皆さまこんばんは
九州・沖縄地方をはじめ、本州四国とも広い範囲で台風のもたらす雨雲の影響が出ていて、この原稿を書いている時点でも東海道新幹線が雨規制で全線不通となっています
北海道でも朝から重い曇りで、午後からは風も出てきてやはり台風の影響が及んでいます
きょうの記事は昨日の画像から始まります

<苗穂JRライブ配信>苗穂工場向きカメラより
これのみ2023-06-01撮影昨日午後、JR貨物第一検修庫(西)からロイヤル色DE15 1545が自力で庫外に出てきて、そこから構内専用DEに牽引されて工場外へ出て、その後宗谷用キハ261系0を自ら推進して苗穂運転所構内に入りました
極めて珍しいことです
以前苗穂構内入換DEが黄色だったことがありますが、あれは工場外には出ませんでした
さて、一夜あけて今朝はどうなっているかといいますと

DE15 1545(ロイヤル色) 苗穂運転所
五稜郭までの回送票をつけたキハ183系の近くにいました。奥は転車台ですが、既に扇形庫はありません
そしてきょうは、早朝から札タで朝練を行いました

札幌貨物ターミナル 2023-06-02(以下同じため省略します)
操2番線で出発を待つのは、根室線貨物の2073レです。相当前の数年間、臨時列車になっていたことがありましたが、ここ数年は定期列車に戻っています
先頭に立つのは、道内ラストナンバーの121号機です
で、この編成の中には

UR17A のみのコキがありました。初めて見ました
早朝の札タには、本州からやってくる貨物が続々到着します
DD51の時代は根室線から到着する2078レが皮切りですが、現在は日本海縦貫線からやって来る3091レが最初になります

DF200-62(サインレス)+コキ 3091レ
大きくカーブを曲がってくる列車、牛乳タンクがあるので3091レとわかります
昨年からしばらくの間、コロナで給食の牛乳需要が減ったりした影響で牛乳タンクが長期間積載されなかったのですが、いまはこの通りです。もっとも個数もしょぼくなっていますが

札幌新道のガードをくぐって、到着しました

編成中には牛乳タンク1個です
頃名前は4個くらい通常あったのですがね
そして到着した編成からDF200が切り離され

HD300-501(サインレス)+コキ 3091レのコキ編成押し込み
コンテナホームに押し込まれていました
次に到着したのは、9時間あまり遅延した99レ

DF200-115(サインレス)+コキ 99レ(9時間12分遅延)
普段明るい時間帯にはここで見られない編成です

99レ
日通クールエコライナー31など、明るい時刻には見慣れないコンテナです
これにもしっかり日通の新しいロゴが入っています
今度は3087レです

DF200-5(赤スカサインレス)+コキ 3087レ
スカートが赤いだけで、映えますね
この3087レの特徴は

福通の長尺コンテナが4個連続で積載されていることです

本州の福山レールエクスプレスにはかないませんが、これが目の前を通過すると嬉しくなります
昨夏の水害以来、荷主の信頼が薄くなったのか、2個のみ積載の日も続きましたが、最近はほとんどの日が4連に戻っています
そして次にやって来たのは83レ。5tコンテナばかりで面白みのない列車ですが

83レ
なんだか様子が違いますね。クマがふたつついています

こうやって見ると5tコンテナばかりですしいつもの83レと同じように見えますが…

DF200-103+DF200-1(赤スカサインレス)+コキ 83レ
やはりクマ重でした
苗穂入場車は3055レがクマ重になって入場しますが、83レがクマ重になる時は、運用都合のことがほとんどです
しかしきょうは違いました

DF200-1(赤スカサインレス)[五]
トップナンバーの区名札受に回送の白票が入っています!
世にも珍しい83レによる回送入場です。検査期限からみて、特別検査とみて差し支えないでしょう
バックショット

DF200-103+DF200-1 83レ
ではどうして83レに連結されたのか考察してみると、
・本州を襲っている台風による雨雲で、明日以降の3055レの運休や大幅なダイヤ乱れが数日間予想され、前倒しで回送を計画した
・しかし本日の3055レも台風とは別の理由で6時間近く遅延していて、入場に間に合わない
・そこで白羽の矢が立ったのが83レ
といったところではないかと考えています
その後列車から切り離された機関車2両は

機折返線へと向かいました
ここでやっと1号機のお顔を拝めます

折り返して第二着発線へ向かうところです
この後、臨試9196レの次位で苗穂まで回送されました
その後苗穂工場構内での午前中の動きをライブカメラで観察していると
・JR貨物第三検修庫(西)から、特検入場中のDF200-3を構内DEが引き出し、北側のレンガ建屋へ押し込み
・9196レで到着したDF200-1を、構内DEが第三検修庫(西)へ押し込み
が行われていました。
ところが苗穂昼練をすると、13時過ぎに

収めたばかりの第三検修庫(西)から再びDF200-1が引きだれ…

折り返し転線して

DF200-1
今度は第一検修庫(西)へ収容されました
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました
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- 2023/06/02(金) 19:48:18|
- 日記(道内)
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皆さまこんにちは
土曜日ですが、平日と変わらず朝練しています

札幌貨物ターミナル 2023-05-27(以下同じため省略します)
左が3056レ、右が3084レの出発待ち編成です
アップで

左の3056レは赤スカのDF9、右の3084レはDF200-109です
さすがに経年のためか、DF200の故障車が増えていて、赤スカも8号機と12号機が故障で長期離脱です
今週も3054レ運用中のDF200-102が室蘭線の長和~洞爺付近で故障し、東室蘭操から急遽救援に向かったDF200重単DFのうち一両に救援されて、3054レ自体はもう一両が引き継いで五機まで7時間遅れで到着しています
そしてきょうは苗穂公開日です
入場中のカマに目的があったというよりも、故障修理中のDF200-8が数日間苗穂構内で野ざらしとなっており、見学しやすい場所にあることから出かけてみました
まず入り口入ってまもないところに旧型客車

SLニセコ用旧型客車 苗穂工場
ちょっと濃い紺色に塗られています。旧型客車の青色よりも濃い色ですが、黒ではありません
遠目にはわかりにくいですが、冬季工場構内でシートをかけることもなく野ざらしにされていたので、車体塗装も傷んできています
そして目的のDF8号機

DF200-8(赤スカ)[五]
1月17日に石北臨貨8074レ運用中北見を出てまもなく故障し、東相内から引き返した8号機です
後日8074レで無動力回送され、現在は苗穂にいます
本日の苗穂公開で展示するため外に出していたのか、それともほかの理由があるのかわかりません
いまだに修理に着手している気配もなさそうです
別の角度から

DF200-8
これは何年か前にもZリンクが外れて3055レを牽引中室蘭線の北入江信号場付近で脱線事故を起こし、長期入場修理となった経歴のある、いわくつきのカマです。その時の原因は整備の不良とされていますが、修理に至った原因は当時のブログで推定しています
この場所を工場外から俯瞰しますと、

左にDF200-8、そしてそのすぐ後ろに3つの白い建屋があります
右から順にJR貨物第一検修庫、第二検修庫、第三検修庫です
きょうは苗穂工場入口の記帳所で、「本日JR貨物は稼働日なので、見学の際は気を付けてください」との話がありました
第一検修庫です

JR貨物第一検修庫
C62の隣で、これを地上で見ると

第一検修庫
右側に入口の扉がありますが、ちょっと変です

あれま、窓が真新しい段ボールで塞がれています
以前はここから出場間近の機関車が観察できたのですが、どうやら塞がれてしまったようです
観察させないようにするあの組織の陰謀ですね!
でもね

側面の窓から見ることはできます
「Hybrid」とありますのでこれはHD300でしょう

東芝の銘板、そして2014年です。
そう、これは4月3日にDF200-115に牽かれて9196レで入場したHD300-503に違いありません
入場機関が長いことと、製造年から、最初の全検としか思えません。前2回は代走のHD300が新鶴見区から来ましたが、今回は代走なしのようです
その隣は

第一検修庫
DE15のようです。こちらは旅客なので今回これで観察終わります
続いて第二検修庫

JR貨物第二検修庫
こちらは手前側からの観察はできないので、向こうの北側からの観察になります

中央に緑の扉がありまして

のぞき窓が、こちらも真新しい段ボールで塞がれています!
ここでもあの組織の陰謀です
隣の窓から除くと

JR貨物第二検修庫
ラッセルヘッド付きDE15です
最近回送されてきたのがありますから、それでしょうか?
右側(東側)の遠路はからのようでした
そして第三検修庫

JR貨物第三検修庫
これも同じく向こう側の北側から接近します

JR貨物第三検修庫
アップで

第三検修庫
これは、模造紙か何かで塞がれています
ここもあの組織の陰謀です!
右のシャッターの除き窓から見ると

第三検修庫
DF200まで番号が読めます。番号がわかりませんが、このスタイルからすぐにわかりました

DF200-901
そう、901号機でした。反対側は前面番号がはがされていましたが、こちら側の番号はそのままです。
1月28日の観察時には前面窓が取り外されて、ビニールの仮覆いでしたが、なぜか再びはめ込まれています
どうしたのでしょうか?
この901号機は東側の線路にいました
西側の線路にいたのは、側面から観察で暴きます

JR貨物第三検修庫
RED BEARのロゴがありますから、DF200です
8号機、901号機以外で苗穂にいるDFは、特検の3号機だけです
まとめると、
JR貨物第一検修庫 東側 HD300-503(全検)、 西側 DE15(旅客)
JR貨物第二検修庫 東側 DE15(ラッセルヘッドつき、旅客)、 西側 カラ
JR貨物第三検修庫 東側 DF200-901、 西側 DF200-3(特検)
ということになります、今後は北側からの観察が困難になったので、南側のJR貨物監視カメラ(正式名称は苗穂JRライブ配信)を高性能カメラにグレードアップして、シャッターの開いた瞬間を狙って観察を計画しております
最後にショッキングな光景も…

キハ281系絶賛解体中
JR民営化のフラッグシップモデル、振り子式気動車として札函間の北斗としてデビュー、最速同区間を2時間58分で駆け抜けたこともあるキハ281系ですが、全車引退して、輸出されることもなく解体されています
現在は、停車駅も増え、新幹線開通により上下とも仁山経由で運転されるようになり、安全のために振り子のない車両に変更され、所要時間もだいぶん延びています
後継だったキハ283系の運用されていた釧路方面は驚くほど旅客数が減っています
かつて勢いのあったJR北海道、新幹線に未来はあるのでしょうか
きょうも最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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- 2023/05/27(土) 18:34:52|
- 日記(道内)
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皆さまこんにちは。
札幌も昨日今日は最高気温が30度になるという、初夏の日差しです
さて、夏至の近づくこの季節、午前3時台から外が明るくなるため気になり、チェックしたところ数十人単位という大量の撮り鉄が苗穂の線路沿いに発生していました
これは何かあるぞと沿線で待ち構えますと…

DE10 1690(原色)[釧]+キロ18
2+キロ18
2 2023-05-26
やっぱり。やってきました。
アップで

ハイデッカーキロを釧路車両所へ運び、解体するものと思われます
うち1両は、新特急色の504で、相棒の新特急色キハ183とは永遠に袂を分かつことになりました
その後札タで朝練です

DF200-59(サインレス)+コキ 3056レ 札タ操2番線 2023-05-26
既に3084レは出た後で、陽光がまぶしいです
・苗穂入場クマはありませんでした
(しかし、苗穂ライブカメラできょうは721系の本線試運転があり、赤スカのDF200が引き出しバイトをしていましたから、臨試9196レは運転された模様です)
そしてこれは昨日の画像ですが

DF200-8(赤スカサインレス) 苗穂工場/車両所構内
2023-05-25撮影石北線の8074レ運用中東相内で故障して、苗穂車両所内に長期間留置されているカマではないですか
昨日の午後JR貨物第一検修庫からこの位置に引き出され、実は本日(5/26)まで夜間も出されたままでした
一体どうなるのでしょう?
きょうも最後までご覧いただきありがとうございました。
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- 2023/05/26(金) 12:09:17|
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皆さまこんばんは
このところ更新頻度が高くなっております
先日の甲種のカマ返しは昨日の50レ本務機(本来の50レ牽引機は次位回送)で行われました
きょうの朝練です。
・苗穂入場クマありませんでした
・3084レが昨日出場車のついたクマ重でした
撮影にリスクがありましたので、本日は札タの写真はありません
ということで札タを早々に後にし、沿線に

片桐作場踏切(通称バクチ踏切)から札幌方を遠望 2023-05-20(以下同じため省略します)
目的の3084レは向こうからやって来ます。よく被る対向の特急電は手前からやってきます
上野幌の下り本線場内がきょうはなかなか進行現示に変わりません
これは被るかもです。

恐れが的中して、最初に点灯した矢印は、3084レの接近を示す上りでした
そして次の瞬間

対向の特急電接近を示す下り矢印も点灯しました
そして、まさに踏切の前付近で離合しましたのでやっと撮影できたのはこのカットのみでした

DF200-119(サインレス)+DF200-114(サインレス)+コキ
やはりバクチ踏切だけのことはあります。怖い怖い。
バックショット

フルノッチで力行して行きます


最後尾

このまま五稜郭を目指して進んで行きました…といいたいところですが、どっこいそうは問屋が卸さないのでした
道南の沿線で待つブロ友からいつまで経っても3084レが来ない! と連絡があったので調べると、ここにいました

苫小牧貨物駅(15時半頃撮影)
手前のDF200-59は時変3086レ、そしてその奥はクマ重ですもちろん、今朝札タを出たはずの3084レです
線路の反対側に回り込んで撮影

DF200-119+DF200-114+コキ 3084レ 苫小牧貨物駅
すでに時変3086レは発車していました
最初はカマ故障かと思ったのですが、違いました。昨日(19日)発の3084レが東北線内の須賀川付近を走行中、架線障害に遭遇して牽引機EH500-14のパンタを2個とも壊し、駅間停止。沿線が長時間不通となり、結局救援機EH500-17を最後尾に連結して救出という事案がありました
そのあおりできょうの3084レは苫小牧貨物で24時間手配になってしまったようです
牽引機

DF200-119 3084レ
回送車

DF200-114
まさかここでまる一日晒し者になるとは思わなかったでしょうj
ということで明日日曜日、苫小牧貨物以南の道内では、3084レがクマ重で走りますので、そこのところよろしくです
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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- 2023/05/20(土) 23:31:20|
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皆さまこんばんは
きょうも実り多い日でした。
まずは朝練です
本日未明737系甲種12両を牽引して手稲に到着したDF200-61は午前1時過ぎに単機で札機に戻されていました
これが今朝の3084レの次位に連結され、五稜郭機関区まで戻されることが多いので、さっそくチェックしました
したところがきょうの3084レは、DF200-117で、回送車はついていませんでした。はて?
結局61号機は昼の50レの本務機として、本来50レを牽引するはずだった119号機を次位回送にして帰還したようです
確かに3084レだけでなく50レも回送車連結指定列車ですが、どうしてイレギュラーが発生したのかと考えると、元々きょうの3084レに回送車連結予定があったものの、ぽしゃったということが真相のようです(笑)
さて、その理由は昼にわかりました

札幌貨物ターミナル 2023-05-19(以下同じため省略します)
おやおや、なんだか日の当たるところにDFがおでこを光らせています。こんなの初めて、イレギュラーです

回転一区に置かれた苗穂車両所出場DFですが、普段はこの写真の向かって右側の橋脚あたりの前に置かれていました

DF200-114
停止位置がかなり西に寄っていますので、この通り特検出場して、ただでさえ目立つおでこが、日の光に輝いています
女子だったら、前髪垂らして隠したくなるところでしょうね
側面から観察します

DF200-114
これまでは前から後ろまですべて日の当たらない道路下に置かれていましたが、この通りかなり外れています
写真撮影にはちょっと難しいですね
先頭部

おでこのカバーが綺麗になっているのが特検の特徴で、反対側のエンドも同じく綺麗になっています
また、区名札差に回送の白票が入っているのがわかります
台車のアップ

一部のダンパー類も交換されているように見えます。そして、いつもならここにあるはずの黄色い手歯止(スコッチ)が見当たりません
反対側のエンドです

こちらもダンパー類も交換されているようですが、やはり手歯止はありません
これは取り付けるのを忘れたか??

なんと、中間台車にしっかりと手歯止がついていました!
しかしこの位置だと外すの忘れませんかね?
全体像

DF200-114(サインレス)[五]
明日回送でしょうか。それにしても回送車が重なった時、三重連にならないのはわざと外しているのでしょうか
札タ昼連はこれで終わりましたが、その後は苗穂昼練が待っていました

苗穂工場/車両所
13時過ぎの苗穂ですが、貨物第一検修庫の西側番線から赤スカのDFが構内DFに引き出され、構内道路を挟んで奥のレンガ庫に移動、逆に写真右側の赤スカDF3号機が、第一検修庫西側の番線に収容されました
3号機といえば特検、そしてもう一両の赤スカ、901号機はブルーシートで車体中央部が覆われていますし、そもそも前面形状が量産機とは違います
とすると、石北線相ノ内で8074レ運用中故障して長期運用離脱している修理中の8号機です
そしてきょうは夜練も行いました
本日で運用終了となるキハ143系。最後の営業列車は、東室蘭発札幌行き普通列車
苗穂駅で迎え撃ちました

キハ143-101+キハ143-151 苗穂駅
鉄道ファンが乗り込んで、立客も目立ちました
2両編成ですが、北広島でナイター開催時は電車で代走して造血したこともあるようですが、明日からの737系置き換え後ナイター開催時には737系で増結が見られるのでしょうか?

タイフォンとともに発車しました。次は終点札幌、これでキハ143系の営業運転が終了します
国鉄時代は各駅ごとに普通列車はタイフォン鳴らしているので違和感を覚えませんでしたが、考えてみたら近年はやらないですね
バックショット

札幌へ向けて最後の力走です。
きょうも最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2023/05/19(金) 23:40:48|
- 日記(道内)
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