皆さまこんにちは。
桜前線も北上し、札幌では昨日開花宣言でした。ただ、今朝の時点で既に満開に近くなっており、例年に比べ開花からの日数では異常な速さといえます。
長らく函館五稜郭の有川埠頭入換運用専属となって押し込まれていた原色のDD51 1073、先月奇跡的に鷲別常駐に戻って来てくれましたが、機関区で寝ていたり、苫小牧入換でちょこちょこ走ったりしているだけでなかなかその姿を現してくれませんでした。その後も主として夜間となる帯広往復に入ったりしてやきもきさせていましたが、ついに4/26の8771レ次位に入り、翌日、今シーズン最終日の石北臨貨に奇跡的に投入されたことは既報の通りです。
しかしどうしても重連の先頭には入ってくれません。昨日も(小生は現認しておりませんが)8771レの次位機に入り、2082レは荷がなく単機で返ってきてしまったようです。もっとも、2082レに運用されたカマは順序通りであれば翌日の凸重連8771レの先頭に入るので、俄然きょうは期待が持てます。まあ何度も裏切られていますが、可能性があれば出動するのみです。
きょうは台風並みの低気圧が接近しており、強風に加え降雨も予測されていましたが、列車が列車だけに傘をさしての撮影も覚悟で出かけました。 今朝午前6時ごろの天気はいまにも泣き出しそうなどんよりした曇り。ともかく出発します。曇りだと撮影地点を選ばないので比較的楽です。原色先頭が予想されたので同業者多数を予期して目的のポイントに行ってみると、どなたもお見えになっていません。
天候は悪化するどころか、時々晴れ間も覗くようになり、あまりに強烈な光線を受けると前面がつぶれるので嫌だなあと思います(こんなのぜいたくですね)。理想は、明るい曇り。これを期待して待ちますが、それにしても風が強く、先に現場を通過する711系はブレてしまいましたので、写真は割愛します。
定刻になり、踏切警報器が鳴り始めます。
きょうは祝日ですが、8771レが荷ありで運転なのは、室蘭のフクちゃんさまのブログで確認済みです。
やってきたのは…

DD511073(原色)+1146(赤A更新)+タキ 8771レ 2012-05-03
期待に応えて、ついに真打ち登場です! これまでイレギュラーでさんざん待ちましたが、今朝は番狂わせはありませんでした。通いなれた道をタキを従えてやって来ます。
ここで次位機が原色でないなどと野暮なことはいいません。次への目標が出来たってプラス思考です。それくらい今朝は嬉しかったですね。
結局この場所では最後まで同業者は現れませんでした。
この列車の次にやって来る普通電車2727Mが、ブロ友のタケちゃんさまの日記によれば昨日は735系6連でやってきたとのことで、期待して待っておりましたが、残念ながら通常通りの721系でやって来ました。柳の下にどじょうは二匹いませんでしたね…
満足感とともに現地を離れ、用務があったためいったん引き上げます。
8771レの先頭に凸原色が入ったということは、当然狙いは5772レ、おっと、3月の改正で8772レになった石油輸送返空列車です。これには通常8771レの先頭の機関車が入ります。ただ、土休日にはウヤになったり、休日や月曜日にはDFが代走することもある、不確定要素の高い列車です。
狙いを定めたポイントへ到着すると、何やら自動車が数台、トラックまで止まっています。さては情報の早い同業者が集結しているのかと思いきや、さにあらず。ロングレールの交換準備作業で保線関係の方々が多数集まっているのでした。現場では「×作業中」という黄色の臨時標識も立てられ、線路脇に置かれた新しいロングレールを長手方向に引っ張って移動しています。
そんな中を北斗星が鋭いホイッスルと共に通過していきます

DD511140ほか
作業されている中での撮影が危ぶまれましたが、責任者と思われる方と列車監視と思われる方に丁寧に説明して撮影の了解が得られたため、ここで目的の列車を待つことにします。
待つことしばし、警報機が鳴りますのでウヤではなさそうです。
やってきたのは…

DD511073(原色)+タキ 8772レ 2012-05-03
バリ順で期待通りの凸1073号機がタキを14両牽引してやってきてくれました! 天候も悪化せず何とか持ってくれました。列車の陰に作業員の方が何名かいらっしゃるのですが、隠れて見えません。ロングレールが線路わきにあるのがわかると思います。定期的な交換があるので、折損事故も防げ、定時運行に寄与しているのですね。
責任者に丁寧に礼を言って現場を離れました。
さあ、これで目指す残りは原色重連ですね。ですが、それはうんと遠い道、果たして達成できるのかどうか…