みなさまおはようございます。
年が明けてから、初めての朝練に出かけることができました。これまで起床に失敗して一度も朝練に出かけられていませんでしたが、今日行けたのには理由があります。午前4時にトイレのため起床した後、寝ずに撮影に備えておりました(笑) では順を追ってドキュメンタリー風に書いてみます。
日の出が早くなって来たとはいえ、まだ撮影のために出発する時点では周囲は真っ暗です。現地についてもまだどんよりと暗く、これだったら撮影は新札幌のばりきちカーブにしたら良かったかな、と少し後悔しました。
これまでは暗くて撮影を諦めていた711系の2726Mが闇をついてやって来ます

711系(S-115編成) 2726M 2012-01-15
まだまだ明けきらないところです。今週多発した大雪によるダイヤ乱れで、運用がめちゃくちゃになり、旧塗色のS-110編成もどこにいるのかつかめません。
そして8771レを待ちます。日曜日なので運休ではないかと少々の不安はありますが、厳冬期なので運転されるのでは、と期待します。
あと1分以内に踏切警報器が鳴らなければウヤだな、と思う頃、順当に警報機が鳴りました。急いで配置に就き、カメラを構えます。
電車列車に比べて薄暗い、2灯の前照灯がカーブを曲がって来るのが見え、“良かった、8771レは運休でなかった”とホッとしたのもつかの間、エンジン音が軽く、タキを牽くような重々しさがありません。“しまった、きょうは機関車だけの回送だったのか…”と思って機関車に牽かれた車両を見て
仰天!
DD511137+ハフ+ハネ 201レ(はまなす) 2012-01-15
運行情報を見ていなかったのでびっくりしました。1時間17分遅れのため、8771レのスジに乗った急行はまなすをこの季節にゲットすることができました。後で調べてみると、JR東日本管内の降雪による影響だったようです。少し遅いお年玉プレゼントになりました。
この辺りでようやく日の出となり、空が綺麗に染まって来ました。JRの変電所と絡めて一枚。

無機質な機械の機能美を表現しようとしたのですが、難しいですね~
さて、悩みどころは201レにスジを取られた8771レが運転されるかどうかの見極めです。昨日の2082レの撮影の際は、低温と強風のために現場にとどまることが困難で、定刻に現れなかった列車をあきらめて早々と引き上げてしまいましたが、今朝は気温がマイナス9度とある程度低いのに無風状態で、あまり寒さを感じません。
8771レがスジをずらすときは、大抵後続の2727Mの直後に入ることが多いのですが、なぜかきょうは来ません。引き続き無風状態だったのと、今年最初の朝練だったので、珍しく待って見ることにしました。すると、2727Mの後続となる729Mの後で、警報機が鳴るではありませんか。
警報機が鳴りだしてから、なかなか列車が姿を見せません。やっとカーブを曲がって姿を見せたと思っても、さっぱり近づいて来ません。
どうやら、島松駅で先ほどの普729Mを退避したばかりで、発進加速中のようです。爺じゃさまのみたままですと、ビール庭園通過時点で既に729Mが先行していたとのこと。なぜかゆっくりゆっくりやって来ました。定数一杯の現車23両でした。

DD511156(赤A更新)+1056(原色)+タキ 8771レ 2012-01-15
22分遅延のために光も良く回るようになり、ご覧のとおり雪面に影が映っています。次位機の1056号機は石北へ向かうのでしょうか…?
最後のシーズンを迎えた石油輸送列車ですが、旅客会社ともども安全な輸送でがんばっています。
ファンである我々も、安全運行に協力して行かねばならない、との思いを新たにして、鉄道関係職員の方々に感謝しながら帰途につきました。