皆さまこんばんは。
大晦日を迎え、貨物の動きもほとんど鳴りを潜めているところです。
今年は道内貨物凸も最後を迎え、名残を惜しみに愛知区の凸を追い掛けに行ったのですが、その折に愛知県の稲沢で道内から転出した凸の姿を3両も見つけてしまったのは、12月28日の日記に書いたところです。
きょうは一年のまとめとして、まだ廃車になっていないと思われる道内からこれら3両の凸が送り出される画像を再掲載して、今年最後のブログとしたいと思います。
まずは最初に2012年9月に門司区に送り出された
1147号機。
これは2012年9月23日のタキ無し8771レで、クマ次位でやって来ました

DF200-61+DD511147(赤A更新) 8771レ
2012-09-23鷲機から札タまでの回送です。
そして翌日の3084レの機次位についていました

DF200-107+DD511147(赤A更新)+コキ 3084レ
2012-09-24バックショット

今度は鷲機を通過して青函トンネル、そして連結列車を変更しながら日本海縦貫線経由で門司区に向かいました。
鷲機から本州方面へ向けて回送される時、いったん8771レで札タに入り、一晩留め置かれて翌朝の3084レに入るのが、パターンでした。
この1147号機は門司区でしばらく活躍した後、岡見・美祢貨物の突然の終了に伴い、最終列車を牽引した後愛知区に転属しています。
次いで昨年6月に転出した
1146号機。
これまで爆煙機として鳴らした1146が、8771レでDFにドナドナされてやって来ます。愛知機関区へ転属するためです。

DF200-106+DD511146(赤A更新) 8771レ
2013-06-24バックショット

そしてこの翌日の3084レで旅立ちます

3084レ DF200-53+DD511146(赤A更新)+コキ
2013-06-25愛知区へ向けて、ついに北海道を去る日がやって来ました。
バックショットで

そして最後に転属で送り出されたのは、
1156号機です。翌月の2013年7月でした
まずは8771レで。

DF200-4+DD511156(赤A更新) 8771レ
2013-07-01キタキター、先週に引き続いて、またもや赤A更新機の回送です!
うれしいことに、バックショット本命のこの列車の時にバッチリ晴れてくれました!

思えば、この3両とも、タキの荷無しの日に回送され、きれいなバックショットを拝む事ができました。ファンサービスかと思いましたが、考えて見ればタキ無しの日に回送すれば、タキに減車かけずに済むので、わざと外したのでしょうね。
翌日の3084レでは

DF200-52+DD511156(赤A更新)+コキ 3084レ
2013-07-02果たして、やって来ました、1156号機!
アップで

いいですね、クマに牽かれて本州へお引越し
空コキが続きますので、バックショットは完璧です!

こうやって、三両の凸A更新機は、鷲機から本州と九州の合わせて2区に送られて行きました。
紆余曲折あって、3両とも稲沢に集結しています。その画像は12月28日の日記をご覧下さい。
最後に残ったもと鷲機の凸たちに幸いあれ、と願って今年の日記の締めくくりとしたいと思います。
皆さまこの一年も拙ブログにお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。
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- 2014/12/31(水) 19:20:46|
- 過去録(道内)
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皆さまこんにちは。
前回元鷲機の車両を稲沢で発見した話を書きましたが、やはり皆さま走行写真の方が食いつきがいいようで、きょうは前回アップ出来なかった写真を上げます。撮影日はすべて2014-12-27です。土曜というのに本来休みのJXは稼動しており、ほぼすべてのタキレが走りました。この翌日の日曜にも同様の状況でした。年末は休日操業の狙い目ですが、来年はどうなっているでしょうか…
それでは凸凸重連の牽くタキレの走行シーンです!

DD51856(赤A更新)+857(赤A更新) 5271レ 富田浜-四日市
2014-12-27鈴鹿山脈をバックに、海蔵川橋梁への上り勾配をやって来ます。牽かれるタキは先頭の方が黒、後方に緑が多いのですが…
バックショット

製造からかなりの年数が経ち、色も変わっていても、こうやって連番の凸が重連を組んで列車を牽けるというところが素晴らしいです
もう一枚

良くみると、先頭の3両のタキはセメントタキ、それ以下は石油輸送のタキですね。
この列車は石油タキをつけてやって来て、富田で小一時間停車の間にセメントタキを前に繋いだのですね。専貨といってもバラエティに富んでいるところがいいですね
ここで朝日-富田へ移動して、コンテナ貨物撮影に備えます。
目的の踏切に到着して、待っていると、なぜか反対方向から列車のやって来る表示です
カメラを構えて待っていると…!

DD51899(原色) 臨単8972レ 朝日-富田
2014-12-27なんと、今朝単機6287レで下っていったらしい稼動原色2両のうちのひとつ、899号機が臨単で上って来ました!単機で身軽とはいえ、素晴らしい速度です!
バックショット

思いっきり力行して煙を吐いています。ATSのふんどしスタイルが、スノウプラウを見慣れた目には違和感になりますね。
もう一枚

良く手入れされて美しいカマです。この写真なら、国鉄時代の雰囲気とさほど変わりません。
今度は同じ地点で待っていた凸の牽く高速貨物を狙います

DD511804(赤A更新)+コキ 2087レ
2014-12-27随分とインフレナンバーですが、DD51が1800両も製造された訳ではありません。凸は元々客貨両用としてSG(暖房用蒸気発生装置)つきでしたが、SGなし車が貨物用として800番台で製造され、これが899番に至ったため、その続きを1801として製造し、1805が最終製造機でした。このカマは佐倉区に配属され、成田空港のジェット燃料輸送用に製造されたと記憶しています。最終グループまでもがA更新になっていることから、原色で残っているものはもはやカウントダウンもいいところなのでしょうね。
バックショット

千歳線で何度こういうバックショットを撮影したことでしょう。ここではまだ元気に活躍しています。
そして今度は永和駅近くのポイントへ移動です。名古屋市境も近いところですが、この辺は木曽三川(木曽、揖斐、長良)とその派川が乱流していた輪中地帯で、水田くらいしか利用価値がなかった場所なので、撮影には向いています。
そんな中、一人の同業者と一緒に凸凸タキを迎え撃ちます

DD51890(赤A更新)+893(赤A更新)+タキ 79レ
2014-12-27返空ですが、タキ現車20両以上で、北海道の8771レ以来久し振りにロングタキレを見ましたね。
接近して来ます

普通電車に追い上げられていますので、力行しています。そしてこのまま四日市まで俊足の電車を逃げ切ります
もう一枚

これだけみると、北海道で8771レを撮影していた時とさほど変わらない姿です
細かく見れば旋回窓やスノウプラウの有無などの違いはありますが。
バックショット

愛知区は伝統的に塗装の手入れのいいせいか、反射がメカニカルな機関車の姿を現していていいですね!
今度は原色機牽引の高速貨物を撮影すべく、佐屋川(日光川)へ移動です
基本上り列車は逆光になりますので、この辺のポイントですと東西に線路が走っているので大丈夫です
さて、やって来ました

DD51853(原色)+コキ 2080レ
2014-12-27バックの冠雪は伊吹山でしょうか。名古屋は結構伊吹降ろしで積雪に見舞われ、今年も既に一度積雪23cmを記録しています。この日には融け切っていましたが。
もう一枚

すがすがしい雰囲気を冬の日差しを浴びて凸が走ります。高速貨物のコキは原則凸一両での牽引です
全景をどうぞ

凸の渡るこの辺一帯はゼロメートル地帯で、付近の弥富駅も海面下80cmの駅ということで有名です。大水が出て破堤する度に大きな災害に見舞われた地点です。伊勢湾台風の高潮は多くの被害をもたらしました。
現代は堤防も嵩上げされ、被害の頻度は少なくなっていますが、いつ大きな災害が起きても不思議ではありません。根本的解決のためには、関西線も全面高架化ということなのでしょうが、現実的ではありません。
この橋梁を凸が走るのはいつまでなのでしょうね…
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2014/12/29(月) 21:11:26|
- 道外
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皆さまこんばんは。
昨日は東海地区遠征で元本輪西のJX室蘭製油所にいた赤いスイッチャーを四日市で発見したという話を書きましたが、きょうは北海道から近年道外へ転出して行った3両の凸A更新機が現在愛知機関区の稲沢に集結しているというので、訪れた時の写真をアップします。稲沢を訪問したのは昨日ですが、書き切れませんでしたのできょうに持ちこしました。
北海道でも岩見沢に一時空知機関区が誕生したように、稲沢も愛知機関区という名称になりました。関西線で撮影した後の移動なのですが、昔の名古屋は道路幅が広いものの、市内の都市高速道路が知多半島有料道路からの続きがちょろっとしかなくて、利用するひともほとんどなく、鶴舞(つるま、つるまい)で中央線の高架橋の上に高速道路の高架の桁を架けることがニュースになったくらいでした。それが、現在は都市高速が網の目のように張り巡らされ東名阪と東名・名神が都市高速を介して接続されてたいそう便利になりました。撮影地の蟹江から稲沢までの移動も信じられないくらい早かったです。
さて、稲沢の線路にかかる道路高架橋から最初に目にしたのは、電機機関車と連結された1147号機でした

さすがELとDLの双方が配置されている愛知区です。しかもDD51や山男EF64など、魅力的な機関車が揃っています。
アップにしてみます

DD511147(赤A更新) 愛知機関区構内
2014-12-27この1147号機、最初から愛知区に転出したのではありません。当時活況を呈していた岡見・美祢貨物のカマに不調が相次ぎ、門司区へ転出したものです。並み居る原色機に交じり一両だけ赤A更新機として数度牽いたものの、突然水害のために山口線が寸断され、その後岡見貨物は復活することなく廃止となりました。
1147号機は新参者でしたが、最後まで門司区の凸の中では可動車でしたので、タキの廃止回送としての最後の任務を単機牽引で全うしたことは特筆すべきです。
その後行き場を失い、愛知区へ転属して来たものです。そして他の、直接鷲機から転属して来た2両のA更新機と再会したのです。
その2両とは…

DD511146(赤A更新)+1156(赤A更新) 愛知区構内
2014-12-27そうです、この2両は別々に愛知区へ向けて、送り出されて行きました
サイドから見てみます

仲良くお手々をつないでいますね。道内でもこういうことがあったことでしょう。確か拙ブログの過去写真にもあったかも…
今度は反対側から

DD511156(赤A更新)+1146(赤A更新)
塗装の劣化の早いA更新機だけあって、さすがに色褪せてこそいますが、車体の状態は結構いいようです。
今度はカマを個別に見てみましょう

DD511146(赤A更新) 愛知機関区
2014-12-27ちょい鉄おやじさまが石北臨貨で良く撮影されていたカマですね。確か爆煙機だったかと記憶していますが、1147号機だったかも知れません
キャブのアップです

区名札、転属後一時入っていたようですが、その後抜きとられています。凸の需給状況から、稼動することはなくなったのかも知れません。ですが、どうなるかは何ともわかりません
今度は1156号機。先頭のアップ

よほど鷲機で綺麗にしてから送り出したのでしょう。でも、いまやその鷲機すら存在しません。
全体像です

DD511156(赤A更新) 愛知機関区
2014-12-27このカマも綺麗な塗装で活躍していた記憶があります。愛知区では一度も本線に出ていません。愛知区のATSが取り付けられていないため、走行不可能なのです。
キャブのアップです

やはり区名札は抜きとられています
これらの凸たちは、本来転属先で活躍するために転属しましたが、1147は不幸にも門司区でほとんど活躍することなく愛知区へ持ち込まれ、他の2両、1146と1156は愛知区のカマの今後の需給状況に変更があったのでしょう、いまのところ復活しそうな気配はありません。が、僅かな可能性であっても、廃車になってない以上、それに賭けたいですね。
この他の凸も愛知区では多数観察しましたが、枚数が多過ぎますので、今回は割愛します。
まだまだ掲載し切れていない走行写真のうち、ブロ友の夢ななつぼしさまの思い出のカマ、875号機と853号機の走行シーンを掲載します
撮影は昨日です。鈴鹿山脈が冠雪し、そこから流れて来る川を渡る原色コキのシーンです

DD51853(原色)+コキ 2085レ 富田浜-四日市
2014-12-27あれ、単機でないの? と思いましたが、良く見ると先頭数両が空コキで、その後には…
訪問した日に稼動していた原色機は2両のみで、そのうちの一両です。

ちゃーんとコンテナが載ってました。
朝から爽やかで気持ちが良かったです。
さて、昨日撮影したなかからもう一両のカマ、875号機

DD51875(赤A更新)+セメントタキ 5362レ
2014-12-27山をバックに堂々とやって来ます。この時同業者はゼロ。
アップです

いつまでもこうして走ってもらいたいですね。
まだまだ掲載し切れない凸の走行シーンがありますので、これは明日以降でアップします
ここで終わらないところが拙ブログ。
本日撮影の成果から1点だけ
一部に廃車も出ているマンモス電機EF200。その牽引する5099レを天下の東海道線で狙いました。
すると…!

EF200-901(吹)+EF21-149(吹) 5099レ(重単) 2014-12-28
なんとマンモス電機+桃太郎の重単です!
バックショット

パン上げ確認です。回送ではなく重単で間違いないですね。
吹田機関区の電機同士、年末年始で在源がなかったのですね。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2014/12/28(日) 23:59:00|
- 道外
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皆さまこんばんは。
昨日から愛知区DD51を撮影すべく東海地方に遠征しています。
きょうは土曜日なので、主として重連運用の多くのタキレはウヤの日なのですが、早朝出撃して観察したところ、なんと運転されているではないですか! 恐らく、本輪西のJXがそうであったように、年末年始の休業に備えて直前の土日は稼動することがあるのと、同じようです。これはラッキー、きょう午後まで撮影することにしました。
撮影した枚数が多いので、きょうは四日市の太平洋セメント専用線関係の画像をアップします。撮影日はすべて本日です。
JR四日市駅から伸びている太平洋セメントの専用線には、かつて国鉄清水港線や佐賀線にもあった、開閉橋があります。普段はこのように橋桁の一部が跳ね上がって、船が通行できるようになっています。

末広橋梁(四日市太平洋セメント専用線) 2014-12-27
清水港線も佐賀線も、橋桁が水平に持ち上がるタイプの開閉橋でしたが、ここのものは構造がちょっと違いますね
時間が来ると、係員が自転車に乗ってやって来て、ゲートを閉じます

ゲートが閉じる直前の状態です。移動している最中は、サイレンが鳴ります
そしてこれは朝一番でセメントタキを牽いた凸が橋梁を通過するところです

DD51875(赤A更新)+セメントタキ 6360レ専用線 2014-12-27
赤い朝日を浴びて通過します。開閉部ではレールの継目が荒いので、どどん、どどん、と大きくジョイント音が鳴り響きます
そして今度は午前の便が専用線に入って渡るシーン

DD51875(赤A更新)+セメントタキ 5363レ専用線 2014-12-27
デッキの誘導作業員さん、本輪西JXと同じく格好いいですね!
続くセメントタキです。

結構編成長がありますね。タキのジョイント音も大きく響きます
跳ね橋を渡った凸はタキを切り離して機回しを行い、単機でいったんいま来た専用線の本線上に後退します

後退中の運転士さんがしっかりと進行方向を確認しています
そして、いったん先ほど渡った末広橋梁に繋がる専用線本線上で退避します

どうです、青空と朱色の凸!
そんな凸が本線に逃げるのを、待機しているのは太平洋セメントのスイッチャーです

DD452(太平洋セメント)+セメントタキ 2014-12-27
真っ白なスイッチャーといえば、先年廃止になった、鵜殿の紀州製紙にもいましたがあちらはDBクラスの小型でした
その凸が退避する脇を、セメント工場からタキを引き出したDD452が通過します

左: DD51875(赤A更新)、 右: DD452(太平洋セメント)+セメントタキ 2014-12-27
何とも素晴らしい取り合わせですね。
そして先ほどDD452が引き出したセメントタキへ、本線に退避していた凸が向かいます

この後、連結されます
そして、今度は四日市駅へ向けて発車します!

DD51875(赤A更新)+セメントタキ 5362レ専用線 2014-12-27
構内入換扱いなので、今回も誘導作業員さんがデッキに陣取っています
末広橋梁へ向かうバックショット

実に効率良く、本線凸はあっという間に専用線から去って行きます
そして今度は太平洋セメント構内を踏切から眺めてみましょう

左: DD452+セメントタキ、 右: DD511 四日市太平洋セメント構内 2014-12-27
左は凸とセメントタキの受け渡しをしたスイッチャーですが、右の赤いスイッチャー、旋回窓がついています!
アップで見てみましょう

DD511 2014-12-27
おお、これこそ、本輪西のJX構内でタキの入換を行っていたスイッチャーではないですか!
昨日の拙ブログに松本ナンバーさまが書き込んでくれた奴で、これまでにも室蘭方面のブロ友さんの記事にも時々出て来ていたDLですね。いやあ、はるばる離れたところで活躍しているとは。
北海道では貨車の引継ぎ相手は凸からクマに変わりましたが、ここ四日市では再び凸との受け渡しですね。ところでクマって100㌧近くあり、あの末広橋梁渡れるのでしょうかね(謎)
そしてもう一両のスイッチャーが踏切を挟んで反対側のクラにいました

DD451(太平洋セメント) 2014-12-27
こちらは黄色一色塗装ですね。ちょっと性格悪そうな目つきをしているように見えます(笑)
ということで、きょう撮影した画像のうち、四日市太平洋セメント関係の画像をアップしました。
その他の画像は明日以降に掲載します。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2014/12/27(土) 22:57:35|
- 道外
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皆さまこんばんは。
札タ構内の入換凸が火を落として以来、残る代走のDEを追いかけていましたが、どうしても満足には不十分です。それどころか、HD300のサウンドに興味が移ったりしてやはり凸は凸でなくちゃあ、というわけで、今回は出張ついでではなく、純粋に凸を撮影しに愛知区管内へ出かけて来ました。
きょうは関西本線の線路際に着いたのが午後3時過ぎ、でも主に平日に走る重連が撮影できるので、翌日まで待てません。レンタカーのカーナビに従うとわざわざ遠回りの高速を案内するので、一番早くて込まないと思うルートを選んでなんとか間に合いました。
撮影地点は佐屋川にかかる橋。川の土手の道路の踏切警報機が鳴り、北海道からは半年前に消えた凸タキがやって来ます…

DD51891(赤A更新)+893(赤A更新)+タキ 5380レ 蟹江-永和 2014-12-26
久々の凸凸タキです!
しかも重連仕業でやって来てくれました。半年振りにタキを見て興奮します。
カマのアップです

元々愛知区はカマを比較的綺麗に手入れしていましたので、塗装の傷みやすいA更新機とはいえ、なかなか綺麗です
バックショット

釣堀の傍らを行く凸凸。先ほど正面ショットを撮影したのは佐屋川の人工的に開鑿された放水路ですが、これから凸凸が渡ろうとしている鉄橋は、旧佐屋川橋梁です。
更に続くタキを撮影

こんなにずらっとタキが続く光景
も、北海道では既に過去の物になってしまいました。
この後、四日市からのコキレ2082レ(どっかで聞いた列番ですな、笑)が凸原色機という情報が入り、前走りの末広橋梁へ撮影に向かうも、道路渋滞に阻まれて断念、代わりに、これも重連仕業の72レを狙います。
撮影したのは員弁川を渡った、桑名-朝明信号場間のカーブポイント。
72レが前照灯を輝かせてやって来ますが…

DD51892(赤A更新)+1803(赤A更新)+タキ 72レ 桑名-朝明(信) 2014-12-26
見事にギラリと来てくれました!
ダイヤと道路混雑を見極めて選んだ撮影ポイントでしたが、ギラリは想定外の幸運でした。
引いてもう一枚

空の群青に朱の凸が黄金に輝きます。
凸凸がきょうも元気に牽いていますが、遠からず全検切れを迎える仲間も多く、いつまでも凸が元気ではないでしょうね…
きょうはいいもの見られて満足です。
この後、富田駅で2082レを観察しましたが、原色の853号機牽引のコキレでした。
また、その直後に通過した75レも撮影はできませんでしたが、凸凸タキでした。撮影できなくても、その姿を見て、音を聞き、燃料の残り香を堪能して撮影を終えました。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2014/12/26(金) 23:46:26|
- 道外
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皆さまこんばんは。
札幌はまたまた降りまして、徐々に積雪深が増えて行っております。
きょうもまた降雪です。
昼に所要があり、その後札タに訪れたところ、これも爆雪。

既に1085レは引き出されておりましたが、この降雪では引き出し手来るところを撮影してもピン合わせも難しいくらいの降雪だったろうなあ、と思います。
反対側を見ます

1085レ編成
このコキの引き出しの時まで爆雪が続くなんて、引き出しカマを撮影させないための、あの組織による○謀ではないかと思いたくなります。
きょうの入換動車は…

HD300
まあ、大方予測されたことですが、HD300です。ここからは防風板に阻まれて番号まではわかりません。
駐輪場ポイントへ移動して番号の確認です。駐輪場そのものがかなりの雪にうまっていて、積雪を漕いで撮影ポイントに到着です

HD300-501+空コキ 2014-12-25
折りしも、空コキをつなげたばかりのHD300-501が、この位置から発進です。
前回高速道路下のポイントで聞こえた旧型国電と似た吊り掛けサウンドが、もしや聞かれないかと期待します。それともあれは他の条件が重なって偶然聞こえたのかも知れないとの思いもよぎります
発進したHD300が目の前を通過です!

グォ~ン、おお、まさに旧型国電サウンド全開です!
しかも前回よりも大きな音で響きます。
石川啄木の有名な短歌に、
ふるさとの訛り懐かし
停車場の人ごみの中に
そを聴きに行く
というのがあります。東北出身の作者が大東京で自分の出身地の東北弁を聞きたくて、東北からの列車の到着する上野駅まで出かけるという短歌です。
いまの小生の気持ちは、旧型国電のサウンドを聞きたければ最新型ハイブリッド機関車HD300の入換を見に行けばよろしい、といったところです(笑)
ちなみに石川啄木は、岩手県渋民の育ちですが、縁者が多く北海道でもたくさんの歌を詠んでいます。啄木一族の墓が函館は立待岬にありますが、これは啄木の死後遺された奥さんの実家が、たまたま函館に転居していたためであって、函館市に住んだ事があるわけではありません。
バックショット

ここで更に加速し、グゥオーンと、サウンドが高まります。これは痺れる!
前回は偶然聞かれたのかもと思っていましたが、そうではありません。結構大きな音で響いて来ます。これは札タ通いがクセになりそう…
で、もう一両の入換機はというと…

DE10 1747
原色DEキター!! まだ稼動してくれています。まあ、昨日入換A運用だったので、きょうはB運用かもと予測していましたが、今後いつHD503号機が出て来てもおかしくないので、ハラハラです。
そして先ほどのHDがコキを解放して、DE10の横を通り過ぎます!

左: DE10 1747(原色)、 右: HD300-501 札タ構内 2014-12-25
これできょうの観察を終了しました。DE原色がまだ見られたことに加え、「旧国サウンド」という新しい楽しみもあり、ちょっとこうは興奮気味です。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2014/12/25(木) 23:20:30|
- 日記(道内)
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皆さまこんばんは。
火曜日に祝日が入りましたが、札タは通常通りです。火曜日はブロ友さまの観察ではHDダブルで札タの入換をしていたようですが、きょう果たしてDE10が再び出て来るかどうかの勝負の日です。
まずは3084レから観察に行きましたが、いつもと勝手が違います。

いつもなら操3番線に3084レが出発を待ち、手前の2線は空いているのですが、きょうは操2番線にも出発待機中のコキ編成がいます。
アップで見てみます。

両方とも赤スカのようですね。
今度は正面に回り込んで機番チェックです。

左: DF20-8+コキ ?レ、 右: DF200-4+コキ 3084レ 札タ構内 2014-12-24
赤スカそろい踏みです。定時になり向かって右側のDF200-4号機に前照灯が点灯し、3084レの編成が徐々に発車して行きました。
残る編成は、08:35頃に発車して行きました。ダイヤになく列番不明ですが、この時間帯の千歳線上りはスジが立て込んでいるので、函館下り線の列車なのでしょうかね?
そして、きょうの入換A運用にどのカマが出て来るか…

DE10 1747(原色) 札タ構内 2014-12-24
原色DE、再び出て来ました。でも、さほど交検に余裕はなかったはず。途中で交検を取得した可能性はゼロではありませんが、まだサツマイモの交検が残っているのに、敢えて交検を取るとも思えません。ここは予測ですが、一時2両のサツマイモDEが入換仕業に出ずっぱりだったときに、原色DEは休車かけて期限を延ばしていたのでしょうかねえ。
今度は高速道路の側道ポイントから観察です

DE10 1747(原色)
激しく雪が降るなか、入換中小休止しています。
HD300-503も既に札機にスタンバっていますし、まさか今週見られるとは思いませんでした。嬉しい誤算です。
そして入場クマや、サツマイモ、凸の回送があるかどうか、臨試を待ちます

2本の貨物が出て行き、寂しくなった札タ構内にひたすら雪が降り注ぎます。
臨試は来ませんでした。
反対側を見渡します。

こちらもいまの時間がらんとしています。
きょうは仕事が忙しく昼練に行けませんでしたが、相棒はよほどのサプライズがない限りHD300のどれかだと思います。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2014/12/24(水) 20:09:56|
- 日記(道内)
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皆さまこんばんは。
きょうは朝から激しく降雪し、昼練で札タの観察をしましたが、雪のせいできれいな写真が撮れませんで下ので、札タは運用報告のみとします。お許し下さい。
・DE10 1747(原色)本日も入換運用に入っておりました。恐らく入換B運用だと思われます。
・相棒は確認していませんが、余程のことがない限りHD300と思われます。
・札タ構内苗穂出場車置場はカラでした
画像はありませんが、以上で本日のみたままは終わります。
. * * *
ですが、ブログは終わりません。きょうの小ネタ。
来年3月、定期北斗星と、トワイライトエクスプレスが廃止になると先週発表がありました。
その四半世紀前、1990年3月10日JR北海道ダイヤ改正のチラシです。
二つ折りの厚紙で、全4ページです。地上駅時代の札幌駅で入手しました。
表紙です。キャッチコピーに注目です。
「春、ダイヤの花が咲く」
「カラット、変身!」いまどきこんなクサいセリフ考えもつかないでしょうが、当時は民営化されて3年、国鉄のイメージを破るべく考えに考え抜いたものでしょうね。そういう意味では、現在のJRはすっかり民間の感覚で進化したということでしょうか。
では扉をあけて、中を見てみましょう

写真は新製後ほどない721系です。
千歳線の行先「千歳空港」は旧千歳空港ターミナルビルに直結していて、現在の南千歳駅のことです。道南方面、道東方面行きの特急列車も停車していましたから、ある意味利便性も良かったのですが、その代わり札幌-千歳空港まで通路まで立ち客でぎっしりだった車内が、千歳空港過ぎるとガラ空きになるという問題もありました。当時確か特急にも乗れるというエアポートシャトル切符ってのがあった記憶が。
いまでは新千歳空港駅が分岐になり、道南、道東方面が直通でなくなったという問題点はありますが、空港対札幌という面では、長距離特急とすみ分けがなされているので良くなったと思います。
また、札沼線表示に、「学園都市線」の愛称がついていません。
それと、「大学前」というのは現在の「北海道医療大学」駅のことですね。行先表示に固有名詞が入ると、大きな宣伝効果が期待されます。
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写真は183系北斗で、小生の大好きなN183塗色です。
北斗の停車駅が徐々に増えていた頃ですね。これまで北斗系統で一番停車駅が少なかったものは、札函間で東室蘭のみ停車というのがあったと思います。
また、快速「ミッドナイト」にカーペット車を増結。札函間の夜行急行すずらんの流れを汲むこの快速、廃止になる前にいろいろ乗客増の努力をしていたのですね。
また、特急「はつかり」は、函館から盛岡を結んでいたのでしたね。忘れ掛けていました。
4ページ目です。

写真は781系ライラックです。最後の方の灰系統の塗色よりも、こちらn方が、小生には素敵に見えますね。
・留萌線に快速「るもい」登場と銘打っていますから、まだ直通高速バスに対抗できていた頃なのでしょうね。雄冬岬の国道が開通して、札幌から日本海沿いの道路が全通してから10年経っていなかったので、列車で行くというイメージも強かったのでしょう。
・北斗星の立ち席が「北斗星3号」を除き廃止
というか、この時点まで、北斗星6号以外の北斗星3往復は、道内立ち席で乗れていたのですね。いまならマニア大集結になっていたことでしょう(笑)
・気動車列車を電車列車に置き換え
手稲-札幌及び室蘭線の苫小牧-室蘭間で気動車列車の電車化とな。まさかこの20年後に電車(711系)の気動車化が再び室蘭線で行われることになるとは…
・函館線に砂川-上砂川の支線がまだあったのですね。
きょうはこんなところです。
- 2014/12/22(月) 19:23:35|
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皆さまこんばんは。
きょうは札タの観察へ行って参りました。もっとも、休日出勤で仕事していましたので、観察は短時間です。
簡単に写真中心に参ります
月寒川ポイントに到着すると、既に勇者が撮影されていましたので、加えさせていただきます。この方、なんと朝8時前から午前中一杯くらいいらっしゃったことになります。
最初に、94レの引き出しですが…

DE10 1747(原色)+コキ 94レ編成引き出し 札タ操3番線 2014-12-21(以下同じため省略します)
やたっ、まだ生きていました。HD503は既に札タで防風板つけてスタンバっていますから、最後の活躍ですね。
カマのアップです

きょうで最後の可能性も捨て切れず、念のためアップで一枚
そしてこのDEは操2番線経由で帰って来ます

遠くから近づくところです
接近します

今年はどうもDEは防風版つけずに運用離脱になるみたいで、誘導作業員さんも寒いことでしょう。しかし使命感に燃えて、表情は寒さに負けていません。
バックショット

柔らかな日差しの中、原色DEは去って行きました。
そして次の貨物引き出しですが、操1番線に到着貨物があったので、良く見えません

DE10 1747(原色)+コキ 2075レ編成引き出し
てっきり2082レかと思いましたが、良く見るとコンテナが違いますね。
左隣が邪魔な到着貨物です(笑)
と、そこへクマ122号機に牽かれた到着貨物です

DF200-122+コキ
誘導作業員さんが、待機しています
そして、操1番線に到着していた貨物の押し込みは、DE担当です!

DE10 1747(原色)+コキ編成押し込み
そして今度は、操1番線への貨物の引き出しです。これは変則でした

DE10 1747(原色)+コキ編成引き出し
粉雪を衝いてやって来ます。DE10の晴れ姿です。
この姿を見るのも、もう最後の可能性もありますね。
最後は僚機の確認です。

きょうの相棒はHD300型でした。車番は確認していませんが、昨日のローテーションからすれば恐らく502だと思います。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
- 2014/12/21(日) 17:45:00|
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皆さまこんばんは。
昨日3両目の配備になるHD300-503が新車到着整備中だった苗穂から、札タまで回送され、もう入換DE10の引退は待ったなしとなりました。昨日は札タに立ち寄れなかったのですが、目撃証言によれば木・金とDE1747が入っていたそうです。
きょうも午前中仕事の後、札タに出撃します。入換機は…

HD300-502+コキ 札タ構内 2014-12-20
502号機でした。
コキの編成長があり、どんどん撮影している手前までやって来て停止します。

ここから押し込みの後退を開始するのですが、その時に聞かれたのはグゥオーン、という吊り掛けモーターのサウンドで、高架下の空間に響き渡りました。
そう、こんな電車で聞き慣れた音です↓

クモハ54+クハ47 飯田線鳥居
1979頃撮影運行番号が77番台ですから、飯田線北部の伊那松島区所属の2連運用ですね。こんな南部まで足を延ばしていました。
旧形国電はモーターが現在の電車と違って吊り掛けでしたから、力行時に大きなモーター音と振動がありました。これと同じような音が、新型のハイブリッド機関車で聞かれたのはちょっとした喜びでした。
いまをときめくEF510型電気機関車やDF200なども吊り掛け駆動ですが、どうしてこのHD300に限って吊り掛けモーター音が良く聞こえたのか考えて見ると、電気機関車のブロアー音や、DF200のうるさいエンジン音がほとんどないことと、HDのエンジンはしばしば停止する設定なので、純粋にモーター音が聞かれるのでしょう
駐輪場に移動して、いまのHDの入換風景です。同業者が先に一人おいででした

HD300-502
そしてもう一両の入換機もいました。

HD300-501 札タ構内 2014-12-20
きょうはダブルHDの日ですね。いまでこそ新鮮ですが、来月からは毎日飽きるようにこのような光景が繰り広げられることでしょう。
ところで、最近札タで13時台に操3番線に引き出され、14:48頃本州へ向けて発車する、謎の貨物のことをご記憶でしょうか。この列車です↓

列番不明の列車
2014-12-02撮影ミツカンコンテナが載っているコキが連結されていますので、宇都宮タ行きまたは経由と思われますが、貨物時刻表にも記載がなく、また、最近の貨車は車票も廃止されているので長らく謎のままでした。
ところがひょんなことから列番が判明しました。今週日本列島を襲った低気圧でダイヤが乱れた時の運転計画表(12/19、07:00現在)です↓

どうです、おわかりになりましたか。
所定では札タ16:21発の8068レが「9068レ~8068レ、宇都宮タ行き」と記載されています。
札タ発時点で9000番台に変更されているのは…そう、青函トンネル新幹線供用化工事に伴う時刻繰り上げ変更でしょう!
これでつっかえていた謎がひとつ解けました。
それにしても、新幹線が青函トンネルを走り出すということは、道内貨物にとっては大きな影響がありますね。これで新幹線が本開通して、本数が増えて、トンネル内での速度も排他的にアップするとなると、貨物の入り込む隙間は残るのでしょうか。また、ダイヤ乱れの時にトンネルを通す優先順位は、と考えると、将来の見通しも決して明るくないかも…
きょうも最後までご覧いただき、ありがとうございました。
- 2014/12/20(土) 18:46:21|
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