急行券・指定席券 乗車券 (はまなす車内にて撮影)
なんと直前でキャンセルが出たのか、予備席を開放したのか、取れてしまいました! 発車十分前の購入です。折り返し乗車が可能な南千歳駅の一つ手前、千歳駅までのお名残乗車です。
ホームに上がって見ると…

はまなす 札幌駅4番線
2016-03-20撮影機関車から離れた最後尾だというのに、相当な人でごった返しています。ヲタよりも一般客の方が多そうに見えます。
人だかりに近寄って見ると…

こんな凝ったディスプレイを作って来た人がいました。もちろんJRの演出ではなく、一般客です。
行き先サボ幕の撮影者たち

車体も、大分くたびれていますね。運転開始後28年ですが、その前に、このはまなすに使われる北海道向けのオハ14系500番台は、本州で使用されていた折戸車を、北海道向けに改造した中古車だったのですから無理もありません
車内に入り、着席します

スハフ14 506車内
壁面の広告は3月26日のダイヤ改正を案内するもの。北海道新幹線の新函館北斗開業の案内はいいとして、この改正で消えて行くはまなすの車内にこの広告はちょっとシュールですね
写真の通りなぜか空席があり、これは千歳まで埋まりませんでした。
・はまなす最終列車の指定券を記念のため購入し、乗車しなかった
・乗り鉄が航空機で新千歳空港にやって来て、南千歳から青森まで乗車予定
・直前キャンセルか、予備枠の開放を行った座席が埋まらなかった
あたりに正解があるかと想像しています
遅延したS宗谷の接続を取って、13分遅延で発車しました。
札幌駅4番線ホームの機関車あたりには、ゆうに100人を超える人だかりが見えました。向こうのホームも見通せません(驚)
ハイケンス(オルゴール)の車内放送も旅情をかきたてます。
が、「新札幌で下車のお客さま、編成が長く、後部の8号車から10号車まではホームにかかりません!」の放送には思わず笑ってしまいました。お名残乗車で新札幌まで急行券を購入した輩がいるのでしょうね
途中、日頃撮影している見覚えのある沿線を通過です。仕事で利用の時はいつもB寝台でしたので、座席車も新鮮です。国鉄時代、急行「大雪」「まりも」「利尻」などでお世話になって以来かも知れません
30分超の乗車は、旅情に浸るには充分でした。機関車牽引の客車の最後尾だからか、ガクン、と衝撃があって、千歳駅に到着しました

DD511100+1093+PC 202レ(急行はまなす) 千歳
2016-03-20撮影これぞ夜汽車の雰囲気ですね!
後尾の3両はここでもホームにかからないので、10号車に乗車の小生は7号車から降ります

7号車から後尾を見たところです。8号車以降の客車がホームから外れているのがわかります
乗降がスムーズに行われているのか監視する凛々しい女性幹部社員

民営化後30年近く、かつての“男の職場”にも、女性幹部が育っています
客扱い終了で、ドア閉めの合図です

毎日走っていた青森行き、明日からはもう、ありません。
最終はまなすが、千歳駅を出て行きます

尾灯が見えなくなるまで、見送りました。
ところで謎だった臨時救済臨、遅延はまなすの4分後にやって来ました

二セコエクスプレス車両 救済臨 千歳駅
2016-03-20撮影なんとモスラの幼虫を充当して来ました。東室蘭行きなので、てっきり特急型電車充当かと思いましたが、これは想定外。当局も、臨急なので特急との差別化をどうするのかと案じていましたが、なかなかやるワイ。
最後尾のアップ

やはり珍しいようで、何人か写真を撮っています。やがて発車していきました
救済臨を確認して、反対方向の快速にて札幌駅に戻りました。電車は速くていいですが、やって来たのが733系エアポート編成。ロングシートで旅情もへったくっれもありません
以上が、3/20上りはまラスのレポートでした。
ここからは今朝の日記です。
二日連続でED79の回送が来たので、きょうもでかけて来ました
きょうはオスバンカーブですが、撮影地へ向かう途中でモサモサと降る雪の中、先頭タンクコンテナの3087レがやって来ます

DF200+先頭タンクコキ 3087レ 2016-03-24
定時確認です。ここから更に10分歩いて撮影ポイントへ向かいます
到着しました。はまなすのやって来る時間です

オスバンカーブ 2016-03-24
が、既に廃止されているためやって来ません。幾分降雪は緩くなりました
目的の列車

DF200-111+ED79 13+コキ 3055レ 2016-03-24
期待を裏切らずやって来ました! 朝方の降雪を巻き上げて迫力がありますね
カマのアップです

ED79 13〔函〕
上記ルポした3/20の上りはまラス202レを函館→青森でED79 14と重連で牽引したED79 13の回送です!
バックショットで車番の確認です

間違いなく13号機です。
名残りの雪がはらはらと舞う中、札タ経由で苗穂を目指します。
もう一枚

舞い上げる雪が格好いいですね…
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/03/24(木) 08:20:09|
- 日記(道内)
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皆さまこんばんは。
昨日は廃止前最終はまなすが札幌に到着して、続くスジでお役ご免になったばかりの青函間のED79 4が次位無動力で回送されて来た興奮も冷めやらぬきょうですが、またしてもサプライズ発生です。
※3/20はまラス(上り)のレポートはまたもやお預けとさせていただき、先にきょうのサプライズから報告します。
昨日の快晴とは打って変わって、夜明け前から相当量の降雪が始まった札幌です。
現着して、最初にやって来た貨物は雪にピン持って行かれてますが、降雪の状況をご理解いただくために一枚。

DF200-62+コキ 3087レ 2016-03-23(以下同じため省略します)
きょうは先頭コキのタンクコンテナが未搭載です。
線路にさらっと雪が積もりますが、積雪というほどではありません。
そしてはまなす通過時刻になりますが…来ません。
昨日を最後に、ダイヤ改正を待たずに廃止になったのですから当然ですが、いつも当たり前のように来ていた列車が来なくなるのは実に寂しいですね
そして、昨日までははまなすに雁行していた3055レが、きょうもやって来ます
背景の林や、紫のコンテナを保護色に隠れていますが、小生の目はごまかせません!

DF200-103+ED79 7+コキ 3055レ
雪をけたててやって来ますが、昨日に引き続き、次位に無動力の回送ED75がついているではありませんか。
DF父さんにしがみついているカマのアップです

ED797〔函〕
この交流電機標準色、何とも味わい深い色だと思いませんか?
お役所仕事に間違いなかった国鉄ですが、単なる回顧趣味ではなく、キハ82などもそうですが、カラーリングやデザインは秀逸なものが数多くあったと思います。
バックショット

ディーゼル機関車でもドレイン切るんですね(驚
ウソです、朝方道床に積もった雪をまき上げているだけです。
更にもう一枚

爽やかな朝の景色ですが、こうやって見送ったカマが苗穂で解体されるのを何度も見て来ました。ED79は前身のED75 700時代も含めれば相当の経年になり、譲渡や再起の見込みはないでしょう。凸といえば、全検取得してほどなくこうやって苗穂送りになり、二度と再起することなく解体された1166号機のことを忘れられません
最後尾では…

空色のHD300が後部補機を務めていました(笑)
そしていつもの単機

DF200-107 8057レ(単行)
この運用、本来臨貨のスジとして引かれていたものを、数年前の運用改正から、クマの定期単回スジとして東室蘭操→札タで使用されているものです。ですから、列番は単8057レではなく、8057レが正当だと思われます。
今週末の改正は大規模なので、クマの運用が大幅に変わる可能性が高いです。
まだ貨物時刻表は発売されていないので、どうなりますか、楽しみです
バックショット

春まだ浅い千歳線を、札タ目指してのどかに走って行きました
ここでこの地点から移動し、札タへ向かいます
札タに到着すると…

先ほど回送されたED79 7が右端に見えます。そして操3番線で待機しているのは、3084レです。きょうも回送クマはないので、3084レはイヨマンテ(クマ送り)ではありません。既に前灯が点灯しており、発車間近です
3084レが発車しました

DF200-3(赤スカ)+コキ 3084レ 札タ構内操3番線
道床にまだらに雪がつき、北海道の銘菓、六花亭の「雪やこんこ」みたいですね(これがわかる人はツウかも)
第二着発線群に、先ほど3055レで見かけたED79 7が留置されています

ED79 7〔函〕
なんとなく、孤高のように見えませんか。
これが国鉄型電機の持つオーラなのでしょうか。
ところでこれ、パンタこそ非電化区間の回送のために取り外されていますが、ED79の上に架線が張られています。実はこの架線、通電されていません。以前ED76が入っていた頃に張られたものですが、引退して久しく、JR貨物北海道支社の所有する機関車はDLばかりです。偶然とはいえ、無用の長物となった架線下に、パンタのない電気機関車があるのはシュールですね
と、その前を一台の赤スカ機関車が、右から左に向かって通りかかります

左: DF200-12(赤スカ)、 右: ED79 7
やはり機関車ってのはいいものですね。
DFが左方の白石方向へ去ったので、ED79 7の観察です

アップにしてみると、結構車体は傷んでいます。湿度の高い青函トンネルと、外は氷点下にもなる江差・津軽線の過酷な線区で長年運用されていたので仕方ありません。しかしよくも、ED75以来のオリジナル塗装でこの時代まで生き抜いたものです
感謝したいです。、
おや、先ほど通り過ぎたDF12が、今度は白石方から戻って来ました

五稜郭で顔を合わせることは多くても、連結されたことはまずなかったのではないでしょうか。
ED79に接近します

少し晴れ間が覗いて来ました
連結完了して、DF12の前灯が消えます

DF200-12(赤スカ)+ED79 7 臨試9196レ 札タ構内
そうです、本日の臨試の仕立てが終わったのです。
某会長だけでなく、小生も好きなDF12が牽引し、進行方向も左方ですが、ここはED79に敬意を表してこの角度の写真で終わりにします
札タ昼練にも行きました
・札タ構内苗穂出場車置場はカラでした(画像はありません)
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/03/23(水) 20:17:30|
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皆さまこんばんは。
遂にこの日がやって来ました。最後の急行、最後の青い客車、最後の定期客車列車などの肩書きを持つ、札幌⇔青森を結ぶ急行「はまなす」。
運転開始は青函トンネル開通時なので、運転期間30年に満たないのですが、すっかり実用列車として定着し、昨今話題となることの多い、観光臨時列車とは次元が異なります。かく言う小生も、秋田への仕事の出張で何度かB寝台にお世話になったことがあります
最終運転日は上りが3月20日札幌発、下りが3月21日青森発で、どうしても最後を見送りたかったので、「はまラス」、上下とも出かけて来ました。本当はきょう、上下揃ってレポートする積もりでしたが、下り最終のきょう、ネタが発生したため、本日は下りのみアップとし、3/20に取材したはまラス(上り)は改めて後日アップしたいと思います
一昨日(3/20)は小生カメラのコンパクトフラッシュを忘れて臨場したため、もしかしたらラストになるかも知れないはま重を見送り鉄してしまいました。また、同日の上下カシオペアラストランの撮影のために、散々雪山歩きをしましたので、昨日の下りはまなすは起床できず見送りました
泣いても笑っても最後のはまラス、今朝は無理しても起床しました
カシオペアの最終は、機関車主体のアングルを狙ったのですが、青い客車が増結で長編成となるはまなすの最終は、やはり全編成が入るお馴染みの場所に行こうと思いました。
現着すると、地元の北の羆さまのほか、あれ、ここでお見かけするのは初めての、タンカー51の会会長のフクちゃんさまが登別から、同苫小牧支部のフジルさまが苫小牧からはるばる遠征です! こちらが胆振に行くことはあっても、こちらへお出でになるとは…
日の出時刻となり、それまでぼんやりしていた夜明けの風景が、はまなす接近と同時にいきなり日が差してエロ光全開です!

DD511093+DD511140+ハザ8B+ハネ3B 201レ(急行はまラス) 2016-03-22(以下同じため省略します)
おおっ、なんとラストランははま重でやって来たではありませんか。
これこそ二日前のリベンジ、これえ小生も思い残すことはありません。凸の金帯に、客車の側面に、朝陽が輝いて素晴らしいシーンでした。数分遅れて接近しましたので、定時にやって来たら日は差さなかったかも知れません
バックショット

14系ハザがこれだけ続く編成、壮観ですね。旅客で11両編成といえば、15年前くらいのSおおぞら283系ではそこそこ目にしましたが、最近旅客ではさっぱりです。
最後尾

凸凸に牽かれてエロ光を浴びて終着を目指します。もうこの姿は見られません。
最後尾でビデオを回す旅客が一人。最近は寝台券を持たない人はハネに立入禁止措置が取られていますので、最終便の寝台を取れた幸運な方なのでしょう
もう最後だと思って、ずっと見送りました。
通常ならはまなすが遅延した場合、被り気味にやって来る対向の回1722Mが、きょうに限ってかなりの遅れをもって通過します。もしかしたら沿線に多数出ている撮り鉄同業者を軽快して、ゆっくりやって来たのかも知れません。被らなくて済んだのは良かったです
続いて、雁行してくる3055レ。苗穂への回送車が連結されることもある列車ですが、きょうはDF東急の牽引です。
あれ…!?

DF200-109+ED79 4+コキ 3055レ
なんとまあ、3/19土曜まではまなす牽引などに就いていたED79 4号機が、早速次位無動力で苗穂へ回送です。なんという早技!
バックショット!

DF200-109+ED79 4+コキ 3055レ
なんという凛々しいお顔! これが朝陽に映えます。
余計な解説はしない方がいいでしょうね。
とんでもないオマケがついていましたので、速攻札タまで追いかけます!
札タに着くと、既に操3番線に3084レ編成がいます

DF200+コキ 3084レ編成 札タ構内操3番線
昨日は苗穂出場車がなかったので、イヨマンテ(クマ送り)ではありません
コンテナに邪魔されて奥が見えづらいですが、スカコン部分を見つけて撮影すると…

ED79 4〔函〕
いた~(笑)
既に3055レから切り離されて、単独で留置中です。
と、ここで押忍番長さまや、takekyuさまなどタンカー51メンバーその他の方がぞろぞろやって来て、大撮影会です。しかし皆さま、どこから湧いてきたのでしょうか(笑)
3084レが出発するのを待って、じっくり観察します

改造前の、ED75 700番台の面影を良く残しています。函館から長大トンネルのある非電化区間を回送されて来ましたので、パンタグラフが取り外されています。12号機など、ぼろぼろになて回送されて来ましたが、この4号機は結構綺麗ですね
しばらく時間を置くと、今度はクマ60が単機でやって来ました

DF200-60〔五〕
どうしたのかな…と思っていると

先ほどのED79に接近しました
そして連結されました

頼もしいED79ですが、グラマラスなクマと連結して見ると、小さく見えるから不思議ですね。パンタが取り外されているので、余計にそう見えるのかも知れません
バックショットの全景

DF200-60+ED79 4 臨試9196レ 札タ構内
この走行シーンを撮影したいところですが、仕事時間にかかるので、ここで涙を呑んで引き上げました。
冒頭に書きました通り、きょうははまラスの上下をお送りする予定でしたが、サプライズ発生のため、はまラス(上り)は後日お送りします
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/03/22(火) 19:56:57|
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皆さまこんばんは。
きょう、2016年3月20日は、首都圏と札幌を結ぶ一般旅客列車の最後の運転日です。
1988年、青函トンネルが開通して北斗星が運転を開始した時、よもやこんな日が来ることになろうとは、想像だにしませんでした。様々な理由があるにせよ、廃止の一番の原因が恐らく、途中で3セクの介在区間が長くなり、JRの収入が減ったということにあるのは皮肉です
そんな今朝、ラスト目前のはまなすが重連でやって来るというではありませんか。
眠い目をして起き出し、線路際にスタンバイしました。
天候は厚く雲が垂れ込んだドン曇りで、状況はよろしくありませんが、前回はま重を撮影した時に比べれば日の出が早くなり、条件はマシです。
いざ露出を合わせますが…エラー! 寝ぼけてコンパクトフラッシュを忘れて来てしまいました(激笑)
慌てて付近のコンビニを2軒徘徊するも、SDカードはあっても、CFはなし。
万事休す。
DD511093+DD511140+PC 201レ(急行はまなす) 2016-03-20
写真もありませんが、記録として書きます。因みに二軒目のコンビニでCFない時点であきらめ、せめて見る鉄しようと線路際へ行くと、既に通過中で、後部の寝台車のみ見る鉄できました
トホホ…
さあ、これで俄然きょうラストランのカシオペア撮影にスイッチが入ります!
6月にもカシオペア団臨の道内上陸が発表され、現在のカシオペアは実は廃止ではなかったと判明し、
サギオペア呼ばわりされているやにも聞きますが、先日発売の鉄道雑誌で、6月以降の復活運転では青函間はJR貨物のEH800の牽引、そして道内はDF200の牽引と発表されましたので、DD51重連の牽くカシは、正真正銘きょうがラストランです
葬式鉄が大量に発生しているこの状況で、同業者と場所のせめぎ合いをせずに撮影するためには、到達困難ポイントを選ぶしかありません!
結果としては、きょうのDD51カシのラストランは上下とも、同業者ほかに1名のみのポイントで撮影出来ました
クルマを捨ててから、まだ厚い雪に覆われたサイクリングロードをズボズボもぐりながら歩き、到着したのはオスバンカーブです。
ここで下りカシを待ちます。天気も良好、DD51ラストランに相応しい日和です。
やがてDD51の咆哮が聞こえ、やって来ました

DD511148+DD511143+E26系PC 8009レ(カシオペア) 2016-03-20(以下同じため省略します)
上り勾配の急曲線を、フルノッチで力行して来ます! 今回は客車よりも機関車がメインですので、ここで撮影に来て良かったです
バックショット

旋回窓もかめしい二両のDD51が、終着までに最後のサミットに挑みます。
続く客車

ああ、凸の牽くこの客車もきょうで最後なんだな…
これまで寝台特急でも、北斗星>トワイライト>カシオペア という風に自分の中でのランク付けがあって、どうしてもおろそかにして来たカシオペア、ごめんなさい。
来た道をてくてく引き上げますが、この後に返しのラスカシ上りをどこで撮影するかが問題です。
今朝のリベンジもあって、気合は充分です。
そうだ、雪の積もった山の斜面を40分歩いてやっと到達出来るあそこにしよう!
クルマを捨てた農事橋には、既に大量の置き三脚と、おびただしい駐車車両。同業者の皆さま、農事橋か、脇の堀割の上から撮影するようですが、小生はカンジキを履いて黙々と雪山の斜面を下り、雪のひどく積もった旧千歳線をなぞるサイクリングロードに出て少し歩き、しばらくして谷底に小川の流れるこれまた雪の斜面を下ります。カメラ担いで小川は飛び越せないので、カメラバッグを先に放り投げて、助走をつけて小川を跳び越すと、川岸の雪が大量に川に崩れ落ちました。あぶないあぶない…
そしてやっとたどり着いたこのポイントには、東京からの先客が一名。挨拶をして、隣に入れてもらいます
時間が近づくと上空に報道ヘリコプターの音がして、カシが接近したとわかります。ラス斗星の日も同じでした
そして、目の前にその最後の姿を現しました!

DD511143+DD511148+E26系PC 8010レ(カシオペア)
夕陽を背に浴びて上野を目指すラスカシを見て感無量です。
実はシャッターが僅かに早いのですが、背後から対向電車が迫っていて、被るよりはマシ!と…
バックショット

このDD51の金帯、夕陽にとても映えるんです!
続く客車

3ヵ月後に来道する時は、DF200にエスコートされて来るのですね。その姿も楽しみです。
直後に雁行して8068レのスジでやって来る貨物

DF200-2(赤スカ)+コキ 8068レスジ
夕陽を浴びてやって来たのは、赤スカでした。
でも先ほどのDD51は哀愁を漂わせてやって来たのに、このクマはなんだか元気に見えませんか。
去り行く機関車と、バリバリで活躍するものの違いでしょうか…
きょうは見送りがしっかり出来たので、DD51カシオペアファイナルに心残りはありません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
- 2016/03/20(日) 19:48:13|
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皆さまこんにちは。
きょうは土曜日ですが、運転終了前のイレギュラーで、カシオペアの運転はありません。
朝から結構な雨降りですが、昨日クマが出場しましたので出かけないわけには行きません。
朝起きたら札タに立ち寄り、3055レでの回送機がなかったことを確認します。
さすがにクマの入場はないだろうとは思いましたが、ED79の廃車回送があったらいけないこともあり、監視強化、中です
と、ちょうど3084レの編成にクマ重が連結されるところでした(7:25頃)。これは昨日出場した赤スカクマ4の回送イヨマンテ(クマ送り)です
札タの観察を終え、沿線に先回りします。
やって来た場所の近くには、1973年まで使われていた千歳線旧線があります。

千歳線旧線 旧線西の里信号場-旧線上野幌 2016-03-19
霧雨に霞み、幽玄の趣をかもし出しています。現在は自転車道になっていますが、ここをD51やC57が通っていた時代の雰囲気が偲ばれます
反対側を振り返ります

千歳線旧線 旧線西の里信号場-旧線上野幌
まさしく鉄道らしいカーブを描いていますね。D51のドラフトが聞こえてきそうな錯覚に陥ります
現在線の脇に出ます。
前走の快速エアポートが遅れたため、目的の3084レも数分遅延でしたが、お陰で被りそうな対向普通電車を回避でき、ゆっくりと撮影です

DF200-108+DF200-4(赤スカ)+コキ 3084レ 2016-03-19(以下同じため省略します)
山間部なのでまだ斜面に積雪が残る中、DF洞爺の牽くイヨマンテがやって来ました!
回送されるクマ

DF200-54〔五〕
DF200の配置が室蘭付近の鷲別機関区から函館の五稜郭機関区に変更になってから、検査などでの苗穂とのやりとりはこの長距離を回送して行う様になりました。特急気動車でも3時間半かかるこの距離を回送するのは結構なロスになりますし、機関車走行距離には、無動力回送であってもこの往復分は加算されますので、何とかならないもjのでしょうかね…
ご覧の通り側面のナンバーもブロックされてはおらず全検ではなく、台車も汚れたままなので、車輪交換も行わなかったのでしょうね
バックショット

まだ春浅き北の大地を、クマが函館目指して駆けて行きます。
これまで夏季はこの3084レを冬季閉鎖となる踏切で撮影した事が多かったのですが、そこは対向普通電車と高頻度で被るバクチポイントでした。今度の改正ダイヤの予想スジを引いて見ましたが、バクチにはならないようです
朝練を終えて出勤します
勤務の後、札タ観察です。
きょうはちょっと遠景から、風流な写真を撮って見ます

札タ(月寒川ポイント)
出発待ちのコキ編成が引き出されています。
でも良く見て下さい、意味なく風流な写真を載せると思いますか?
ひとつ色の違うコンテナが見えますので、望遠で撮影してみます

そうです、ブロ友さまが今週の1250レに郡山コンテナが搭載されていたことをブログで報告していますので、きょうの2050レで本州へ帰るだろうと睨んでいました。でもこれを見て下さい。コキのセンターに載っていて、そのコキが月寒川橋梁の中央に留置されています。これって、写真を間近で撮影できないよにする陰謀でしょうか?? 以前もJR貨物の研修所建物に隠したり、散々やりたいだけやられていますが、この留置位置は、芸術的陰謀でさえありますね(笑)
仕方がないので出来るだけ近づいてアップで撮影です

郡山輪軸コンテナZ19F-79
これで撤収しました。
ダイヤ改正や年度末を控え、これでもかという具合にサプライズが続きます。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2016/03/19(土) 13:44:37|
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