皆さまこんばんは。
きょうは穏やかな天気かと思いきや、結構な降雪があって路面状況も悪い日となりました。
現在でも沿線出撃は地下潜航中ですが、きょうはちょっと珍しいものを見ましたのでアップしました。
ではご紹介はきょうの撮影順です。少々長くなりますが、ドキュメンタリー調に仕立てました
最初に撮影したのはタキ返空の8772レ。いつもとは場所が違い、これは千歳線南部です。

DF200-111+タキ 8772レ 2012-12-08
先般の輸送障害はどこへやら、この辺りは積雪がほとんどありません。緑や黒のタキをずらっと連ねて軽快に走って行きました
場所を移動し、高速石油輸送列車の8087レ。

DF200-4+タキ 8087レ 2012-12-08
先日はこれが凸凸で運転されたそうです。2シーズン前には、1週間程度のしばらくの期間、凸凸で運転されたことがありましたが、先シーズンは凸凸代走なし、今シーズンも単発だった模様です
そして場所を移動して8775レを待つもやって来ません。8775レよりも前にやってくるはずのS北斗、Sとかちや快速電車も来ません。
下り線の線路には折から激しくなった雪がみるみる積もり、反対側の上り線とは違う様相を呈しています。レール面上にも積もります。外気温は氷点下4度です

どうしたのだろうと思い、JRの運行情報サイトを見てみると、(キハ283系の)S北斗7号(5007D)がATSの故障を起こし、通過したビール庭園駅まで後退させるとのこと。
なるほど、それでは後続の列車もすべて来れないはずです。
反対側の上り線も、新千歳空港行きの快速エアポートは折り返しが詰まっているのでやって来ませんが、その他の普通電車や貨物列車はほぼ定時でやって来ます。
2082レ。

DF200-54+コキ 2082レ 2012-12-08
DFにもかなり雪が積もっています。札タでかぶったか、あるいは道北からやって来たかのどちらかでしょう。室蘭方面は悪天候のようですが、この列車の終着トマカから列番を変えて8170レを牽引して定時にヒムソや本輪西まで行くのでしょうか?気になるところです
かなりのインターバルの後に、大雪を衝いてやってきた列車に仰天しました!
いきなり雪の間から姿を現した車両は、1時間10分の遅れをもってやって来た、まぎれもなくATS故障を起こしたキハ283系S北斗7号です。が、直線区間だというのに大きく車体を傾けてやって来ました! どうぞ、ご覧ください!

キハ283系 5007D(S北斗7号) 2012-12-08
これにはびっくり、これまでもやや車体の傾いた状態で直線を走る振子気動車を見たことはありますが、これはスゴい! しかも全速力に近いように見えました。カメラが傾いているのではないことを証明するために、架線柱をトリミングせずに載せています。まあ、車体の傾斜は安全のためではなく、乗り心地の向上が主目的でしょうから問題ないのでしょうが、ATSの故障が、車体制御の狂いまで生むことを実感しました。まるで夢を見たような気分でしたね
そして、かわいそうな下り北斗星。こいつは、昨晩の三陸沖M7.3の地震のためにJR東日本管内で3時間近く遅れていて、終着間近となった千歳線で、10分先行していたS北斗の故障のため南千歳駅で抑止され、写真撮影ポイント時点でちょうど4時間30分の遅延となっていました。もう乗客も怒るどころか呆れて笑うしかなかったのでは。

DD511093+DD51+ハネほか 1レ(北斗星) 2012-12-08
予想外の長時間待っている間に周囲はどんどん暗くなり、露出を補正しなかったため、男らしいアンダー写真を追及する、ブロ友爺じゃさま風の写真に仕上がりました。 これも遅延に伴う怪我の功名とでもいえましょうか
そして先のS北斗の故障に伴う抑止で、恐らく美々あたりで抑止されていたと思われる、石油輸送列車8775レ

DF200-8+タキ 8775レ 2012-12-08
ブルーになった雰囲気のなかやって来ました。かなり雪が激しく、こうなったら牽かれているのがタキでもコキでも同じように見えてしまいます(笑) 抑止中に積もったのか、前面に雪が付いてナンバーが読み取れませんが、側面のナンバーで確認済みです。
きょうはこれから悪天候が予測されており、これからどうなるのか気になるところですが、どうか定時輸送、安定輸送でがんばってもらいたいと思っています。
きょうは貨物的にはスカの日でしたが、ちょっと珍しいものを見たのでアップしてみました。
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- 2012/12/08(土) 19:01:14|
- 日記(道内)
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