皆さまこんにちは。
すっかり春になった札幌ですが、同時に711系の引退や寝台特急も激減し、寂しくなってしまいました。
そんな昨日は札タ構内苗穂出場車置場に貨物クマの最終増備車123号機が鎮座しているのを発見し、きょうは出撃しました。
ちょっと狙って見たかった場所はまだ残雪に阻まれて接近できず、場所を変えて上野幌駅。
以前ED79 20の3084レでの出場回送を狙うも通学の高校生に阻まれてなかなか接近出来ず、挙句の果てに時刻変更かけられて撃沈ということがありました。
にもかかわらずきょうまたこの駅に出撃したのは、高校が春休みなので、通学生激減と考えられたから。案の定通勤のサラリーマン・OL主体で静かに撮影します

DF200-107+DF200-123(下半身工事出場回送) 3084レ 2015-03-31
上りトワイライトの時は大勢の同業者が出ていたこの駅も、イヨマンテ(クマ送り)では小生ひとりです。
123号機をアップにします

DF200-123
昨日札タ構内で観察しているのですが、晴天の陸橋下で観察条件が非常に悪く、詳細見られませんでした。
きょうは曇りなので観察には最適です。やはり下回りこそ綺麗になっていますが、車体はそのままで全検ではありません。
イヨマンテのバックショット

3084レにしては珍しく、先頭のコンテナを積んでいませんでしたので、こんなバックショットが撮れました。
きょうの朝練はここまでで、出勤の途につきました。
そして昼練です。
札タに到着すると、3091レが到着します。回送車連結指定列車のはずですが、最近はもっぱら3055レにその座を譲っていますがきょうは果たして…

DF200-120+コキ 3091レ 2015-03-31
やはり回送車連結はなく、以前五稜郭寄り前面を中破したことのあるDF120号機がコキを牽いて到着です
そして、昨日クマが置かれていた苗穂出場車置場を見ると…

DF200-51(ブロックマ) 札タ構内苗穂出場車置場 2015-03-31
あれ~、昨日ここに置かれていた123号機は既に今朝、五稜郭機関区に向けてで回送されたはずなのに、またクマがいます。
前面をアップにして見てみましょう

ナンバーがブロック化されています!
そう、先週多数のブロ友さまが苗穂で本線試運転を目撃したという、ブロックマ化された51号機です。
(※ブロックマは苫小牧のfzi*uさまの命名です)
定石通り、運転席窓下のJR FREIGHTのロゴも銘版になっていますね。
これで、ブロックマは登場順に
DF200-104、103、102、52、51の5両となりました。
今後も全検の度に増えて行くと思いますが、赤スカのMTU搭載車や、試作機901号機がブロックマになるかどうか気になります
今度は車体右半分です

ちょっと見づらいですが、側面のナンバーもブロック化されています。
それにしても赤スカのドイツ譲りの堂々たる車体は、恐らく狭軌鉄道で一番大きいDLではないでしょうか?
ちなみにナローゲージで最大のDLは、迷うことなく、静岡鉄道の旧駿遠線のDD501でしょう。1970(昭和45)年頃廃止された私鉄ですが、一時は総延長が60kmにも及び、破格のスケールを誇った軽便鉄道です。画像検索すれば出てくると思いますが、DLファンの小生としては、一度はこの目で見たかったDLです。
ということで、きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
小ネタの雷電国道旧道がまだ途中ですが、メインネタの少ない時に登場します。乞うご期待!
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- 2015/03/31(火) 16:42:12|
- 日記(道内)
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| コメント:20
皆さまこんばんは。
数日空いて久し振りの更新ですが、業務多忙による睡眠不足が原因でした。皆さまのブログにもなかなか訪問出来ず済みません。
きょうは先週手稲の札幌運転所から札タに回送されて来た引退した711系の9連が、東室蘭操への回送に備えて転線することになり、取材に行って来ました。
手稲→苗穂の回送はDD511100(☆色)、苗穂→札タの回送はDF200-110によって行われましたが、札タ構内の入換は恐らくHD300によって行われるので、そのシーンを見たかったためです。
まずは現場百回で撮影していたものの、忙しくてアップする時間のなかった先週の写真から
初めての交検出場したばかりのHD503が早速札タ構内の入換運用に就いていました

HD300-503+コキ 札タ構内 2015-03-27撮影
左にチラリと見えるのが、運ばれて来たばかりの711系です。お顔だけ見えています
HDが接近します

HD300-503 札タ構内 2015-03-27撮影
予想通り、交検前に付けていた防風板を外したまま運用に就いています
左にまだ711系が見えています
ここで札タ横を見ると、北海道軌道工業の社屋が

2015-03-27撮影
ここで撮影したこの建物、室蘭線本輪西駅に完成したばかりの新待合室と意匠が良く似ていると思うので掲載しました
ここまでは先週の撮影で、ここから本日の撮影になります。
きょう撮影の秘密兵器はこれ。

長い脚立です。職場が休みのきょう、ちょっと拝借して来ました。
金具の操作により、長いハシゴとしても使える優れものです。
で、札タ構内の観察です

HD300-501 札タ構内 2015-03-29(以下同じため省略します)
最初に操3番線に出発貨物を引き出し、いま隣の操2番線にもう一本の貨物を引き出したHD501が、こちらへやって来ます
そしていったん停止します

HD300-501 札タ構内
防風板は初の交検後再び取り付けられていましたが、先週取り外されていました。
ここから反転し711系の牽引に向かいに、操10番線に転線します

ポイントを渡りトコトコ向かうところが見えると思います
そしてここからは見えない位置に留置されていた711系9両を引き出して来ました!

HD300-501+711系9両
やっと711系の姿が見えました
更に接近します

HD300-501+711系(S-116+S-113+S-111編成) 札タ構内
この場所でいったん停止し今度は操8番線へ退行します。
誘導作業員さんが線路に降りているのが見えますね
場所を変えてHD300+711系9連の観察です

この組み合わせ、ほんの数ヵ月で、実際に連結されるのは、先週ときょうの2度目だけですね
本線では特急気動車と普通電車が見えます
どんどん押し込まれて行きます

711系が軋み音を立てながら押し込まれて行きます
回って見ると今回の留置はかなり深い位置で、編成の先頭がここまで出ています

711系(S-111編成) 札タ構内
ここに711系が見えること自体珍しいですね
後部はこんな位置です

711系(S-116編成)
編成中間あたりが、高速道路の陸橋下でした
先頭車のアップです

クハ711-116 札タ構内
3扉化改造されて、非冷房のままです
ドアには、東室蘭操への回送票が貼り付けられています。日付は3月30日となっていましたので、明日回送のようですね
全体の様子はこんな具合です

711系(S-116+S-113+S-111編成) 札タ構内
右にHD300が並びます。
かつてED76のために張られて、使用されていない架線下に留置され、あたかも自力走行でやって来て、パンタをたたんでいるように見えますが、実際にはパンタは外されています
ここにいるということは、程なく回送でしょうね。その後どうなるのでしょうか…
最後に先ほどHD501の引き出した、出発待ちの本線貨物

左: DF200-103(ブロックマ)+コキ、 右: DF200-122+コキ
ちょうどブロックマと、最終増備グループの122号機が並んで発車待ちです。
ここでこの写真を載せたのはそう、貨物列車の写真がないとね…という訳でした(笑)
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2015/03/29(日) 23:59:00|
- 日記(道内)
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皆さまこんにちは。
昨日は冬眠から目覚めた凸1150が降雪のなか、苗穂へ回送されて行ったのがいまだに目に焼き付いています
昨日その後天気は急速に回復し、あの雪はやはり凸が呼んだものかと思いました
ところで、国土交通省が、JR北海道への資金投入を発表しました。
資産売却などの努力が前提という条件がついているものの、鉄道というのは公共交通なので、大変好ましいことだと思います。
しかも、ローカル線の廃止前提ではなく、できるだけ維持してもらいたいということですので、鉄道ファンの我々にとっても福音です。昨今ともすると鉄道社員の不祥事ばかりやり玉に挙げられていますが、大半の職員はまじめに勤めていますし、“手抜き”と報道されている事案の相当は資金不足(による人手不足も含む)が根本にあるからだと思います
なまじ運賃収入というものがあるばかりに、自助努力のみでやっていけなどという方がおかしいと思います。自衛隊や警察、消防などは税金でまかなっています。鉄道だって基本は同じでいいのではないかと思います
さて、今朝の札タは…

いきなりイヨマンテです!
アップにしてみます。

DF200-52+DF200-114+コキ 3084レ 2015-03-25(以下同じなので省略します)
昨日苗穂を出場したクマ114号機の、五機への回送です。
場所を移動して発車シーンを撮影します

先頭はブロックマですね。しかも唯一の50番台ブロックマです(*ブロックマは苫小牧のfzi*uさまの発明した用語です)
出場した114号機

DF200-114
今回はブロック化改造は行われておらず、車体も薄汚れたままなので、全検でないとわかります。下回り関係の工事だったのでしょう。
きょうの入換機ですが、この時間に出ているのは1両のみです

HD300-502 札タ構内
ところで、原色の入換機DE10 1747は、接触事故後は札機入換のみとなっていましたが、今朝1250レの機次位でこっそり東室蘭操まで送られたそうです。撮影できず残念です。
さて、今度は再び月寒川ポイント似て待機します。きょうは晴れてこそいますが、風が強く、その中で待つのはなかなか厳しいものがありました。
待っていると、一両のクマが。

DF200-110 臨試9196レ 2015-03-25
ここで停止するということは、苗穂までの臨試です。
番号を確認します

DF200-110
DF警察ですね。
きょうは入場車はいませんが、前回ここのDF警察が来た時は、返しが711系の甲種輸送でした。きょうも何かが起こりそうな予感がしますね(微笑)
後ろ髪を引かれつつ、出勤します。
そして昼休み、苗穂を冷やかしますと…

苗穂工場・車両所構内
昨日臨試9196レで回送されたDD511150が入口付近にまだいます。
と、いうことは、きょうの臨試9197レで札タに送られてはいません。
そして苗穂駅に差し掛かると、チラリと赤いものが見えましたので構内に入場します

711系電車留置 苗穂駅
あれ、先週と同じですね!
ホームに駆けつけます

711系(S-111+S-113+S-116編成) 苗穂駅函館下り1番線
手稲から牽引して来た旅客のカマが切り離されたところで、貨物のカマはまだ連結されていません。711系の9連が再び見られました。
先頭部です。

クハ711-211
バックの青い屋根の詰所を見るだけで、北海道だなあ、と思います。
もうここへ二度と戻ることはないのですね。
中間モハです

モハ711-111
前回の回送時と同じく、パンタは撤去されています
解体するならパンタの撤去は必要ないから、これは輸出だろう、という説と、貨物の設備に送るのだから、使い回しの利くパンタは手稲で外して置くとおっしゃる方がいますが、どちらが正解なのかは小生にはわかりません
番号部分です

モハ711-111
そういえば、以前幕張区にクハ111-1111というのがいて、撮影に成功したことがあったのを思い出しました
居合わせた皆さんが撮影したので、真似して撮影したカット

苗穂の駅名票との組み合わせも今後撮影できなくなりますね…
編成連結部です

左: S-113編成、 右: S-111編成
今回は最後まで使われていた編成だけですね。
更に最後尾との編成連結部です

左: S-116編成、 右: S-113編成
最後尾もラストまで走っていた編成ですね。
編成の並びは前回と同じく番号順ですね。
そして最後尾を見ると

DD511100
手稲から苗穂まで711系を牽引して来た、旅客の星凸が待機していました。
編成のバックショットです

最後尾がホームから外れているので、こちらからの撮影では全車収まりません。
苗穂の人道橋に回りますと、苗穂車両所から出て来たDF警察が711系の先頭に付くため、単機で回送されるところでした

奥: DF200-110、 手前: 711系9両 苗穂構内
向かって右の方にクマ単が走って行きます。
今度は人道橋から見下ろします

DF警察が向こう側に走って行くところです。
その後クマは折返して来て、いままさに711系の編成に連結されようとしているところです

こういう組み合わせも実に珍しいですね。現在残っている711系が新車で投入された頃は、DD51しか本線を牽引できるカマはありませんでしたからね。
今度は本線に出て待ち受けます。
前回は苗ストで撮影しましたの出、今回はポイントを変えて見ました

DF200-110+711系9連(S-111+S-113+S-116編成)
寝台特急のくねりを思い起こさせますね!
接近します!

運転士さんは前を向いていますが、助手席の乗務員さんの視線がアツいです! きっと沿線に危険がないように目を光らせているのでしょう(笑)
バックショット

先頭のクマ先導で、赤電ばかり、色の取り合わせもいいですね。走行線路は、内側の、千歳線です。
後部標識を見て、ラストのトワイライト客車戻し回送を思い出しました…
急いで追いかけます。速度が出ていないので、すぐに追いつきます
気づくと白石場内信号で停止しています。何で??
これ幸いとバックショットをゲットします

千歳上り線を走る車両がここで停止することはまずありません。大変珍しいです
通常の苗穂出場臨試も白石5番線に入りますので、運転線路は千歳上りそのままです。
更に動き始めた列車を追いかけて、先ほどの停止の理由が判明しました
この写真に回答があるのですが、お判りになりますでしょうか?

なんと、白石駅手前(苗穂方)の渡り線で、千歳上り線から、千歳下り線、函館上り線を跨いで、なんと白石駅1番線(函館上り1番線)にいきなり入ってしまいました!!
白石1番線というのは、かつての駅舎時代、駅舎に隣接したホームがあり、事実上使用されていなかった番線です。かつてカートレインがが発着していた時期があり、カートレイン用ホームも、以前は残っていました。いまでは臨時が退避に使ったり、冬季の除雪車、夏季の散水列車が折り返しなどに利用していました。
しかし苗穂方から白石1番への入線、これは珍しい、ダイヤの空く日中だからできたワザですが、こうなったら次のショットを狙わずにはいられません。
どうぞ!

DF200-110+711系9連 白石-札タ
見て下さい、通常苗穂からの出場スジ臨試9197レは、白石駅5番線(千歳上り線)から渡り線を通って札タの白石通路線に入って来るのですが、きょうはなんと白石1番線から直接白石通路線につながる線路をまっすぐ通ってやって来ました!
この連絡線、てっきり札タ→苗穂方向しか通らないと思っていたのですが、逆もありなのですね。初めて見ました
バックショット

この撮影位置のもう少し先で、通常の臨試が走行する渡り線と合流します。
ここをまさか711系がこの方向に走るとは!
最後尾

711系の赤電塗装と、この青空も良く似合いますね。あまりに悲し過ぎます…
去って行く姿を

かつてED76のために引いてあって、現在は全く使われていない架線の下を、パンタを撤去された711系がしずしずと通過します。後部標識が物悲しいですね
やはりDF警察の出て来る時は、何かありますね。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2015/03/25(水) 19:52:17|
- 日記(道内)
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| コメント:20
皆さまこんにちは。
このところすっかり春めいていて、気温も二桁になった日もある札幌ですが、きょうは朝からみぞれ交じりの暗い日です。
そんな中、きょうも朝練に出かけました。
いつもよりもゆっくり目に到着したところ、目に入って来たのは信じ難い光景でした!

札タ構内 2015-03-24
あれ、最後に動いたのはいつだろう…
ということで、接近します

DF200-109+DD511150(B更新) 臨試9196レ 2015-03-24
本当に久し振りに札機で冬眠していた凸1150号機が眠りから覚め、姿を現しました!
まずは一両一両見てみます

DF200-109 2015-03-24
牽いているのはDF東急!(あ、これは自分の個人的趣味です、失礼しました)
いつもに比べて停止位置が浅くて、架線柱で頭が切れません。
今度は回送機

DD511150(B更新) 2015-03-24
札機の中で雪を被っている姿が観察されていますが、意外に塗装は傷んでいません。
今回の回送に備えて整備されたのでしょうか。元々A更新機の塗装が傷みやすいのに較べ、B更新機の塗装は持ちがいい傾向がありますね
キャブの白票が気になります

ん~? 読めない。思わず“陰謀”の二文字が頭をよぎります(笑)
記入されていないのか、それとも鉛筆のような薄い字で書いてあるのか、あるいは、白票がかなり前から札機で差さっていたという目撃もあり、色褪せたか…
これがわからないと、苗穂で解体されるのか、あるいは2両のサツマイモDEみたいに某所へ送られるのかわかりませんね
今度は凸が良く見える位置に移動します。冬の写真をみていただければわかりますが、この場所は周辺道路から2-3mくらい高いところにあるコンクリ擁壁の上で、札タの鉄製手すりに掴まってカニ歩きよろしく横へ移動しての撮影です。一歩手すりから手を離したら、アスファルトの露出した道路に転落です

DF200-109+DD511150 2015-03-24
苦労して得られたアングルです
今度は凸のアップです

DD511150(B更新) 2015-03-24
このまま解体するとは思えないくらい綺麗です。
このカマ、最後の全検を取得してまもなく、雪の日にタキ返空の5772レを重連で牽いて、上野幌の中線に進入して来た日野シーンが、一番記憶に残っています。眼鏡姿の若い運転士さんのお顔も忘れません
そして名残りを惜しむべく、沿線へ先回りです
折りしも雪が強くなりました

DF200-109+DD511150(B更新) 臨試9196レ 2015-03-24
感無量でコメントが出ません。
バックショット

DF東急に牽かれて凸1150が冬眠の舞台にしていた札機・札タを後に雪の中去って行きます
遠景です

最近では珍しく激しく降る雪のなか、浮かんで来たのはタイトルのなごり雪の歌でした。
まるで凸の回送に合わせて降ったような出来過ぎた天気でした。
この後凸が苗穂で解体されるのか、あるいはサツマイモDEパターンで戻ってくるのか…
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2015/03/24(火) 13:30:56|
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| コメント:20
皆さまこんばんは。
先週土曜日は春分の日でした。週休二日のお仕事をされている方にとっては有難味の少ない祝日だったかもしれませんが、小生の勤務先は土曜も午前中仕事をしているので、今回は連休となりました。
というわけでダイヤ改正で711系の引退や寝台特急の激減で気の抜けた心を癒すべく、リフレッシュを兼ねて家族運用に充てました。
こんなところへ行きました

2015-03-21撮影
富士山?
いえいえ、北海道ではお馴染みの蝦夷富士こと羊蹄山です。
秀峰富士に比べ、ちょっと庶民的な感じがいいですね。
さて、翌日はここに。

旧岩内線 幌似駅 2015-03-22撮影
廃止された岩内(いわない)線は、函館線の小沢から、港町岩内を結んでいました。
広かった岩内駅跡は道の駅などになって消滅していますが、途中の幌似駅は駅舎とホームが保存され、かつての様子を偲ばせます。
その近くの道路標識

「道道296号線 蕨岱 国富(停)線」とあります。
道道というのは、本州でいうところの県道ですが、国富(停)の「停」は停車場、つまり旧岩内線の旧国富駅が終点となっているという意味です。通常こういった道路は駅が廃止されると道路の路線名称も変更されることが多いのですが、ここは廃止後30年、まだ改称されずに残っていたのですね。
さて、きょうの観察です。家族運用でさぼっていましたが、いつも通りの朝練に復帰です。

札タ構内 2015-03-23
あれ、先週手稲から運ばれて来た711系がいたはずですが、も抜けのカラです。
そういえば、昨日のtakekyuさまのブログに札タに留置されていた711系の位置が変わっていたと書いてあり、きょうの未明に回送されてしまったのでしょう。やられました。
どこにいったのかと思ったら、苫小牧のfzi*uさまと登別のフクちゃんさまの観察で、千歳・室蘭線を東室蘭操までクマ牽引で回送されたようです。と、いうことは、陣屋埠頭から海外への輸出か、解体でしょうが、前者の可能性は低いと思われ、後者の場合ですと、どこで解体するのかが問題になります。
と、ここでクマがやって来ました

DF200-54 2015-03-23
後部にはコキも何もついていません。
月寒川ポイントの横で減速して止まります。

DF200-54 臨試9196レ 2015-03-23
この位置で止まるということは、臨試の送り込みカマです。
苗穂で旅客車両の引き出しバイトがあるか、もしくは何か出場車があるかでしょう。
と思ったら、拙ブログへのナナッシーさまからのコメントで交検中だったHD300-503が出場したとのことですので、臨試9197レで回送されたのでしょう。ただ、かつての鷲機所属だった時と違って、交検出場の入換動車は札タ構内に留め置かれず、直接札機に入ってしまいますので、小生の昼休みではキャッチできないところがツラいところです。
きょうの入換動車は…

HD300-501 札タ構内 2015-03-23
車番は見えませんが、防風板がついていますので、501号機だと直ちにわかります。
でも、きょう503号機が出場して来ましたので、防風板なしだけでは、502号機なのか503号機なのかわかりませんね。でも、防風板がないのでナンバーが丸見えですから、大丈夫です。
きょうの札タ観察はここまででした。
. * * *
ここで小ネタを
最初に書いた家族運用の続きです。その後、積丹半島を一周する、雷電国道を走りました。
この国道229号線は、積丹半島を一周する部分が全通したのは、かなり新しく、1996(平成8)年。あちこちに全通するまでの旧道が残されています。
↓これは、途中の泊村渋井に残された旧道トンネル

雷電国道旧道 古宇郡泊村渋井 2015-03-22撮影
自然の岩に後補でコンクリ打ちのポータルがしつらえてあり、笠石や、要石の形の意匠も考えられていますので、安普請ながら気構えだけは一流を目指したのではないでしょうか。
でも、このトンネルの中身がちょっとヘンですよね。途中から高さが低くなって、ひとが歩いて通れるくらいの穴しかあいていないように見えます
どうしてこうなっているのか?
その回答は次の写真で…

雷電国道 古宇郡泊村渋井 2015-03-22撮影
ぎゃー!!!!
右端にあるのが、先ほど撮影したトンネルポータルなのですが、これが正面に見える新道に削られて“首チョンパ”になっています。これでは元のサイズで旧道トンネルを残せるはずはありません。
全体のロケーションはこの通り↓

雷電国道 新旧道 古宇郡泊村渋井 2015-03-22撮影
旧道は写真右端にトンネル入口があり、新国道の下を左手に越えて、カーブ標識のあたりの岩と岩の間の切り通しを通り、右へカーブして現在の国道につながっていました。
旧道のトンネルが貫通しているか気になり、もう一度見てみました

雷電国道 旧道 古宇郡泊村渋井 2015-03-22撮影
人が歩いて通れるだけの幅はあるようで、密漁禁止の看板もありました。
この後、15年前に偶然見つけた、雷電国道のもっと険しい旧道を取材したのですが、これは長くなりますので、後日の小ネタにしたいと思います。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2015/03/23(月) 20:36:15|
- 日記(道内)
-
-
| コメント:15
皆さまこんにちは。
札幌もいい陽気が続き、市内の積雪もあらかた融けて来ました。
そんな気持ちのいい春の日ですが、春はまた別れの季節でもあります。
小生の勤務先でもこの春2名の女性が退職します。
そんななか、きょうも朝練に繰り出しました。
札タに到着すると、雪もどんどん減っています。毎日見ているのですが、写真でアップするのは数日振りですね

札タ構内 2015-03-19
こんなに雪が消えています。そういえば、昨晩午後11時50分頃、操1番線から到着貨物が、HD501の推進でこの渡り線経由でコンテナ引き上げ線を通過しコンテナホーム27番線へ押し込まれていました。深夜にキーンキーンという渡り線通過のコキの音を聞くのは奇妙でした。恐らく、到着貨物が錯綜して、進路が重ならない様に渡り線経由にしたのだと思います。
さて、今朝の札タでは

DF200-110 臨試9196レ 2015-03-19(以下同じため省略します)
単機の臨試があるということは、苗穂での旅客引き出しバイトか、あるいは苗穂出場車があるのだと予測されますね
もはや711系の144Mも車両置き換えになって引退したので、朝練はここまでで出勤します。
昼練で札タに赴きますが、苗穂出場車置場はカラです。
ということで札タを後に引き上げますが、苗ストで同業者を多数見かけました。
あ、そろそろトワイライト待ちかな…
と思いましたが、トワイライトは終列車も行ったはず(汗)あれ、と思い、苗穂構内を見通せるところに来ると…

711系 苗穂駅
レレレ、苗穂工場で解体する711系が集められているのかな?と思い、入場券代170円を奉納します。
苗穂構内に入ると…

711系、 DF200、 星凸 苗穂構内
わけわかりません、これは(笑)
早速ホームへ

DF200-110+711系(S-106+S-107+S-110) 苗穂下り1番線
あや~!!
DF200が711系を3編成もつないだ9連を牽いているではないですか。
牽かれている編成のチェックです

711系9連なんて実際に走っているところを見た記憶は定かではありません。この期に及んで見ることになるとはなんとも複雑…
DF200とモハ711系電車の連結面です

左: クハ711-106、 右: DF200-110
クハ711の連結器が密連から自連に交換されているようです。これは回送に備えてですね。
と、いうことは、先ほど停まっていた星凸ですが、手稲の札幌運転所から苗穂までこの編成を牽いて来た可能性が高いですね。もっとも仕事で身に行けた可能性はゼロですが…
クハ711の側面

クハ711-106
サボ幕も抜かれてますから、保存展示用ではないでしょうね。
711系同士の連結面

左: クハ711-107、 右: 711-206
こちらは所定の密連のままですね。全部トレーラーとして牽引される場合、連結強度の問題があるはずなので、9連を組んでいたのには驚きです
赤電の側面です

クハ711-207
51型客車と共通する様な窓ですが、実際には電車は側面の断面が直線ではなく、角度がついています
そして赤電と旧塗色との連結面です

左: クハ711-110、 右: クハ711-207
連結面は貫通させていません。旅客がいないのですから当然ですが。
普段営業運転ではみないこの姿も、廃車回送ならではでしょう。
旧塗色の編成3両

711系S-110編成
大分色褪せて来ましたが、復活当時よりも現役塗色の時の雰囲気に近い様な気がします。印象が結構違う部分は、パンタよりも運転席窓のHゴムが本来の白ではなく、黒となっているところでしょう。
ところで、どうしてHゴムというかご存知ですか。窓周りに伸ばしたゴムの断面がH字型をしているからです。
旧塗色の側面

クハ711-210
まさに50系51型客車と変わりありません。気動車化されて生き残ったものを除いてオハ51型は廃車になったのに、もっと古い711系が残っていたのも奇妙ですね
それでは沿線に出て待ちます

おー、このギャラリー多数は、さすがDF警察に人気はすごいですね…
いや、違うか、711系の最期を見届けようということでしょう(笑)
それにしてもどこからこんなにワラワラ人が出て来たのでしょうね?
ついに苗穂ストレートにやって来ました!

DF200-110+711系(S-106+S-107+S-110編成)
まだ雪の残る浅い春に、最後のお別れを沿線に告げて711系9連がドナドナされて行きます。
バックショットです

DF警察が先導で、通い慣れた苗穂もこれが最後です
最後尾は…

おお、後部標識の円板のついた最後尾も、警察電車ではないですか!(S-110編成)
前後を警察に挟まれて、いま護送されて行きます。時刻は普段の臨試だとお昼前なのですが、恐らく手稲からの回送引継ぎなのか、午後1時半過ぎという、盛りスジ?というような時間でした
最後尾には円板が付いています。ということは、これは臨試ではなく、甲種なのでしょうね。711系が3編成も無動力でついていれば、速度種別も特定になっているのではないかと想像します。
春は残酷な季節ですね。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2015/03/19(木) 18:30:10|
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皆さまこんにちは。
3月14日のダイヤ改正は北海道の旅客では711系引退、トワイライト引退、北斗星定期運転終了と、寂しいものでした。撮影する気力も落ちかけますが、現場百回で札タへ出かけます
すると…

月寒河畔の並木越しに何やら見えます。
接近します

DF200-107+HD300-503 臨試9196レ 札タ構内 2015-03-16
おや、きょは臨試が運転されるようです
牽引するカマはDF107号機です

DF200-107 2015-03-16
どういうわけか、この107号機最近やたら見かけます。偶然だとは思いますが。
そして牽かれているのは

HD300-503 2015-03-16
防風板が両エンドとも外されていますので、交検入場でしょう!
現在苗穂配置、札タで運用中の入換動車HD300型500番台の3両目も、最初の交検に入るのですね。
きょうの入換動車ですが、この時間に出ているのは1両のみです

HD300-502 札タ構内 2015-03-16
502号機は先に交検取得しており、その時に防風板が外されたままですので、現在札タ入換機で防風板を付けているのは501号機だけということになりますね。いつ外されるのかが見所でしょう。
あとは503号機が交検入場中に原色のDE1747号機が出て来るかが気になりますが、502号機交検の時にも出て来ませんでしたので、期待薄ではないかと思います。ただ、HDに不具合が出れば話は別ですし、現場百回で観察して参りたいと思います。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2015/03/16(月) 15:17:42|
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皆さまこんばんは。
昨日、大阪と札幌から最終のトワイライトが発車しました。拙ブログでも札幌を出た上り最終をレポートしたところですが、きょうはダイヤ改正前日、最終の711系普通電車と、昨日大阪を出た下りトワイライトが到着する日です。
この日のために暖めていたポイント。それは足で稼いでロケハンして見つけた場所。大勢の中で撮影するのは苦手なので、探しました。先日上りトワイライトでチラとお見せした場所ですが、最終日なので公開します(笑)
※オリジナルといっても、撮影地ガイドや他の方のブログで見かけていないというだけで、国鉄時代に撮影されたという方などはいらっしゃると思います。あくまで自分の足で稼いで見つけたというような意味です…
途中羽越線などで大雪があり、危ぶまれた最終トワイライト。現場の懸命の努力で、ほぼ定時にやって来ました!

DD511143+DD511095+PC 8001レ(トワイライトエクスプレス) 2015-03-13(以下同じため省略します)
朝から雪模様だったのですが、トワイライト通過の頃は薄日も射していました!
撮影場所は札幌市内は上野幌です!
直前に対向の785系電車がやって来て、この先、通過駅の上野幌駅付近でトワイライトと離合する時に激しく警笛を鳴らしていましたから、きっと駅でも多数の同業者が撮影していたのでしょう
更に接近します

きょうの到着をもって、トワイライトの26年に及ぶ歴史が終了します。
マニア以外にこれほど惜しまれてなくなる列車があったでしょうか。
名残りのバックショット

もちろん同業者は現れず、最後まで独りで見送りました。
これをもって最終トワイライトの観察を終わります。
ところが、トワイライトの客車は西日本持ちですので、宮原まで戻さねばなりません。
どのスジで回送されるのか、看付きかそうでないのかわかりませんが、とりあえずある意味真のラストトワイライト、別名裏トワイライトを撮影すべく、上りの撮影できるオリジナルポイントへ
やって来たのはここ。

そうです、豊浦で旧線がわかれる俯瞰ポイントです。
右端が室蘭(長輪)上り本線。そして中央と左端が旧線トンネルです。
ここでテールサインのついたトワイライトのバックショットを撮影しようかと思いましたが、いくら編成が短いトワイライトとはいえ、最後尾と凸凸が入るのか自信がなくなり、この写真で見えるトンネルの上方の斜面へ移動です。
これが難儀で、線路沿いには釣り人のための犬走りがありますが、撮り鉄としてはそんな危険な場所を通る訳には参りません。山の斜面の別荘造成用地のひとけのない舗装道路を移動し、その後は笹藪を漕いで残雪の残る山の斜面を下ります。
その途中でやって来たDF貨物

DF200+コキ 2050レ
枝のないところで撮影したかった~
そして撮影ポイントへ到着

この時は小雪が舞うくらいで撮影しやすそうでした。
対向のトンネルのアップです。

右手に、海沿いのカーブを描く旧線が見えます。豊浦-
洞爺はかなり大規模な路線変更の行われた区間でもあります。
下り線はほとんど山の中ですね。
ところが待っているうちにみるみる雪が激しくなり、日も落ちて撮影条件はかなり厳しくなりました。
そんな時にいつもの8002レのスジでやって来たトワイライト客車の回送

DD511095+DD511143+PC 回8002レ
トンネルに入るホイッスルの後、暗闇のなかから二つの前灯が見え、続いて寂しげに回送列車がやって来ました。
これだと看なし、屋根だけ見てもトワイライトかどうかわかりません(苦笑)
やはり編成長は意外に長く、もしも最初のバックショットの位置で構えていたら、きっと凸凸はトンネルに突入した後で、失敗作になっていたことでしょう
ということで、きょうは辛くもオリジナルポイントにこだわり撮影しましたが、時ならぬ春の雪にやられて回送では苦労しました。ただ、旅客のない、ただただ客車を宮原に戻すための葬送列車らしいかなとも思えます。テールサインは3セク化された新潟・富山・石川県の北陸線区間を通過するため、甲種扱いにするためのものでしょうね。
この撮影の後、山の斜面を膝を擦りむきながら登り、やっとのことで道路まで復帰しました。
きょうも最後までご覧いただきありがとうございました。
明日からダイヤ改正ですね。
- 2015/03/13(金) 19:47:28|
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皆さまこんにちは。
昨日は3.11東日本大震災4周年の鎮魂の日というつもりで更新をお休みしました。
4年前のこの日は非番の日で、凸牽引の2082レを撮影後、帰宅途中に地震に遭遇しました。生涯最大の地震でした。その後長らく本州貨物は運休となりましたが、道民の生命線、タキによる石油輸送列車は早期に運転再開したことは忘れることはありません。
さて、打って変わってきょうは大阪-札幌を直通で結ぶトワイライトエクスプレスの最後の運転日です。JRが発足してほどなく登場し、定期列車の列番を名乗ることは一度もなかったものの、この長距離を繁忙時には休みなく毎日、それ以外は2日に1度結んで来た由緒ある列車です。
きょうは大阪と札幌から最終列車が発車しますので、昼休みに撮影に出かけて参りました。
まずは朝練から
711系も明日を最後に引退です。国鉄時代、北海道初の函館線小樽-滝川電化に伴い、国鉄初の交流専用電車として登場し、非常に高い信頼性を獲得しました。現在走行している車両は、千歳・室蘭電化に合わせて登場した100番台ですが、L特急「いしかり」のために711系に遅れて登場した485系1500番台に比べれば長生きしました
明日の最終便の前、きょうの144M。

711系(S-113+S-110編成) 144M 2015-03-12
引退を前に取り付けられた先頭のHMふうシールは賛否両論あると思われますが、目立たない小さな表示なので、小生はアクセントになって悪くないと思っています。
バックショット

この継ぎはぎ塗装が見られるのももう明日までですね。
最後尾

後部の編成は旧塗色に復活したS-110編成です。明日のさよならセレモニーのある144Mは、通常通りの運用なら3扉赤電塗装の2編成併結になるところですが、何らかの“配慮”はあるのかないのか…これは現場百回のお楽しみですね。
この後出勤し、今度は昼休みに恒例の札タ観察です。
札タ観察のついでに立ち寄った平和駅で、先日は定期終了1週間前の北斗星個室寝台が取れたので、お礼参りを兼ねて札タ現場百回は欠かせません!
きょうの入換機は…

HD300+コキ 札タ構内 2015-03-12
やはり入換はHDでした。実は夜中にこっそり出ていないかと、ちょくちょく札タを覗いていますが、DF200との接触事故以来、原色DEは見かけていません
そして白石通路線上には、到着貨物待ちのもう一両のHDが。

HD300-502 札タ構内 2015-03-12
こちらは防風板がないので一目で502号機だとわかります。先日交検出て来て以来この姿になりました。
反対側から

新製後いったんは両エンドに防風板が取り付けられていましたが、現在は両エンドとも外されたままです。
待機中もバッテリーに充電しているのか、金属音が響いています。
さて、ここできょうが最後に発車となる、大阪へ向かうトワイライトエクスプレス。
北陸新幹線の金沢開業と、北海道新幹線新函館北斗開業の影響もあって、今回の廃止になりますが、大阪と札幌を結ぶ様な長距離の旅客列車が設定されることは、今後二度とないものと思われます。
このところチケット争奪戦や、危険な撮り鉄がマスコミをにぎわせているなと思いながら待機していると…なにやら線路に人影が!

最近は線路に三脚を立てているバカ者もいると聞いてはいましたが、なんと複々線の線路を横断する人影が…
まさかここまで撮り鉄が出て来たかと思ってよく見ると、保線作業員さんでした(笑)
ちょっとほっとしましたね。そして上空にヘリの音が響き渡ります。トワイライト上り最終を取材したマスコミのヘリでしょう。
そしての最終列車に思いを込めて、置きピンワンショットでシャッターを切ります!

DD511138+DD511142+PC 8002レ(最終トワイライトエクスプレス) 2015-03-12
定時に、いつもの轟音をけたててS字カーブを曲がって来ました。今回は、欲張らずに1枚で決めました。
晴天だったらこのアングルは取れません。小雪のぱらつく曇天に感謝しました
カマのバックショット

この列車が登場して以来、このカマと客車の組み合わせは変わることはありませんでした。青熊の寝台特急もちょっと見たかったなあ。
そして編成最後尾

対向して、キハ261系Sとかちと、函館線731系通勤電車がやって来る札幌の日常の光景です。
でももう、トワイライトはきょうで最後です。
北日本の悪天候で、3/10、3/11発のトワイライトは上下とも運休となり、きょうの最終日を迎えました。札幌は穏やかな天候で無事に送り出しましたが、本州の日本海側は相当ダイヤが乱れています。果たしてこの最終列車は、いつ大阪に到着するのでしょうか…
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
明日は711系最後と、下り最終トワイライトの到着ですが、果たして時間通り到着するかどうか怪しいところです
- 2015/03/12(木) 17:40:56|
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皆さまこんにちは。
昨日は残り4日となったトワイライトと、九州のDL過去画像を記事にしましたが、道内のDLみたままは、悪天候のため画像なく本文でのコメントだけだったためか、反応がさっぱりでした。読者の皆さまが如何にコアな道内貨物DLファンであるかということを再認識しました。
さて、きょうは読者のナナッシーさまからコメントがあり、きょうの午前中苗穂で回送準備中のサツマイモDEを見たとのこと。これは昼休みに札タへ急げ!ということで、昼練行って参りました。
はやる胸を押さえて、まず最初は入換機の観察です

HD300 札タ構内 2015-03-10
昨日の記事でも書きましたが、防風板は先だって交検上がりの502号機だけ両エンドとも付いていませんので、これは501号機か503号機の何れかですね。502号機に取り付けられなかったのは、“もう春も近いから”ということでしょう
で、高速道路下の、苗穂出場機置場を見ますと…

DE10 1720(サツマイモ) 札タ構内苗穂出場車置場 2015-03-10
先日札機からいったん苗穂に入り、また札タまで戻って来た1718号機と同じく、1720号機も戻って来ました。苗穂で何をしていたのか不明ですが、ナンバーが手書きになり、銘版類が取り外されています。エンド標識もはがされていますね。
キャブと先頭のアップです

なんと、手書きのナンバーが進化していました!
こういうのってテンプレートでやるのかと思ったら、熟練した職人さんがそのままフリーハンドできちっと書くのですね。以前国鉄時代にホームの駅名標を職人さんが書いているところを見ましたが、おおよその外枠だけけがいてあって、ペンキのスミ入れは太い筆というは刷毛ですぅっと書いているのを見て、感心したことがあります
SLが多数廃車になった頃の写真では、カマにかかれたナンバーはミミズのはったような字そのものでしたが、今回の1720号機は1718号機の時よりも、明らかに美しいですね。沿線に皆さんで写されることを意識しているのでしょうか(笑)
こうなったら、書きましょう。明日の○○○○レの次位無動力でDE10 1720が○○○操車場へ回送される可能性が非常に高いですね。沿線の皆さま、よろしくです
ラスト3日となったトワイライトも、暴風雪で上下ともにきょう発は運休となっていますので、撮影できませんでした。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2015/03/10(火) 16:11:12|
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